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Wo Long: Fallen Dynasty公式サイトへ
  • コーエーテクモゲームス
  • Team NINJA
  • 発売日:2024/02/07
  • 価格:8580円(税込)
    ■Digital Deluxe Edition:1万1880円(税込)
    ダウンロード版Complete Edition:7480円(税込)
    ※2024年2月7日発売
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ダーク三国死にゲー「Wo Long: Fallen Dynasty」完成発表会レポート。ケイン・コスギさんが呂布との戦いに挑戦
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印刷2023/03/03 15:19

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ダーク三国死にゲー「Wo Long: Fallen Dynasty」完成発表会レポート。ケイン・コスギさんが呂布との戦いに挑戦

 コーエーテクモゲームスが本日(2023年3月3日)に発売した,ダーク三国アクションRPG「Wo Long: Fallen Dynasty」PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One)は,「NINJA GAIDEN」「DEAD OR ALIVE」「仁王」などのシリーズタイトルを手掛けるTeam NINJAの最新作だ。

画像集 No.030のサムネイル画像 / ダーク三国死にゲー「Wo Long: Fallen Dynasty」完成発表会レポート。ケイン・コスギさんが呂布との戦いに挑戦

 発売の前日には,シブサワ・コウ氏こと,コーエーテクモホールディングスの代表取締役社長である襟川陽一氏と,コーエーテクモゲームス代表取締役社長の鯉沼久史氏,本作のプロデューサー・安田文彦氏と,開発プロデューサーの山際眞晃氏が登壇した,完成発表会が行われた。
 俳優のケイン・コスギさんとお笑い芸人のテツandトモのおふたりもゲストとして登場した,同発表会のレポートをお届けしよう。

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 完成発表会が始まると,まず鯉沼氏が登壇。冒頭のあいさつで,本作は,Teams NINJAが得意とするハードコアなアクションと,コーエーテクモゲームスが長年築き上げてきた三國志の舞台を融合した作品になった。そして,ユーザーの期待に添える高いクオリティになったと自負している,と述べていた。

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コーエーテクモゲームス代表取締役社長・鯉沼久史氏
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コーエーテクモゲームスのゼネラルプロデューサー,シブサワ・コウ氏

 続いて登壇したシブサワ氏は,本作は,長年三國志をテーマにしたゲームを開発してきた自身にとっても,大変思い入れが強いタイトルであると話す。
 また,コーエーテクモゲームスが今年新たに立てた「レベルアップ ユア ハピネス」というコーポレートスローガンを挙げ,この作品でユーザーに今までにない楽しさを感じてもらいたいと,話を続けた。

シブサワ氏の挨拶で公開された書。1985年に発売された歴史シミュレーションゲーム「三國志」のパッケージに使用されたロゴのもとになったもの。中国の有名な書道家にお願いして書いてもらったそうだ
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 その後は,本作のプロデューサーである安田文彦氏が登壇し,シブサワ氏と2人でのトークセッションへと移った。
 最初のテーマは,「三國志ファンの安田プロデューサー,念願の三國志作品!」。安田氏が,同社のファミリーコンピュータ版「三國志」をプレイしたことをきっかけに三國志にハマり,30年経ってついに三國志のゲームを作ることができたことを話していた。

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コーエーテクモゲームス「Wo Long: Fallen Dynasty」プロデューサーの安田文彦氏

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 それを受けてシブサワ氏は,三國志の物語を用いたを歴史シミュレーションゲームを作ったのは氏が“初めて”であったことと,ダークな世界観&死にゲーという新たな切り口で“初めて”三國志のゲームを制作した安田氏に共通点があるとし,縁を感じるとにこやかに話した。

 次のテーマは,「歴史シミュレーションでもおなじみのあの有名武将を大胆アレンジ!」というもの。安田氏は,本作に様々登場する武将の中から呂布を挙げ,過去に同社が制作してきた三國志を題材としたタイトルに登場してきた呂布のイメージを変えすぎず,本作の呂布としてしっかり描こうとイメージを固めていったと,制作の経緯を話す。
 結果的に,シブサワ氏に「すごいじゃん」とお墨付きをいただいたことも明かしていた。

