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［インタビュー］「イケメンヴィラン 闇夜にひらく悪の恋」キャスト第2弾は，大塚剛央さん，斉藤壮馬さん，江口拓也さん

2023/02/20 20:00 　サイバードは，同社が展開する女性向け恋愛ゲーム「イケメンシリーズ」の10周年記念作品となる「イケメンヴィラン 闇夜にひらく悪の恋」（iOS / Android）を，2023年春にリリースする。これに先駆けて，作品やキャラクターへの印象，“ヴィラン”にちなんで最近した「悪い」こと，などを聞いた出演キャストへのインタビューを全3回に分けてお届けしよう。第2弾は，大塚剛央さん，斉藤壮馬さん，江口拓也さんだ。

「イケメンヴィラン 闇夜にひらく悪の恋」公式サイト

魅力的なところといえば……美しい顔ですね。
エルバート・グリーティア役 大塚剛央さん

大塚剛央さん

エルバート・グリーティア

――作品の印象を教えてください。

エルバート・グリーティア役 大塚剛央さん（以下，大塚さん）：
　エルバートがとくにそうなのかもしれないですけど，仄暗い印象がありました。あと，ふだんできないような，いけないことをしている気持ちよさみたいなものを味わえる作品なのかなと感じましたね。

――ご自身のキャラクターの第一印象と魅力ポイントを教えてください。

大塚さん：
　彼のバックボーンが描かれた設定資料をいただいているんですが，第一印象としてはこのキャッチコピー（偏執的な憂いの貴公子）にあるように憂いを帯びている人で，相手に対しての距離感がすごく遠い人だなと思いました。それはなぜかは今は言えないんですけど，プレイしていただければ分かってきます。ほかに魅力的なところといえば……顔ですね（笑）。美しいところと，彼がなぜ美しいものに貪欲なのか，性質的なものはあるんですけど，そこを見ていただければと思います。

――ご自身のキャラクター以外で気になるキャラクターとその理由も教えてください。

大塚さん：
　個人的に，見た目で好きなのは，エリス（CV：佐藤 元）だったんですよね。このなかだと彼が一番エルバートと近しいものを感じるので，そういう意味でも気になります。あと，エルバートの仲の良い人になっちゃいますけど，アル（CV：斉藤壮馬）も，彼と接している面じゃないアルを僕は知らないので，気になりますね。

――収録で印象的だったセリフはありますか。

大塚さん：
　ほかのセリフでもそうなんですけど，蝶の標本を作るうえでのセリフの流れに，エルバートの美しいものを欲する気持ちというか，台本を読んだときに内面の部分がゾワッときて，そこが印象的でした。

――「イケメンヴィラン」というタイトルにちなみ，最近した「悪い」ことを教えてください。

大塚さん：
　悪いことではないかもしれないですけど，最近タクシーを使いすぎています。もちろん，仕事から仕事の合間に時間がないときに電車よりタクシーで行くんですけど，そうではないときもちょっと人多いから乗っちゃおうとか，歩くの疲れたなとか，タクシーを使う頻度が多くなったので止めたいです。自分にとってこれは良くないなあと（笑）。

――今回はヴィランの役ですが，ヒーローものの映画やドラマ，アニメなどでご自身が惹かれがちなのはヴィラン側ですか？　ヒーロー側ですか？　理由も教えてください。

大塚さん：
　どちら側にも理由があって，それが自分にとって応援したくなるものであればどちらにも惹かれます。キャラクター的には，わりと報われない人が好きで，恋だったり，やりたいことだったりにもがいて苦しんでいる姿がすごく魅力的に感じるんですよね。なのでそれがヒーローでもヴィランでも共感できるほうに惹かれます。

