4Gamer 女子部（仮）
紹介記事
オトメイト最新作「9 R.I.P.」の世界観を紹介する連載企画第3回。狂った世界や洋風ホラーが好きな人におすすめしたい“異世界編”
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「9 R.I.P.」がどんなゲームなのかは，第1回の記事で紹介しているので，本稿では割愛する。気になる人は第1回もしくは下記をクリックorタップして確認してもらいたい。
「9 R.I.P.」は，有名な都市伝説や妖，怪談話に登場する怪異が攻略キャラクターという，一風変わった作品。9人の攻略キャラクターはいずれも人外で，人間である主人公と普通ではない彼との奇妙な恋が楽しめる。原画は「華ヤカ哉、我ガ一族」「幻奏喫茶アンシャンテ」「キューピット・パラサイト」などを手掛けるユウヤ氏が担当している。
物語の舞台は“神隠し”が多いと噂されるとある街……だが，物語はそこからさらに4つの世界線に分かれている。世界線ごとに題材となる怪談や都市伝説，妖が異なるのが特徴だ。それぞれでどんな話を題材としているのかは以下のとおり。
| 【学校の怪談編】 | |||
| 怖さ | ★★★ | 糖度 | ★☆☆ |
| 攻略対象 | 紅華（CV：増田俊樹）／響（CV：土岐隼一） | ||
| 題材 | 「鏡の世界」「本作オリジナルの怪談話」 | ||
| 【都市伝説編】 | |||
| 怖さ | ★☆☆ | 糖度 | ★★☆ |
| 攻略対象 | 香羊（CV：鈴木崚汰）／星絆（CV：柿原徹也） | ||
| 題材 | 「星を見る少女」「メリーさん」 | ||
| 【異世界編】 | |||
| 怖さ | ★★☆ | 糖度 | ★★★ |
| 攻略対象 | 魅ナミ（CV：岡本信彦）／聖ヤ（CV：立花慎之介） | ||
| 題材 | 「きさらぎ駅」「異世界エレベーター」 | ||
| 【妖編】 | |||
| 怖さ | ☆☆☆ | 糖度 | ★★☆ |
| 攻略対象 | 幸麿（CV：KENN）／狐春（CV：阿座上洋平） | ||
| 題材 | 「座敷わらし」「こっくりさん」「天狗」 | ||
4つの世界に分岐することで，主人公の立ち位置や，攻略対象キャラクターも異なるため，まったく別のシナリオを味わえるオムニバス形式となっている。
「昨日の声、なんだったんだろう。確かにあった出来事だった……よね？」
主人公は，成海ヶ浜高校に通う2年生の「逸色 珠沙」（読み：いっしき みさ。※名前のみ変更可）。
明るくて優しい性格だが，気を遣いすぎるところがある。子供のころから不幸体質で，ついていない出来事に見舞われてきた。母親が希望する大学へ進学したくないが，それを言い出せずにいる。ある夜，奇妙な声を聞いてから日常が狂い始めていく――。
なお，本作には2つのエンディングが用意されている。どちらのエンディングも悲恋ではないとのことだが，どのような結ばれ方をするのか。別れる選択肢はなくても個別ルートの随所にはバッドエンディングが多数用意されているらしく，プレイヤー自身がとる選択1つで奇妙な結末を迎えてしまうこともあるようだ。
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「異世界編」
4Gamer限定プレイムービーを公開！
本連載に合わせて「異世界編」の4Gamer限定プレイムービーを制作していただいた。攻略対象キャラクターである魅ナミ（CV：岡本信彦）の悪魔的な部分や，聖ヤ（CV：立花慎之介）の紳士的な部分が垣間見えるシーンが確認できる。
彼らをもっと知りたい人は，以下より「異世界編」のキーワードや見どころをチェックだ！
「異世界編」の世界観を紹介
「異世界編」の舞台は，“地獄”。主人公は罪を犯したわけでも，死んだわけでもないのに，電車で居眠りしていたら異世界に到着してしまったところから始まる。
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――「異世界編」がどんな物語か教えて！
舞台は死者の世である地獄になりますが、主人公は生者のままそこにたどり着いてしまいます。
元の世界に帰るため、地獄で働いている死者・聖ヤの手をかりることになるのですが、それを邪魔してくるのが悪魔である魅ナミ。
ここで説明しきれないほど非現実的な世界観とキャラクター達ですから、とっても刺激的な日々を送れるというところが見どころのひとつだと思います。
