プレイレポート
[TGS2023] 「ドラゴンズドグマ 2」プレイレポート。物理演算をフィーチャーしたアクションと,好奇心をそそるロケーション
「ドラゴンズドグマ 2」公式サイト
「ドラゴンズドグマ」再び。忠実なポーンとともに,オープンワールドの冒険へ
「ドラゴンズドグマ 2」は,6月に開催されたファンミーティングで制作がアナウンスされたファンタジーアクションRPGだ(関連記事)。竜に心臓を奪われて「覚者」となった主人公が,忠実な従者「ポーン」とともに広大なオープンワールドを冒険する。
ブースにプレイアブル出展されているのは,「Exhibition Version」とのことで,「アーチャー」「ファイター」「シーフ」のいずれかのクラスを選び,物語の序盤が体験できる「北部地域序盤体験」と,オープンワールドで魔物討伐のクエストに挑む「城都東部魔物討伐」および「城都西部魔物討伐」を15分間プレイできる。本稿は,アーチャーのシナリオ「北部地域序盤体験」をプレイしてのレポートとなる。
「北部地域序盤体験」は記憶を失った主人公がポーンと共にとある村に出向き,自分が覚者になったきっかけのドラゴン襲撃を追体験するという展開だ。
追体験の中で主人公は,兵士の1人として,弓使いの女性「ウルリーケ」をかばってドラゴンに立ち向かう。「しがみつき」を使って魔物の身体にしがみつく「ドラゴンズドグマ」らしいアクションは本作でも健在だ。しかし,ドラゴンはとにかく巨大で,まるで岩山のよう。よじ登るのも一苦労だし,背中に立ったところで意にも介さず,剣で突き刺しても,体力ゲージは1mmも減らない。
主人公はあっさりと振り落とされ,炎のブレスで丸コゲになってしまった。万事休すと思いきや,ドラゴンはなぜか主人公の心臓を奪って立ち去り,主人公は覚者となったのだった。
追体験から目覚めると,主人公を気づかううウルリーケの姿が。ウルリーケと主人公が今後どのような物語を紡いでいくのか,続きが気になる展開だ。
「北部地域序盤体験」では,北部地域でのバトルやクエストも楽しめた。
ポーンが生き生きと活躍するのは前作と同様だ。従者であるポーンは,フィールドで採集ポイントや宝箱を見つけてくれるほか,戦いとなれば状況を判断して自動で戦ってくれる。覚者のHPが減ったら治療してくれるし,付与や攻撃の魔法で魔物の弱点を突いてくれるのが頼もしい。
ポーンが賑やかに話し続けてくれる場面も前作を受け継いでおり,戦闘のアドバイスや雑談など,話の内容もさまざまだ。そんなポーンを見ながら,「ああ,ドラゴンズドグマが帰ってきた……」と感慨にふけってしまった。
魔物との戦いでは,前作同様にしがみつきが重要になるようだ。「Dragon’s Dogma Online」ではここから「揺さぶり」でモンスターのバランスを崩していたが,本作では相手を押したり引いたりできる。空を飛ぶハーピーを引きずり下ろしたり,魔物を抱えて崖から投げ落としたりができた。
また,地面の岩を投げたり転がしたりすることも可能で,ポーンも岩を投げて攻撃していた。
物理演算をフィーチャーしたアクションが特徴として発表されていた本作だが(関連記事),「北部地域序盤体験」でも,敵を投げ落としたくなる狭い橋や,転がしたくなる岩など,好奇心をそそるロケーションが各所に存在しており,いろいろ試したくなったものの,残念ながら時間切れだ。
東京ゲームショウ2023のカプコンブースでは,一般公開日の9月23日と9月24日にも「Exhibition Version」のプレイができる。アーチャー,ファイター,シーフのどれを使うか迷いつつ,会場へ向かう電車に揺られるのも楽しいだろう。
東京ゲームショウ2023公式サイト
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