プレイレポート
[プレイレポ]親子で楽しめる「ディズニー イリュージョンアイランド 〜ミッキー&フレンズの不思議な冒険〜」は,ミッキーやドナルドでプレイする戦闘のないメトロイドヴァニアだった
「イリュージョンアイランド」は,だまされて,トラップだらけの不思議な島「モノス島」にやって来たミッキー,ミニー,ドナルド,そしてグーフィが,島に散らばる3冊の神秘的な本を取り戻し,世界を救うために駆け回るという2Dプラットフォームアクションだ。1人でも楽しめるが,4人でプレイすればさらに楽しいという協力プレイに対応している。
「イリュージョンアイランド」の最大の特徴となるのが,ステージが1つの大きなマップで構成されていることだ。例えば,ドアを開けるためにカギを探して回るといった探索要素がゲームの基本になっている。プラットフォームの上や壁でうごめくクリーチャーたちはいるものの,プレイヤーはクリーチャーの頭上を飛び越えたり発射物を避けたりしながら目標の地点へと駆け抜ける,「戦闘要素のないメトロイドヴァニア」として,大人から子供までプレイできる遊びやすさが前面に出されている。
ゲームの説明をしてくれたデモ担当者によれば,「本作は子供向けゲームというより,親子向けのゲーム」として企画されたものだという。スキルの異なる複数が一緒にプレイするためのアイデアが詰められており,例えば,通常では3つのハートマークで示されるライフがなくなれば,数十秒間プレイできなくなるが,ほかの仲間がチェックポイントに到達することで蘇生する。ゲーム開始時には,「無限ライフ」の設定もできる。
デモ版で筆者がプレイしたミニーは,ジャンプ時にほかキャラクターより滞空時間が少し長くなるという特殊能力を持っていたが,基本的に走るスピードはどのキャラクターでも同じであり,不得意なキャラクターができたりしないような配慮が施されているという。
本作は,「レイマン レジェンド」のプレイフィールと,「Cuphead」のアートスタイルで家族向けのメトロイドヴァニアを作り上げたといった雰囲気だ。ライフがなくなることのストレスはそれほど感じられず,デモ版では,「こっちはまだ探検したことないよ」「ちょっと待ってよ」といったコミュニケーションを取りながらのプレイが面白かった。日本での発売は7月28日で,すでに予約ページも公開されている(関連記事)。子供たちと一緒にプレイしたいというゲーマーのお父さん,お母さんはチェックしておこう。
ニンテンドーeショップ「ディズニー イリュージョンアイランド」販売ページ
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ディズニー イリュージョンアイランド 〜ミッキー&フレンズの不思議な冒険〜
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(C)2023 Disney
- ディズニー イリュージョンアイランド 〜ミッキー&フレンズの不思議な冒険〜 -Switch
- ビデオゲーム
- 発売日:2023/07/28
- 価格:¥4,500円(Amazon) / 4664円(Yahoo)