――ファンの皆様へのメッセージをお願いします。

大塚さん：
　「イケメンシリーズ」10周年の作品ということで，関われて本当に幸せだと思います。すごくいけない人たちがいっぱいいらっしゃるので，ぜひ一緒に悪いことをして，いけないことをして，恋をしてください。とくにエルバートを応援してほしいですけども，魅力がたくさんあるキャラクターがそろっているので，一緒にこの作品を応援して，盛り上げていっていただければと思います。よろしくお願いいたします。

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「躾は得意なんです」というセリフも好きでした（笑）。
アルフォンス・シルベチカ役 斉藤壮馬さん

斉藤壮馬さん

アルフォンス・シルベチカ

――作品の印象を教えてください。

アルフォンス・シルベチカ役 斉藤壮馬さん（以下，斉藤さん）：
　以前も別の「イケメンシリーズ」に出演させていただいたんですけど，今作は「ヴィラン」をテーマにしているとのことで，キャラクターたちはかっこいのはもちろん，各々尖った部分を持っていて，そこがとても魅力的な作品だなと思いました。最初は「まだ候補で決まるか分からないです」みたいな状態でお話をいただいたんですけど，可能なら出演させていただきたいと思ったので，決まって嬉しかったです。

――ご自身のキャラクターの第一印象と魅力ポイントを教えてください。

斉藤さん：
　最初に絵を見たときは，もう少し慇懃無礼（言葉や態度などが丁寧すぎて，かえって無礼であること）な人というか，執事っぽさのある人なのかなと思っていました。でも実際台本を読むと，それもなくはないんですけど，もっとすごい……僕は個人的にはこういうキャラクターは大好きですが，駒鳥ちゃんは大変だっただろうなと（笑）。魅力的ではあるんですけど，危険をはらんだキャラクターですね。キャラクターとしては好きなタイプだったので，非常に楽しく演じさせていただきました。

――ご自身のキャラクター以外で気になるキャラクターとその理由も教えてください。

斉藤さん：
　あの狐の人……ハリソン（CV：杉山紀彰）です。こういう飄々としたキャラクターが好きなので，どういう人なんだろうと気になりますね。

――収録で印象的だったセリフはありますか。

斉藤さん：
　本筋にはあまり関わるところではないんですけど，まず「駒鳥ちゃん」「駒鳥さん」っていうのが，最初そのキャラクターのデフォルトネームかと思っていたんですけど，半分くらいまでチェックして「あ，これは愛称なのか」と気づいて面白かったですね。ほかでは聞いたことのない呼び名だったのでオリジナリティがあるなと思いました。実はアルフォンスのこの感じで，「駒鳥さん」と言うのが結構難しくて意外と苦戦したんです。

　あとは，「躾は得意なんです」って躾系のセリフも好きでした（笑）。この人，全セリフが決めゼリフみたいなところがあるんですよね。あ，ロジャー（CV：江口拓也）をあおっているシーンも楽しかったです。ほかのキャラクターとの会話の感じをもっとやってみたいと思うくらい，良いキャラクターでした。

――「イケメンヴィラン」というタイトルにちなみ，最近した「悪い」ことを教えてください。

斉藤さん：
　このへんで飲むのをやめたほうがいいだろうと思ったんですけど，次の1杯に手を伸ばしてしまった……ということですかね。気をつけていきたいと思います（笑）。

――今回はヴィランの役ですが，ヒーローものの映画やドラマ，アニメなどでご自身が惹かれがちなのはヴィラン側ですか？　ヒーロー側ですか？　理由も教えてください。

斉藤さん：
　僕は断然ヴィラン側です。役者はやっぱりヴィランをやりたいって人が多いんじゃないかな。ヒーローにも，もちろんいろいろなヒーロー像がありますけど，基本的には作品の主軸を担っていくわけだから，そこまで突飛な造形がしづらいというか。でもヴィランは敵なので，むしろ突飛であればあるほど魅力が際立つと思います。自分が演じる側としても，ヴィラン，悪役というのは，非常に楽しいし惹かれますね。