モニターに映し出された本作の呂布の姿を見てシブサワ氏は,「むちゃくちゃ強い」と繰り返しその強さを伝えていた
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新たなアクション,新たなストーリー,新たなゲームシステム

コーエーテクモゲームスの新たな三國志が描かれる


 トークセッションが終わると,山際氏によって「Wo Long: Fallen Dynasty」の紹介が行われた。
 本作のコンセプトは“ダーク三国死にゲー”で,同社史上最もダークな三國志として制作されている。コンセプトに含まれる“死にゲー”は,何度も強敵に倒されながら,その敵の動きや攻撃を見極め,避けたり受け流したりしながら敵の隙を突いて攻撃し,強敵を倒していくものだ。

 世界観は,後漢末期の三国乱世を舞台としており,劉備,関羽,曹操,呂布といった三國志でお馴染みの武将たちが登場。プレイヤーが操る主人公は,名もなき義勇兵として,そうした名だたる武将たちと出会い,戦いながら,超常的な力を持つ「丹薬」と呼ばれる薬をめぐる陰謀に立ち向かっていく。

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コーエーテクモゲームス「Wo Long: Fallen Dynasty」開発プロデューサーの山際眞晃氏

 山際氏は,本作のポイントのひとつとして「攻防一体の中国武術アクション」という点を挙げた。本作の戦闘は,中国武術をベースとしたアクションになっており,戦いの流れの中で攻防が激しく入れ替わることによって,緊張感溢れるバトルが楽しめるようになっているそうだ。

 さらに,「三国乱世のダークファンタジー」というポイントに触れ,“三國志”と“史実”と“ダークファンタジーの世界観”を融合させた,オリジナルのストーリーが魅力であると話す。
 3つめのポイントは,「逆境に立ち向かう新たな戦略」で,逆境を乗り越えることで強くなる「士気」システムという独自のシステム。強敵に立ち向かうことに価値を見い出せるゲームシステムであり,大きな特徴であることをアピールしていた。

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本作はクリエイター陣も豪華で,アートワークに「ニーア」のコンセプトアートなどを手掛けた幸田和麿氏,映像監督に実写映画「るろうに剣心」シリーズ,ゲーム「真・三國無双」シリーズのOPなどを担当した谷垣健治氏,作曲に「リゼロ」や「ゴールデンカムイ」などの楽曲で知られる末廣健一郎氏が参加している

 最後に,完全新作である「Wo Long: Fallen Dynasty」は,山際氏や同社にとって新しい挑戦となるタイトルであったこと,そして無事に発売を迎えることができたことに喜びを感じていると話す。

 再び登壇した安田氏は,同社が三國志を長く大切にしてきた会社であり,新たな三國志のタイトルを制作できたことを嬉しく思っていると述べ,アクションゲームは触ることで初めて価値が伝わるため,多くの人に触ってほしいと締めくくった。

ケインさんvs呂布のゲームプレイセッション

そして最後はまさかの展開に


 ゲーム紹介のあとは,ゲストであるケイン・コスギさんと,テツandトモのおふたりが登壇。はじめは,テツandトモによる,この日この発表会のためだけに用意された新ネタの披露が行われた。今年の5月で53歳になるというテツさんだが,キレのある動きは衰えを知らず,会場は笑いに包まれていた。

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 ネタを披露したあとはトークセッションに。今回,ケイン・コスギさんとテツandトモにオファーをした経緯が明かされることとなった。
 アクション俳優でもあるケインさんは,本作の特徴である“流れるようなアクション”にちなんでのオファーだそうだ。そしてテツandトモは,2003年に流行語大賞を獲得し,今時を超えて再び人気コンビとして活躍の場を広げているということで,本作のテーマやゲームシステムが持つ“逆境に打ち勝つ”にピッタリとのことで,オファーされたとのこと。

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テツandトモは,今年2月でコンビ結成25周年。トモさんは,その期間の半分くらいは「消えた一発屋芸人」と言われていたが,それがあったからこそ今があると話していた
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この日のケインさんの衣装は,テツandトモに合わせてラフな装いに。本作に対しては,武器を使ったアクションや技などに注目していると話していた

