濱野大輝さん，逢坂良太さん，田丸篤志さん，堀江瞬さんによる生アフレコに圧倒。「『結合男子』防衛本部トークステージ in AGF2023」レポート

2023/11/08 18:10

　2023年11月4日，アニメイトガールズフェスティバル2023（以下，AGF2023）の出展ステージにて，スクウェア・エニックスの友情結合シミュレーションアドベンチャー「結合男子」（Nintendo Switch / iOS / Android）のキャストが出演する「『結合男子』防衛本部トークステージ in AGF2023」が行われた。

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　出演者は，鐵仁武役の濱野大輝さん，舎利弗玖苑役の逢坂良太さん，鍛炭六花役の田丸篤志さん，凍硝七瀬役の堀江瞬さん，司会担当はニッポン放送の吉田尚記アナウンサーだ。本稿では，生アフレコの披露や最新情報が公開されたステージの様子をレポートする。

写真左から濱野大輝さん，逢坂良太さん，田丸篤志さん，堀江瞬さん

キャスト陣が語る「結合男子」の魅力

　「結合男子」のオープニングテーマ「結歌叛唱」の音楽とともに，司会の吉田尚記アナウンサーやキャスト陣が登場すると，会場からは大きな歓声や拍手がわき起こる。

　まずは，本作を知らない人にも分かるように，「結合男子」の特徴や，登場する志献官（しけんかん）たちの魅力をキャスト陣たちが紹介していく。

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　濱野大輝さんは，鐵仁武は清硫十六夜（CV：安元洋貴）と関わりが深いと話し，「こんな低音（ボイス）の集まりはあるのかな」と思ったと会場を笑わせる。

　逢坂良太さんは，舎利弗玖苑は「完璧な男」と明言し，一方で寂しがり屋で人によく絡んでいくと紹介した。

　田丸篤志さんは，鍛炭六花のことを，炭素が鉛筆の芯にもダイヤモンドにもなれるように，柔らかさと硬さ，どちらの性質も兼ね備えていると説明する。

　堀江瞬さんは，凍硝七瀬はツンデレで，安酸栄都（CV：榎木淳弥）を「兄さま」と慕っているかわいい面についても話してくれた。

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　作中で仲の良い，鉄の志献官である仁武と，フッ素の志献官である玖苑だが，元素的には相性が悪い。窒素の志献官である七瀬と，彼が慕う酸素の志献官である栄都は，地球上の大気の大部分を占めていて相性が良いなど，登場人物たちの関係性を，化学的な要素を交えて紹介していたのも興味深く，“結合”がカギとなる本作ならではだなと感じた。

　ほかにも，逢坂さんからは人に絡んでいく玖苑はセリフ量が多い，堀江さんからはバットエンドをまとめて収録して暗い気持ちになったと，貴重なアフレコの裏話も明らかに！　また，濱野さんが資料を読んで深みを感じたというお話や，理系出身の田丸さんが志献官たちの名前などが元素の要素を踏襲していることに触れるなど，キャスト陣から作品への想いをたくさん聞くことができた。

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志献官の絆を感じる名場面が生アフレコで再現される！

　次のコーナーは「ふたりで絆を結合（つむ）げ！　反応結抄生アフレコ」。ここでは，作中で志献官同士の結合率を上げると見られるエピソードを，キャスト陣の生のお芝居で楽しめた。組み合わせは，田丸さんと堀江さん，濱野さんと逢坂さんで生アフレコに挑戦することに。

　田丸さんと堀江さんが生アフレコしたのは，「反応結抄絆結錠弐 C:鍛炭六花 N:凍硝七瀬」だ。八つ当たりをして冷たい言葉をぶつけてくる七瀬に対して，六花は「（そんな言動は）栄都は好きじゃないと思う」と突き放す。

　すると七瀬は，自分でも分かっていること，栄都がいればそれでいいのに彼からは「世界を広げろ」と言われて苦しんでいることを語るのだった。そこで六花は七瀬を部屋に招き，自分の目でとらえた世界を描いた絵を見せて……。悲壮感があるほどナイーブになっている七瀬と，それに優しく寄り添う六花を，田丸さんと堀江さんが見事に演じ切っていた。

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　濱野さんと逢坂さんは，「反応結抄絆結錠壱 Fe:鐵仁武 F:舎利弗玖苑」の生アフレコに挑戦した。仁武は鉄の志献官の宿命で，限界に近いほど身体に負荷を抱えている。さらに鉄の元素とフッ素の結合術は，仁武への負担が大きいことから，玖苑は結合したことを後悔していると話すのだった。

　そんな玖苑に，仁武は「お前となら，この戦いを終わらせられる」と語って……。お互いのことを，心配しあっている2人の友情に胸が熱くなる。また，朗読中にあるアクシデントが起きたのだが，息の合ったアドリブを交えつつ芝居を続け，最後まで演じたお二人はさすがだった。