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格闘や銃火器を駆使して“違法幽霊”と戦うホラーアクションゲーム「近畿霊務局」,Steamで配信開始
本作は,除霊が行政によって行われる平行世界の日本を舞台にしたホラーアクションゲームだ。プレイヤーは特殊な訓練を受けた公認除霊師の「白石瑞希」になり,釘バットや手榴弾,拳銃やライフルといった銃火器などを駆使して,“違法幽霊”を葬り去っていく。
ゲーム内では,突如インターネット上からあらゆる情報が消滅した謎の自治体「奈良県賽河村」の調査に向かった白石が,上司や後輩からの無線で助言を受けつつ,悪霊の巣窟になった村の謎を追うという物語が展開される。なお,ステージによっては近接武器のみを使用できる,敵に見つからないよう行動しなければならないなど,さまざまな状況でプレイを楽しめるという。
また,本日の配信に合わせて,ローンチトレイラーも公開されたので掲載しよう。
【行政による圧倒的暴力!違法幽霊見敵必殺ガンアクション】
一般的なホラーゲームにおける幽霊には物理的な攻撃は通用せず、御札や勾玉、お経といった霊的手段以外で対抗する術がなく、常に脅かされては逃げ惑い、一撃必殺ギミックを探す“弱者の戦い”を強いられる。
近畿霊務局はそのようなホラーに対する「人間ナメるな」的アンチテーゼであり、特殊な訓練を受けた公認除霊師が“行政措置”として、ステゴロ、鉄バット、墓石、対霊小銃、手榴弾、果ては擲弾装甲車などありとあらゆる物理暴力で“違法”幽霊を葬り去る3Dアクションゲームである。
【あらすじ】
除霊が行政によって行われる、平行世界の日本。
霊務省 近畿霊務局に属する公認除霊師、白石瑞希(27)は、突如インターネットからあらゆる情報が消滅した謎の自治体、奈良県賽河村を調査しに訪れていた。
村内に住民は一人もおらず、自然発生にしては数が多すぎる違法幽霊と遭遇する。
電力・電話・ネット等はいずれも遮断されており、何者かが巨大な結界で賽河村を封鎖し幽霊を集めているのを見抜いた白石は、除霊課長の小日向と後輩の丸岡から無線で助言を受けつつ、悪霊の巣窟と化した賽河村の謎を追う。
【ステージ毎のバリエーション溢れるゲーム体験】
基本的には肩越し視点のTPS(サード・パーソン・シューティング)だが、時には小銃の故障や、お役所らしく警察比例の原則から銃火器の使用が禁じられ、徒手や釘バット、墓石スイングといった近接格闘を強いられる場面もある。
また、後半には銃火器で武装した幽霊が占拠する村中心部へ潜入するステルスミッションも存在する。有効射程や音の響く範囲が異なる消音器付アサルトライフル、スナイパーライフル、ハンドガンを状況に応じて使い分け、倒した幽霊は哨戒に見つからないよう引きずって草むらや路地裏に隠す必要がある。
【本当に怖いのは幽霊か?人間か?賽河村にまつわる巨大な陰謀を追え】
除霊行政を管轄するのは霊務省霊務局だけではない。
『神務庁』に属する全国各地の神社も、対霊火器による除霊を執り行っている。
結界に閉ざされた賽河村にて白石は突如、協力関係にあるはずの賽河神社の巫女数名から襲撃を受ける。
また、一部の幽霊が政府の厳密な管理下にあるはずの対霊銃を使用しているのが確認され、一連の賽河村事案は果たして悪霊達による一斉蜂起なのか、はたまた何らかの政府組織による工作活動なのか、謎は深まってゆく。
【日・英・中3ヵ国語対応】
このゲームは日本語・英語・中国語(簡体)にそれぞれ対応している。
2年前に公開されたティザー映像の段階では単に幽霊をボコりまくるだけの単純明快なゲームのようであったが、中盤・後半にかけては消えた賽河村の謎を解き明かすサスペンスとしての側面が強くなっているようである。
【ゲーム情報】
タイトル名:近畿霊務局 - Kinki Spiritual Affairs Bureau
ジャンル :Jホラー風サードパーソンシューター
プレイ人数:1人
開発 :霧笛ノト / Noto Muteki
- 関連タイトル:
近畿霊務局 - Kinki Spiritual Affairs Bureau
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