ニュース
「Trans-Siberian Railway Simulator」の最新トレイラー公開。さまざまな危機を乗り越えてポンコツ列車でシベリアを横断せよ
Steamの「Trans-Siberian Railway Simulator」ストアページ
2年ほど前から開発中の映像が公開されるなどしていた「Trans-Siberian Railway Simulator」は,プレイヤーが1960年代に製造された列車「VL10」を操って,ロシア領土の東から西へと横断するシベリア鉄道を走らせるという一人称視点のシミュレーションゲームだ。
旧式車両なのですぐに故障するため,スペアパーツを使って自分で修理したり,途中の駅で必要部品を調達したりしておかなければならない。もちろん,シベリアの原野を走るだけだからと信号のチェックを疎かにしていると,車輪が痛んだり,事故が発生したりすることもあるようだ。
「Trans-Siberian Railway Simulator」には“シミュレーターモード”だけでなく,“サバイバルモード”も用意されている。サバイバルモードには,空腹やのどの渇き,病気,凍傷などの要素があり,今回のトレイラーでは夜の寒さを紛らわせるためなのか,運転中にアルコール飲料を摂取して寝落ちしてしまうという,不穏なシーンが紹介されている。
また,ゲーム中にさまざまなイベントが発生するようで,線路上に倒れた樹木をチェーンソーで処理しなければならず,シカやトナカイを轢くとフロント部分にダメージを受けてしまう。オオカミやヒグマなどの獰猛な野生生物が襲ってくることもあるので,ハンティングライフルやピストルを扱えるようになっている。さらに,突然銃器で襲ってくる異常者が乗り込んできたり,怪しい物資の運搬を強要してくるマフィアや,賄賂を求める警官たちも登場したりと,ロシア領土の横断は一筋縄ではいかないようだ。
公開されているSteamストアページの情報によると,“近日登場”と表記されており,インタフェースや字幕だけでなく,音声も日本語に対応する予定になっている。列車系のシミュレーションゲームなのにシューティング要素もあるというのは珍しく,発売を楽しみにしておきたいところである。
- 関連タイトル:
Trans-Siberian Railway Simulator
- この記事のURL: