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プレイレポート
[TGS2022]「ラジルギ2」はRS34の持ち味を全部盛りしたみたいなSTG。試遊コーナーはタダヨの捜索願だらけで一角だけ異様な雰囲気に
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9月9日に発表されてファンの度肝を抜いた「ラジルギ2(仮)」は,RS34が開発し,BEEP(三月うさぎの森)から2023年夏に発売される予定のタイトルだ。発売予定のプラットフォームはPS5 / PS4 / Nintendo Switchだが,今回出展されているのはNintendo Switch版となっている。
あくまで(仮)なので最終的にどうなるかは分からないが,このまま正式タイトルになったら初代「ラジルギ」から「ラジルギノア」「ラジルギでごじゃる!」「ラジルギスワッグ」を経て,18年め,4作めでの“2”である。よく分からないが,ごじゃっていくか。ごじゃって。
本作では「ラジルギでごじゃる!」や「ラジルギスワッグ」で主人公を務めた相田タダヨは失踪しているらしく,試遊台の周囲には捜索願が貼られている。というか,貼られまくっていて,異様な雰囲気を醸し出している。そんなわけで,主人公は久々に守草シズルが務める。
![]() ラジルギ2の試遊台周りはタダヨの捜索願いが貼り出されて異様な雰囲気。なお,この写真でプレイ中なのは某シュー太郎氏と某したっぱ氏 |
![]() KONAMIブース内では,沈痛な面持ちのシズルが「ラジルギ2(仮)」の目印だ |
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試遊台には操作説明が置かれているが,これは「一般的なシューティングにあわせた初心者向けの操作方法」を示したもので,RS34のシューティングゲームに慣れた人ならば,左右のスティックと4つのショルダーボタンに指を置いてプレイするのがベターだ。左のスティックで自機,右のスティックで“エプスネット”を操作し,ショルダーボタンでショットやエプスネットのコントロールを行う。
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ゲームシステムは「ラジルギ」を進化させた……と言うよりも,自機の成長要素や,自機から独立させて任意に動かせる“エプスネット”など,「カラス」や「イルベロ」といった姉妹作のエッセンスを詰め込んだようなデザインだ。現地にいた開発スタッフにうかがったところ,「ラジルギスワッグ」からの差別化のため,このようなシステムを採用したそうだ。
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基本的には,デバフ付与効果のあるエプスネットを操作して敵に被せ,弱体化した敵を倒しているうちに別の敵へエプスネットを被せていき,さらにそれを倒し,同時にエプスネットを新たな敵へと動かし……というのがプレイ時のルーチンとなる。プレイしていると脳味噌が2つ欲しくなるが,どうにか頑張ろう。
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発売時期はおおよそ1年後ということでまだまだ開発途上,かつ不特定多数の人がゲームに触れるTGSという場もあってか,敵弾が極めて少ない仕様だったので,RS34のゲームに特有な「積極的に敵弾を消していくゲームシステム」が本作ではどのようになるのかは不明だ。とはいえ,短いデモながら本作が実に“らしい”ものであることは,ひしひしと伝わってきた。
姉妹作の要素を吸い上げたようなシステムもあって,本作はひとつの「RS34を代表するタイトル」になり得るのではないだろうか。今後の開発が進んだバージョンに期待したい。
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「ラジルギ2(仮)」公式サイト
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(C)BEEP
(C)RS34, INC
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