プロトタイプは本日(2022年7月14日),Nintendo Switch用ソフト「
Harmonia」を
2022年秋にリリースすると発表した。
「Harmonia」は,2016年にビジュアルアーツのブランド“Key”の15周年記念作品として制作された作品で,本作はそのSwitch向け移植作品だ。ゲームの舞台になるのは戦争によって荒廃した遠い未来の世界。感情人形
“フィロイド”の少年と,彼を拾った少女が心を通わせていくストーリーが展開される。
選択肢などによる分岐が存在せず,アニメや映画,小説を楽しむ感覚で物語を読み進めていく形式
“キネティックノベル”が特徴で,ゲームならではの演出とともに物語を楽しめる。
Switch版では,
早送りや早戻し機能に加えて,
クイックセーブ&ロード機能,
オートモードの時間調整機能,本体の自動スリープ設定を無効化できる機能などが搭載されるという。
Nintendo Switch用ソフト
『Harmonia』
Nintendo Switch用ソフト『Harmonia』商品情報 |
タイトル |
Harmonia |
ジャンル |
ビジュアルノベル |
発売日 |
2022年秋 |
価格 |
パッケージ版 希望小売価格:未定 ダウンロード版 販売価格:未定 |
対応機種 |
Nintendo Switch/Nintendo Switch Lite |
対応コントローラー |
Nintendo Switch Proコントローラー |
対応プレイモード |
TVモード/テーブルモード/携帯モード |
テキスト対応言語 |
日本語/英語/中国語(簡体字) |
音声 |
日本語によるフルボイス |
CEROレーティング |
審査予定 |
コンテンツアイコン |
審査予定 |
キャラクターデザイン・原画 |
樋上いたる |
シナリオ |
中村綴/魁 |
音楽 |
折戸伸治/水月陵/竹下智博 |
コピーライト |
c2022 VISUAL ARTS/Key/PROTOTYPE |
公式ウェブサイト |
https://www.prot.co.jp/switch/harmonia/ |
届けたい。
その全てを歌に乗せて、明日へと……
「Key」がふたたび描く「人とロボット」の物語──
■Introduction 作品紹介
『Harmonia』は、ビジュアルアーツのブランド「Key」の15周年記念作品として制作された「キネティックノベル」(ビジュアルノベル)です。
遠い未来、戦争により荒廃した世界を舞台に、感情人形「フィロイド」の少年と、彼を拾った少女が心を通わせていくサイエンスフィクションです。
日本語対応のパッケージ版のほか、英語と中国語(簡体字)対応のダウンロード版がSteamにて配信されており、日本のみならず世界で好評を博している感動作が、フルボイスになって待望のNintendo Switch™に登場します。
■System システム
『Harmonia』は、「キネティックノベル」(ビジュアルノベル)で、選択肢などによるストーリー分岐はなく、アニメや映画を観るように、小説のページをめくるように、物語を読み進めていきます。
操作していることを感じさせない快適な操作性により没入しやすい環境を作り、美しいグラフィックに感動的な音楽、臨場感あふれる多彩な演出、実力派声優陣によるフルボイスなどが良質な物語を盛り上げます。
※「キネティックノベル」とは?
選択肢などによるストーリー分岐はなく、純粋なストーリーを動的な演出で楽しむエンターテインメント作品です。高品質のシナリオ、美麗なグラフィック、心を揺さぶる音楽、臨場感あふれる多彩な演出などによる感情移入を追究し、多くの感動をお届けしています。
https://key.visualarts.gr.jp/kinetic/index.html
■プレイが快適になる機能も充実
弊社タイトルにおいて定評のある早送り&早戻し機能はもちろんのこと、より快適にプレイしていただけるよう、以下のようなさまざまな機能を搭載しています。
・Nintendo Switch本体の自動スリープ設定をオートモードをはじめとした自動進行イベントなどでは無効化できる機能
・既読のチャプター間のジャンプ機能
・バックログで選択したメッセージへのジャンプ機能
・セーブデータのロード地点からの早戻しも可能
・セーブデータ作成数 最大120個
・クイックセーブ&クイックロード機能
・オートモードの時間調整機能
・キャラクター別のボイス音量調整機能
・Nintendo Switch本体のタッチスクリーンの色合い調整機能
また、「Gallery」と「Music」の鑑賞メニューを搭載しています。
■Feature of Switch Switch版の特徴
●全キャラクターフルボイス化!
