「マドゥーラの翼」など3タイトルを現行機で復刻するクラファンが2125万799円の支援を受け成功。ライブ配信「SUNSOFT is back! 3」情報まとめ

　サン電子は本日（2023年9月1日），同社が展開するゲームブランド「サンソフト」のライブ配信「SUNSOFT is back! 3」で，今後の計画を含む多数の最新情報を公開した。


　まずは，先に掲載した記事で紹介した通り「いっき団結」のNintendo Switch版が2023年にリリース予定であることが明らかにされた。PC（Steam）版とのクロスプレイに対応する予定で，価格などの詳細は後日に発表されるとのことだ。



　続いて，1992年に発売されたゲームボーイ用ソフトをフルカラーでリメイクする「トリップワールドDX」と，Switch向け新作パズルゲーム「SHANGHAI LEGEND」も紹介された。


　SHANGHAI LEGENDに関しては，15年ぶりにAIのアルゴリズムが組み直され，より手強い対戦が楽しめるという。4Gamerでは「BitSummit Let's Go!!」に出展されたバージョンのプレイレポートを掲載しているので，ゲームモードや新要素が気になる人はチェックしてみよう。


　さらに，多くのファンが気になっていたであろう，7月14日から8月31日にかけて開催されていたクラウドファンディング「SUNSOFT復活プロジェクト！80年代タイトル3本を復活したい！！」の結果も公開された。

　今回のクラウドファンディングは「東海道五十三次」「マドゥーラの翼」「リップルアイランド」の3タイトルを収録したPC（Steam）/Nintendo Switch用ソフト「SUNSOFT is Back! -レトロゲームセレクション-」の開発を目標とするものだ。


　目標額の600万円はかなり早い段階で達成し，最終的には目標額の354％に達する2125万799円の支援が寄せられ，今回の動きに繋がった形となる。

　多数のストレッチゴールを達成したことで，ゲーム本編に向けた「ギャラリー機能」の追加や，SUNSOFT刻印付き「金カセット」の制作などが決定している。それぞれの詳細は，CAMPFIREのプロジェクトページで確認しよう。

CAMPFIRE「SUNSOFT復活プロジェクト！80年代タイトル3本を復活したい！！」プロジェクトページ

　これらのタイトルは「東京ゲームショウ2023」のハピネットブース，およびコナミブースで試遊可能とのことだ。サンソフトとしての出展は行われないとのことなので，向かうブースを探す際には要注意だ。


　配信の最後には，発表済みの書籍「サンソフト クロニクル」の内容などについても触れられた。詳細が気になる人は，配信のアーカイブを視聴してみよう。

「SUNSOFT is back! 3」配信ページ