4Gamer 女子部（仮）
イベント
「華Doll* -Air Quotes- Anthos* Stage Event 2024」レポート。個性溢れたライブと朗読劇，アニメや新シーズンの最新情報も盛りだくさん！
ムービックによる“知的興奮型”音楽ドラマCDコンテンツ「華Doll*」（ハナドール）のイベント「華Doll* -Air Quotes- Anthos* Stage Event 2024」が，2024年8月4日に東京・文京シビックホール 大ホールで開催された。 |
昼夜2公演実施された本イベントでは，「Anthos*」（アントス）のキャストである濱野大輝さん（影河凌駕役），堀江 瞬さん（八代刹那役），伊東健人さん（灯堂理人役），駒田 航さん（チセ役），土岐隼一さん（如月 薫役），山下誠一郎さん（結城眞紘役），増田俊樹さん（清瀬陽汰役）のフルメンバーが出演した。ライブと生朗読劇はもちろん，ファン待望のドラマCD新シリーズやアニメの最新情報も公開された。本稿では，夜の部のレポートをお届けしよう。
なお，本記事ではイベントのネタバレとなる記述や写真を掲載しているので，これから配信チケットやBlu-rayの購入予定がある人は注意してほしい。本ライブのアーカイブオンラインチケットは，イープラスのStreaming+にて8月11日21：00まで発売中だ。価格は各3800円（税込）で，視聴期間は両公演ともに8月11日23：59までとなっている。
※2024年8月6日12：00，初出時の土岐隼一さんのお名前と，清瀬陽汰のキャラクター名に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます
配信チケット情報はこちら
【日時】
2024年8月4日(日)
【会場】
文京シビックホール 大ホール
【出演者】※敬称略
濱野大輝（影河凌駕 役）
堀江 瞬（八代刹那 役）
伊東健人（灯堂理人 役）
駒田 航（チセ 役）
土岐隼一（如月 薫 役）
山下誠一郎（結城眞紘 役）
増田俊樹（清瀬陽汰 役）
※写真は昼公演のものです
待望のライブ開幕。序盤ではランウェイ披露も!?
夜の部は，キャスト全員での「Liberation」から始まる。黒×シルバーを基調としたお揃いの衣装をまとったキャストのパフォーマンスに，会場のファン＝Antholic（アントリック）も大きな声援を送り，ペンライトを振って初っ端から大盛り上がり。続けて，クールなダンサーを従えて「R.N.P.N」を披露し，増田さんが指を銃に見立てて「バーン！」とAntholicを狙い撃つポーズでは，より一層大きな歓声が上がっていた。
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怒濤の2曲を終えたあとのオープニングトークでは，土岐さんの進行のもとキャスト一人ひとりからメッセージが送られた。今年のイベントでもAnthos*のメンバーが7人全員揃ったこと，会場のAntholicの温かい声援にキャストたちはニッコリだ。増田さんは冒頭で披露した「Liberation」について「7人で披露することの安心感があった」と語っていた。
これまでの「華Doll*」のイベント全部に参加しているAntholicはいるかどうかを聞く場面では，イベント全通（全出演）の濱野さんまで挙手するひと幕も。また，本イベントのテーマが「強調」であることや，タイトルのロゴデザインに関する秘密まで話は及んだ。
ほかには，昼の部で行ったランウェイを夜の部でもノリノリで披露したり（髪をかきあげる仕草がセクシーな伊東さん，歩き方がオーバーな山下さん，「バーン！」ポーズでAntholicを狙い撃つ増田さん），駒田さんが配信を観ている海外のファンに向けて恒例の英語で挨拶をしたりと，序盤ながらも見どころがたっぷりだった。
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キャストの力量も試された愉快な朗読劇
夜の部の朗読劇では，Anthos*が与えられたミッションに挑戦する番組で，早口言葉対決を行う模様が描かれた。お題を出す人と答える人に分かれて，順番に早口言葉に挑戦していく。ちなみに朗読劇ということで台本はあるのだが，早口言葉に関してはキャスト自身本気で挑戦していた。
最初は陽汰からの出題「生素，生米，生玉子」。「生麦」「生卵」の誤字を指摘されて陽汰が恥ずかしがるなか，回答者の眞紘は見事にクリアする。続けて，食いしん坊な薫が出題した「しゃぶしゃぶすき焼き焼肉」を凌駕が成功させた。
ここまで順調であったが，凌駕の出題「手術室の魔術師」に挑戦した刹那が失敗してしまう。ほかのメンバーが「ノイズが入ったかも！」とフォローをするなかで2回目に挑戦するも，またもや失敗……（「やばい，やばい！」と素に戻って焦る刹那役の堀江さんが非常に可愛らしい）。最終的に何とかクリアして，陽汰は「すっげー！ 刹那兄，一発成功！」と何事もなかったように続けて会場をわかせた。
その後，刹那の出題を陽汰が，理人の出題した英語の早口言葉をチセが成功させた。終盤では，チセ出題「にゃんこ，子にゃんこ，孫にゃんこ」に回答する薫が，理人からの無茶振りによって猫ポーズのジェスチャー付きで早口言葉（ゆっくりだったが可愛いので問題なし）を披露するひと幕もあり，Antholicたちも大いに盛り上がる。ラストの眞紘出題は，理人が余裕でクリアした。
