歴史を学べるゲーム「The Oregon Trail」，Appleが映画化を進行中。「バービー」風のミュージカルナンバーも登場するアクションコメディ

　Appleが，ゲーム「The Oregon Trail（オレゴン・トレイル）」の映画化を進めていることが，Hollywood Reporterなど複数の海外メディアで報道されている。

‘Oregon Trail’ Action-Comedy Movie In Development at Apple (Exclusive)

　「The Oregon Trail」は，1971年に歴史を学ぶ教育用ゲームとして公開され，1974年に商業化されたシミュレーションゲームだ。商業化以降はさまざまなプラットフォームに展開され，リメイク版も制作されたので，一度は遊んだことがあるプレイヤーもいるのではないだろうか。

　なお，作品名にあるオレゴントレイルとは，19世紀に開拓者たちが通った主要道のひとつである。プレイヤーは開拓者たちのリーダーになり，西部を目指す冒険に出発する。ゲーム内では，メンバー管理などを行いつつ，怪我や病気などさまざまなトラブルへの対応も求められ，旅の厳しさを体験できる。


　今回発表された映画版はアクションコメディとなり，「バービー」風のミュージカルナンバーも登場するという。
　制作陣も明らかにされており，「シング・フォー・ミー，ライル」を手がけたWill Speck（ウィル・スペック）氏とJosh Gordon（ジョシュ・ゴードン）氏が監督を，実写映画「アラジン」の劇中歌を担当したBenj Pasek（ベンジ・パセク）氏とJustin Paul（ジャスティン・ポール）氏が音楽をそれぞれ担当するとのこと。


　現時点で日本での公開は明らかにされていないものの，どのような作品に仕上がるのか続報に期待したいところだ。興味のある人は，リメイク版を遊んで想像を膨らませてみてもいいだろう。


※記事内の画像はNintendo Switch版のもの（My Nintendo Storeより引用）