Digital Extremeが新作MMOアクション「Soulframe」を発表。「Warframe」のシスタープロジェクトとして開発中

　Digital Extremeは，先週末に開催したカンファレンスイベント「TennoCon 2022」にて，同社としては久々の新作IPとなるMMOアクション「Soulframe」の制作をアナウンスするとともに，シネマティックトレイラーを公開した。


　「Soulframe」の詳細は現時点では公表されていないものの，2013年にPC版がリリースされて以降，ライブサービスとしてビッグブランドへと徐々に成熟してきた「Warframe」（PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch / PS5 / Xbox Series X）と共存する“シスタープロジェクト”に位置づけられているという。「Soulframe」は，オープンワールド型マップを基本にしているが，ガンプレイではなく，剣などのメレーアクションが中心となり，SFよりも中世ファンタジー風の世界観が描かれるようだ。


　「TennoCon 2022」では，「もののけ姫」などの日本アニメに大きな影響を受けたことが語られており，魔法が中心だった時代に工業化の波が忍び寄り，自然破壊とその回復，そして世界の探索などがテーマになっているとのこと。


　公開されたトレイラーでは，ヘラジカや大きなオオカミなどと共生する主人公の姿が描かれている。また，日本の甲冑や地面から引き抜かれるエクスカリバーのような剣，そしてネイティブアメリカの文化のようなものに，スチームパンク風の無機質なアイテムや敵の姿が対比されているのを感じられるはずだ。


　「Soulframe」は，メレーアクションに特化したゲームであることから，よりハードコアなアクションが採用され，RPG要素も加味されることが予想される。現時点では，対応プラットフォームやβテストの開始時期などについても公表されていないが，公式サイトではすでに日本語対応の準備が行われていることが分かるので，続報を楽しみにしたい。

「Soulframe」公式サイト