――どんな人におすすめ？
有名な都市伝説『きさらぎ駅』や『異世界エレベーター』などが出てきますので、4つの世界の中でも1番奇妙な体験が味わえます。狂った世界が好きな方、洋風ホラーが好きな方におすすめしたいです。
異世界編では，人でも怪異でもない悪魔との恋愛が楽しめる。都市伝説「きさらぎ駅」や「異世界エレベーター」などを題材としているので，知らない人は元の都市伝説を調べておくのもおすすめだ。ちょっと怖そうではあるが，恋愛要素高めな予感。
「異世界編」攻略キャラクター
悪魔的な魅ナミと恋愛体質な聖ヤ
「異世界編」の攻略対象キャラクターは，魅ナミ（CV：岡本信彦）と聖ヤ（CV：立花慎之介）。魅ナミは，人間の夢に現れては悪夢をみせる「夢魔」，聖ヤは，罪深い死者に罰を与えることで穢れを浄化している「Hell Organization」（通称HO）に所属する死者だ。
「夢魔」
人間の夢に現れては、悪夢をみせる。
いろいろな説があれど、対抗策としては夢魔の誘惑に負けない強い心が必要。
いろいろな説があれど、対抗策としては夢魔の誘惑に負けない強い心が必要。
「オレはね、オマエに夢中なの。今すぐ珠沙ちゃんが欲しくってねえ。あははっ♪」
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魅ナミ（CV：岡本信彦）
喜怒哀楽が激しく、感情のままに動くのが常。
人を騙すために偽りの顔をみせることも。 目的は、主人公と《契約》をして、魂をもらうこと。
聖ヤのことが大嫌い。
――「魅ナミ」の魅力を教えて！
【キーワード】物語の中で変化していく魅ナミの思想
悪魔な彼なので、他人の阿鼻叫喚する姿に心地よさを感じるのですが、それは主人公に対してもです。ただ、主人公に恋心を抱くとだんだん変わっていくので、その変化を物語と共に楽しんでください。
――どんな人におすすめ？
【キーワード】サイコパス
ぶっ飛んでる男性が好きな方は、魅ナミがおすすめです。
メインキャラクター8名の中でもダントツで感性が狂っているので。
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「ぶっ飛んでる」「メインキャラクター8名の中でもダントツで感性が狂っている」とあるように，ただかわいいだけではないらしい。無邪気そうな顔をしつつも，「主人公と契約をして魂をもらう」という恐ろしい目的もあるようで，どんな顔を見せてくれるのか楽しみだ。また，聖ヤが大嫌いとあるが……。
「Hell Organization」
通称ＨＯ。
生前に罪を犯した人間は、死後ＨＯに逝きつく。
ＨＯは、そんな罪深い死者に罰を与えることで穢れを浄化している。
ＨＯで働く者たちの殆どが死者。
生前に罪を犯した人間は、死後ＨＯに逝きつく。
ＨＯは、そんな罪深い死者に罰を与えることで穢れを浄化している。
ＨＯで働く者たちの殆どが死者。
「まったく、急に呼ばれるとドキドキが止まらないではないですか。私の名を呼ぶ時は気をつけるように」
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聖ヤ（CV：立花慎之介）
礼儀正しく紳士的な振る舞いを見せるも、かなりの恋愛体質。
HOで大看守として働いている死者。
主人公を助けようとしてくれる。
魅ナミを毛嫌いしている。
――「聖ヤ」の魅力を教えて！
【キーワード】意外とポジティブ
現状、公表されている彼の情報から「おもしろい男性」「変人」という印象を持たれた方が多いと思うのですが、ポジティブな恋愛体質です。なので恋愛面で病んだりはしませんし、主人公に対して怖いことはしません……とだけ。
――どんな人におすすめ？
【キーワード】愛情の塊＝聖ヤ
聖ヤはだいたい恋愛モード全開なので、たくさん愛を感じたい方におすすめです。
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「HO」で働く者は，ほとんどが死者ということだが，聖ヤはどうして「HO」で働くことになったのだろうか。また，魅ナミと同様，お互いを嫌っているようなので，過去に何か因縁がありそうだ。見た目は物静かでクールそうなのに“かなりの恋愛体質”なところも気になる。
次回は「妖編」をお届けするので，お楽しみに！
「9 R.I.P.」公式サイト
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