　子供のころから怪獣映画が好きで，「ウルトラマン」とかも好きだったんですけど，そのなかでもやはり怪獣が好きだったので，昔からヴィラン側に惹かれていたと思います。

――ファンの皆様へのメッセージをお願いします。

斉藤さん：
　非常に野心的なキャラクター造形とシナリオで，僕もアルフォンスの声を担当させてもらって，非常に刺激的で楽しい収録でした。いただいている資料を拝見するだけでも，ほかにも多種多様なイケメンヴィランが出てくること間違いなしだと思いますので，ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします。

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「俺のフェチは泣き顔だ」のセリフがやばかったです。
ロジャー・バレル役 江口拓也さん

江口拓也さん

ロジャー・バレル

――作品の印象を教えてください。

ロジャー・バレル役 江口拓也さん（以下，江口さん）：
　「イケメンシリーズ」には僕自身も関わらせていただいているわけですけども，そのなかでもついに「ヴィラン」がきたか，と思いました。これまでも恋愛のなかでのセクシーな描写はなんとなくありましたけど，今作は清々しく振り切っている感じが，演じていても楽しかったです。たくさんの方に楽しんでいただきたいと思いました。

――ご自身のキャラクターの第一印象と魅力ポイントを教えてください。

江口さん：
　ほかのヴィランの面々のキャラクター資料にも目をとおしたうえで，第一印象は「一番まともなんじゃないか」と思いました。が，まともそうに見える人間の狂気は，ギャップになって魅力になるのかなと。ふだんわりと優しそうな人がスイッチ入ると……みたいなのがロジャーの魅力なんじゃないかなと思います。

――ご自身のキャラクター以外で気になるキャラクターとその理由も教えてください。

江口さん：
　自分（ロジャー）の元医者の立場で，気遣っている元患者のジュード（CV：竹田海渡）です。彼に対してロジャーはわりと親身になっているので，彼が医者としてちゃんとやっていたんだなというのが垣間見えます。なんだかんだで仲良くしている感じもあって，この2人の関係性を描いた物語も見てみたいなと思いました。

――収録で印象的だったセリフはありますか。

江口さん：
　「俺のフェチは泣き顔だ」ってセリフがやばかったなって……（笑）。なんてこと言っているんだ，お前は！　みたいな。そこまでの流れも含めて，狂気を感じましたね。

――「イケメンヴィラン」というタイトルにちなみ，最近した「悪い」ことを教えてください。

江口さん：
　僕はお酒が好きで昔贔屓にしていたお店とかもあるんですけど，いろいろとご時世も落ち着いて，お店が開くようになったのが嬉しくて，1日で7軒くらいハシゴしたことです……。身体に悪いことは分かってるんですけど，精神的には満たされました（笑）。でもハシゴするときは，次の店に迷惑をかけちゃいけないので，ペースはゆっくりになるんですよ。逆に1軒ぐらいのほうががんがん飲んでしまうんですよね。

――今回はヴィランの役ですが，ヒーローものの映画やドラマ，アニメなどでご自身が惹かれがちなのはヴィラン側ですか？　ヒーロー側ですか？　理由も教えてください。

江口さん：
　やっぱりヴィラン側かな。ヒーロー側もかっこいいんですけど，ヒーローを引き立たせるための悪の魅力がどれだけあるかによって，いい作品になるんだろうなと思います。自然と惹かれちゃいますよね。まんまと手のひらの上で転がされているなと感じます。

――ファンの皆様へのメッセージをお願いします。

江口さん：
　今回はイケメンの「ヴィラン」ということで，悪い匂いがプンプンしていると思うんですけど，ある意味，まっすぐな恋愛では得られないような，非日常的なゲームだからこその楽しさを持った作品です。刺激は強めではあると思いますけども，日常に刺激が足りてないなと感じている皆様にはぜひプレイしていただきたいゲームでございます。僕自身も楽しみながら収録させていただきましたので，遊んでいただけると嬉しいです。

「イケメンヴィラン 闇夜にひらく悪の恋」公式サイト

（C）CYBIRD