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「ファイアーエムブレム エンゲージ」に,“てごわいシミュレーション”な「邪竜の章」が登場。驚きばかりの異世界に飛び込み,新たな戦いに挑もう
“もう一つのエレオス大陸”を舞台に,新たな戦いが繰り広げられる新コンテンツ「邪竜の章」を紹介しよう。
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「ファイアーエムブレム エンゲージ」エキスパンション・パス第4弾“邪竜の章”を4月5日に配信。竜族の双子エルとイル登場
任天堂は2023年3月22日,「ファイアーエムブレム エンゲージ」のシーズンパス「ファイアーエムブレム エンゲージ エキスパンション・パス」第4弾「邪竜の章」を,4月5日に配信すると発表した。第4弾では,主人公リュールが竜族の双子「エル」と「イル」と共に“七つの腕輪”を集める旅に出ることになる。
新たな世界でストイックなルール(だけど工夫でどうにかもできる)の“てごわいシミュレーション”に挑もう
主人公(リュール)とその仲間たちの拠点となる,雲海の上に浮かぶ島「ソラネル」。各々が自由に,そして穏やかに自分の時間を過ごしているこの島に,あるとき奇妙な気配が漂い始める。それはどうやら「不思議な井戸」からのようで,ヴァンドレから相談を受けた主人公が井戸を調べてみると……。
一体なにが起きたのだろうか。気が付くと,ソラネルではない不思議な空間にいた主人公は,そこで“他人とは思えない”謎の人物と出会う。その人物に,「私の大切な人たちを救ってほしい」と,とある世界に起きている危機を伝えられた主人公は,最悪の結末から彼の地を救うため力を貸すことに。
不思議な空間から目を覚ますと,そこにエルとイルという名の竜族の双子が立っていた。話を聞くと,ここは“主人公の世界とは異なる”リトスの神竜王城で,2人はこの世界の救世の主となる者を求めており,その呼びかけに応えるように主人公が現れたということだった。
さらに話を聞くと,この“もう一つのエレオス大陸”では,邪竜ソンブルは神竜王ルミエルによって封印されており,ルミエルの跡を継いだ神竜――こちらの世界の主人公もすでに亡き者になっているという。
かつては神竜を中心に平和が保たれていたが,支えを失ったことによって平穏な日々は終わりを告げ,いまはエレオスの国々は互いにけん制し合う冷戦状態に。この世界に再び平和を取り戻すカギとなるのが,紋章士の宿る7つの腕輪。主人公は腕輪をすべて集めるべく,エルとイルとともにエレオスの各地を旅することになる。
「邪竜の章」は,本編のメインストーリーを第6章まで進めたのち,ソラネルの「不思議な井戸」を調べることで挑戦できる。専用のマップが用意されており,いくつかのバトルに挑み,それをクリアすることで物語が進んでいく。物語やマップは本編に影響しないまったく別のものとなっており,マップの画面から“自分の世界のソラネル”に戻れる。バトル中は竜の時水晶も使用できるので,プレイヤー各々のペースで攻略が可能だ。
バトルは本編と異なる,さまざまな“制約”のある特殊なルールとなっているのが特徴だ。
まず,出撃できるユニットについて。主人公,エル,イルなど固定のキャラクターに加えて,本編で仲間になったキャラクターたちも出撃させられるが,挑戦するバトルによってレベルと兵種が定められており,所持アイテムも決まっている。
敵の配置を確認し,キャラクターや兵種それぞれの特徴をしっかり考慮したうえで編成し,バトル時は相手との相性,消費アイテムのマネジメントなどを意識しながら強敵に挑もう。
戦闘中の経験値取得によるレベルアップ,入手したアイテムの次のバトルへの持ち越しといった要素もなく,ひたすら決められた条件で戦っていく。このように「邪竜の章」は,なかなかにストイックかつ“てごわいシミュレーション”が待ち構えている。
そのバトルにおいて気が抜けないのが,敗北条件だ。主人公だけではなくエルとイルがやられることでも敗北となる。とくに双子の弟イルは基本能力が低いため,前に出過ぎないよう慎重に動かす必要がある。本編で所持している紋章士の指輪/腕輪は「邪竜の章」でも使用できるので,紋章士で強化してあげよう。
ほかにも各ユニットの紋章士との絆レベル,ユニット間の支援レベル,スキル継承で取得したスキルは引き継がれる。レベルと兵種が固定ではあっても,本編で育てた仲間が心強いユニットになってくれるところは嬉しい。
難度はノーマル,ハード,ルナティックの3種類。「不思議な井戸」にて変更が可能で,本編と異なり,下げるだけではなく上げるのも自由だ。
なお,“所持アイテムも決まっている”と伝えたが,戦闘開始前の編成画面で整理することはできる。つまり出撃しないユニットのアイテムを外せば戦闘中に「輸送隊」で引き出せるので,「物語が気になるけど勝てない!」という人でも,難度調整や本編でのユニット強化,そしてアイテム整理の活用次第で楽しめるはずだ。
ネタバレを避けるため物語については詳しく触れられないが,自分の世界では仲間となっている,“あちらの世界”の各国の戦士たちとの出会いは必見だ。「あれほど残忍で冷酷なあの敵……に似ているこの人は?」「あれほど穏やかで平和主義な王女が!?」と,本編をクリアしているか,ある程度進めている人は,“こちらの世界”の姿からは想像できない彼らの性格や立ち回り方に驚かされるだろう。
なお,クリアするとその特典として,エルやイルなどの新しい仲間,エンチャントとマージカノンという2つの特殊兵種が開放される。これから2周目や3周目に挑もうというプレイヤーは,「邪竜の章」が開放されたら早めにクリアし,旅の仲間としてエルやイルを迎えるといいだろう。
有料のシーズンパス「エキスパンション・パス」は,今回の第4弾「邪竜の章」ですべてのコンテンツが揃ったことになる。これから挑戦しようという人は,第1弾から第3弾までに配信された,本編に登場していない歴代シリーズキャラクターの紋章士たちを仲間にしてみよう。
ストイックかつ,難度調整や工夫次第で物語メインでも楽しめる「邪竜の章」で“てごわいシミュレーション”を体験してはどうだろうか。
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