これまでは主要キャラクターの「シオナ」「ティピィ」「マッド」のみに音声が入っていましたが、Nintendo Switch版では主人公「レイ」(CV:西谷 亮)やモブキャラクターの音声を追加し、全てのキャラクターがフルボイスになります。
●テキストは3言語に対応!
テキストは、日本語、英語、中国語(簡体字)の3言語に対応しています(音声は日本語でのフルボイスです)。環境設定やデジタルマニュアルなども3言語に対応していて、プレイ中いつでも瞬時に表示言語の切り替えが可能です。
●タッチスクリーン操作対応
Joy-Conを本体にセットした携帯モードはもちろんのこと、タッチスクリーン操作にフル対応しているためJoy-Conを外した本体のみの状態でもプレイ可能。ポータビリティーを向上させています。
●片手プレイも可能
テーブルモード、TVモード時には、右のJoy-Con(R)ひとつのみですべての操作が行えるため、片手でのプレイも可能です。
●Nintendo Switch Lite対応
Nintendo Switch Liteにも完全対応しています。
(上記「片手プレイ」を行うには別途Joy-Con(R)が必要です)
■Story 物語
遠い未来の話。
大きな戦争で、地球が大きな傷を負っていた。
大気は灰色に汚れ、大地では生命の息吹が途絶え、水は干上がっている。
そして人口は最盛期の頃より大きく数を減らしていた。
ニンゲンたちは、その日を生きるために身を寄せ合っていた。
そんな時代の中、感情人形「フィロイド」と呼ばれるロボットが、朽ちた施設で目を覚ました。
戦争前の人類科学の結晶で、文字通り感情機能を持つ人型のロボットだ。
ニンゲンの新たなパートナーとして、生活をよりよいものにしていくと約束されていた存在。
しかし、目覚めたフィロイドは、すぐに自分の感情機能の欠落に気づく。
製作途中で放置されていたのであろう、右手も人工皮膚に覆われておらず機械の骨格が剥き出しだった。
少年型のフィロイドは、本能的にニンゲンを求めた。
そして自分に欠落している感情を得るため、荒廃した世界を歩き続ける。
そんなある日、フィロイドはひとりの少女に拾われた。
少女は彼のことをニンゲンだと思い丁寧に介抱してくれる。
小さいけれど温かな町。
フィロイドの少年は、少女との生活の中で徐々に感情を学んでいく。
■Character 登場人物
レイ |
CV |
西谷 亮 |
|
「よく分からないけど、名前はとっても気に入ったよ。ありがとう、シオナ」
感情機能が欠落した機械の少年 朽ちた工場のような施設の中で目を覚ました機械の少年。 製作途中で放置されていたせいか、右手が人工皮膚に覆われておらず、剥き出しの機械の手を隠すため、常に手袋をしている。 感情人形の本能から、ニンゲンを捜し、荒廃した世界をさまよい歩くなか、シオナという少女に拾われる。 レイという名前は、シオナが付けてくれた。 |
シオナ |
CV |
水橋 かおり |
|
「レイ、でどう? 青くてシュッとしてて、かっこいい名前でしょ?」
想いを歌に乗せる少女 レイを拾った少女。 荒廃した世界の中で、町として機能している集落の教会に住んでいる。常に微笑みを絶やすことなく、周囲に安らぎを与え続けている。 人の気持ちや感情を色や形で表現することが多く、最初はその理解に時間を要する。 歌を歌うことが好きで、教会や町の広場で歌っている。 |
ティピィ |
CV |
久野 美咲 |
|
「ねぇレイ、きょうはどんなほんをさがしにきたの?」
図書館の青い少女 町の中にある図書館の奥に住んでいる少女。 なぜか泣き続けている。 書物はほぼ電子化された後の時代にもかかわらず、紙の本が保管されている不思議な場所。 シオナは彼女のことを「青い子」と称す。 町の人たちも彼女の存在を知っているものの、あまり近づこうとはしない。 |
マッド |
CV |
三宅 健太 |
|
「また来たのか! 何しに来やがった!!!」
町の雑貨屋の店主 町で雑貨屋を営む強面の男。 屈強な身体に似合わず、細かな作業を得意とする。 廃工場のゴミ捨て場で壊れた道具を発掘しては修理して売っている。 些細なことですぐに怒る。 |