続けて第2ラウンドへ……と思いきや，「尺の都合上，この戦いはカットされた」とアナウンスが入り，場面は結果発表へと移る。カットされた間に4ラウンドも戦いを繰り広げた結果，薫と刹那が1位を獲得した（早口言葉を唯一失敗した堀江さん自身は悔しそうな表情であった）。一方，最下位だった理人は罰ゲームとして“最高の愛嬌を披露する”ことになり，弱々しく猫ポーズをきめ，会場から歓声が上がる。恥ずかしさから「早く終われー！」という理人の魂の叫び，みんなのありがとうの言葉で朗読劇は終了した。
それぞれの個性爆発のソロ曲コーナー
朗読劇のあとは，お待ちかねのソロ曲のターンへ。曲に合わせて変幻自在に舞うダンサーさんや光による演出を駆使して，キャストとキャラクターそれぞれの個性が色濃く出たパフォーマンスを，ノンストップで堪能できる時間となった。
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薔薇を持って歌唱する姿が王子様のように優雅だった土岐さんの「Girl,it's you」。ダンサーさんのリボンを使ったダンスがとても芸術的で，土岐さんの儚げな雰囲気にマッチングしていた。
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土岐さんとハイタッチをして現れた増田さんは，「Favorite Playlist」を披露した。陽汰の魅力が伝わるリズミカルな楽曲のサビでは，会場も一緒に大合唱！ 曲中ではダンスを披露するひと幕も見られた。
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伊東さんのきりっとしたダンスも見られた「一方恋」。踊りながらでも一切ぶれない歌声にうっとりしてしまった。ダンサーによる扇子を使用した舞は，和を感じられてステキだ。
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駒田さんの高音での入り，流ちょうな英語での歌唱に心奪われた「Diamond」。合間に見せてくれた片手ハートやファイティングポーズがほほ笑ましい。最後，薔薇にキスする仕草はずるい……！
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さわやかでイノセントな雰囲気の楽曲「Something in the air」を，まっすぐに歌い上げてくれた堀江さん。小指を出して約束ポーズを決めた場面では，心の中で自分も小指を出してしまった。ひらひらと綺麗な白い布持って踊るダンサーさんはまるで妖精のようだった。
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ジャジーでちょっぴりブラックな雰囲気と，濱野さんの色気のある声がぴったりの「My CAMERA」。力強いラップや，曲中に見せてくれた脚を蹴り上げる振付が男らしくてキュンとさせられた。
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山下さんのかっこいいラップで始まった「RED Toxic」。ダンサーさんを交えての，まるで演劇を観ているかのような振付や演出が見応えたっぷりで，会場からも歓声が沸き上がっていたのが印象的だった。
ライブ終盤では最新情報＆感謝詰まった笑顔が花開く♪
ソロ曲のあとは，再び全員が集結して，椅子にゆったりとかけて「Mirage in Mirage」を歌い上げる。キャストそれぞれの声の特徴を味わえる，7人のハーモニーが心地いい1曲だ。
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最新情報コーナーでは，CDやグッズだけでなく，「華Doll*」4th season制作決定の告知もあり，「Human or Doll」というダークなタイトルビジュアルも公開された。
さらに2025年にアニメ放送決定の情報では，キービジュアルやティザーサイトが公開された。少しずつアフレコが進んでいること，駒田さん曰く「密度がすごい！」とのちょっとした小話も飛び出す。これに加え夜の部では，本イベントの模様を収録したBlu-rayを2025年3月7日に発売することも明かされた。
楽しい時間はあっという間に終わりの時間に近づいて，キャスト一人ひとりから感謝と希望に満ちたメッセージが送られる。そして山下さんの呼びかけで「Clap! Clap! Clap!」が披露された。会場が一体となっての掛け声＆クラップで会場のボルテージは最高潮に。そんな盛り上がりを経て，笑顔満点のキャストからマイクオフで「ありがとうございました！」の言葉が送られたところでライブは閉幕する。
キャストたちが配信カメラに向けて，次々と片手ハートや投げキッスを送って捌けていく姿が印象的だった。最後の最後で，土岐さんの人差し指を口元に当ててからの投げキス，増田さんのおかわり「バーン！」ポーズに，筆者同様に心を奪われてしまったAntholicも多いだろう。終わりまで油断できない，ときめきいっぱいのライブであった。
それぞれの個性が垣間見られた朗読劇，全員曲からソロ曲まで堪能できたライブで盛り上がった「華Doll* -Air Quotes- Anthos* Stage Event 2024」。アニメやドラマCD新シーズン制作決定で，期待高まる「華Doll*」に今後も注目しよう。
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「華Doll*」公式サイト
（C）2019HANA-Doll
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