プレイレポート
[TGS2022]タワーディフェンス風採掘ACT「Dome Keeper」プレイレポート。資源を集めてドームを強化し襲撃から守りきろう
本作は,たった1人のガーディアンとして,地下を掘り進めて資源を集めながら,襲い来る敵から地上の拠点となるドームを防衛するタワーディフェンスと,ローグライクを組み合わせたようなゲームだ。
今回のデモ版では,開始時の設定を選択することはできなかったが,ドームの種類をはじめ,キーパー(操作キャラ)の種類,ガジェット,難度など,カスタマイズの種類は豊富にあるようだ。
本作のストーリーをブーススタッフに聞いてみたところ,ゲーム内には物語を示すテキストはほとんど無いそうで,プレイヤーの想像に任せるタイプの作品とのこと。
ゲームが始まったら,まずは地下を掘り進んで資源を集める必要がある。資源は拠点やプレイヤーキャラの強化に使えるので,敵の襲撃までにどれだけ資源を集められるかがカギとなってくる。
資源を地下から運ぶには,キーパー自らが引っ張ってこなければならないのだが,資材を多く持つと移動が遅くなってしまうし,そもそも持てる数にも限界がある。なるべく近場で資源を見つけて,キャラクターの強化を行うのが無難な進め方になりそうだ。
強化はツリー形式になっており,大きく「ドーム」「キャラクター」「武器」「ガジェット」の4つに分かれている。
まずドームの強化だが,これはシンプルにドームの耐久値を上げられるほか,資源の所持数を表示するといった便利機能の開放もできるようだ。次にキャラクターの強化では,移動速度や掘る速度,資源を運ぶ際に持てる量の増加などが行える。そして武器の強化は,襲撃時に敵を攻撃するドームの攻撃設備を強化できる。最後にガジェットだが,ここはプレイごとに選んだガジェットを強化するツリーのようで,デモ版では「果樹園」となっていた。
果樹園の効果は,一定時間ごとに少しの間キャラクターの能力をアップさせるフルーツが採れるというものだ。地味ながら確実な効果で,フルーツを食べてからの効率は目を見張るものがあった。
そんなこんなで資源集めを続けていると,とうとうドームに敵が襲撃してきた。撃退するには,ドームに戻って戦闘モードに移行する必要がある。地下にいる間は戦闘モードへ移行できないので,資源集めに没頭しているとあっけなくやられてしまう点には注意したい。
攻撃方法はドームの種類ごとに異なっているようで,デモ版で選択できるドームでは「レーザー」で攻撃できた。レーザーは,ドームの上部を左右に移動し,その直線上にいる敵を攻撃できるというものだ。攻撃範囲が狭いので,左右同時に出現する敵などには対応しづらい印象だった。
ひとまず敵の襲撃を乗り切ったので,次の襲撃に備えて再び地下を掘り進めていく。と,ここで通常の資源とは少し見た目が異なる,明らかにレアっぽい資源に遭遇した。
これは「レリック」と呼ばれる貴重なアイテムで,通常のアップグレードとは別に,強力なアップグレードを行うことができる資源とのことだ。
そして資源を集めていると,再び敵が襲撃してきた。今度は左右に1体ずつ,さらに空から1体とかなり数が多い。ドームは攻撃を受けるとどんどんヒビが入っていくので,視覚的にヤバさが伝わってきてとても焦ってしまう。とはいえ,レーザーはあまり強化できていなかったので,さすがに対応しきれず,ゲームオーバーとなってしまった。
本作は,9月28日にSteamにてPC向けに配信予定となっている。デモ版だけでもまだ見ぬ機能が多くありそうで,“時間泥棒”候補として期待が持てるタイトルとなっている。体験版も配信中なので,興味がある人はぜひプレイしてみよう。
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