 続く,ケインさんによるゲームプレイセッションには,解説として安田氏と山際氏が登壇した。ケインさんがチャレンジしたのは,強敵である呂布との対決。ケインさんは,少し戸惑いながらも「大丈夫です,勝ちます」と意気込みを口にする。

 使用したキャラクターは,開発スタッフがキャラクタークリエイトを使ってケインさんに似せたものを用意しており,そのクオリティの高さにゲストからは驚きの声も上がっていた。

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ケインさんと用意されたキャラクター。顔全体の雰囲気でケインさんっぽさを感じられる

 呂布と対峙したケインさんだが,慣れない新作のプレイにも関わらず,持ち前の反射神経とこれまでのゲームプレイ経験によって,初挑戦とは思えない粘りを見せる。しかし赤兎馬に乗った呂布の猛攻を何度も躱し,呂布を赤兎馬から降ろすものの,呂布の攻撃にあえなく斃れ「一敗塗地」に。

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 これでは終われないと再挑戦するケインさん。呂布の攻撃パターンを覚えてきたこともあり,序盤はガードや受け流しでうまく対応,攻撃も返せるようになってきていた。
 しかし,呂布が繰り出す高威力の攻撃に耐えられず,またしても「一敗塗地」となってしまう。とはいえ,1回目よりも着実に成果が出ていたこともあり,何度も死にながら敵を知り,敵を倒していくという死にゲーたる本作のコンセプトはしっかりと感じられた。

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 プレイ終了後,ケインさんが「(呂布を)倒せなかったの,なんでだろう?」と言ったことから,テツandトモのネタがスタート。
 「ケインさんの蹴りも避けられる気がする」と言うも避けられなかったり,テツさんが顎で剣を支えたり,テツさんが会場を所狭しと動き回ってメディアのカメラにアピールシまくっていたり,さらにケインさんだけでなく安田氏,山際氏も巻き込んで「なんでだろう?」を歌い踊るという,ほかでは見られない若干カオスな光景が見られた。

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 最後の賑やかな雰囲気から,本作のダークな雰囲気とは真逆の楽しさ溢れる完成発表会となった「Wo Long: Fallen Dynasty」は,本日3月3日発売だ。“三国志”や“死にゲー”が好きな人はもちろん,本稿を読んで気になった人も,ぜひ本作を遊んでみてほしい。

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 コーエーテクモゲームスは2023年3月3日,アクションRPG「Wo Long: Fallen Dynasty」を発売する。“ダーク三國死にゲー”のテーマを表現した,重厚さとケレン味あふれる三国志の世界を舞台に,何度も何度も死にながら逆境に挑んでいく歯ごたえのあるプレイが楽しめる。発売を前に,先行プレイの機会を得たので,レポートしていこう。

[2023/03/02 20:00]

 なお,豪華グッズの当たる,公式推奨ドリンク「ZONE ENERGY」とのコラボキャンペーン第2弾が,本日から3月6日まで実施される。今後は,アパレルメーカーの「EDWIN」とのコラボレーションも予定されているので,こちらの詳細については,公式サイトや公式Twitterをチェックしておこう。

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 発表会終了後には,ゲスト登壇者の3名(ケイン・コスギさん,テツandトモのおふたり)に,代表者質問による質疑応答も行われたので,そちらをQ&A形式でまとめて掲載しておこう。

Q:もしも,自分が主人公のゲームができるとしたらどのようなゲームがいいですか。

ケインさん:アクションや格闘ゲームのキャラクターがいいですね。
トモさん:RPGなどで,何かあったらギターを弾いて歌うようなキャラクターがいいです。
テツさん:世界遺産を回って,そこで「なんでだろう攻撃」をしながら悪いやつをやっつけていく,そういうゲームがいいですね。

Q:みなさんが最近頑張って達成したいこと,クリアしたいことはなにかありますか

ケインさん:ゲームは始めたらクリアしたいので,「Wo Long: Fallen Dynasty」が発売したら,やっぱりクリアを目指したいです。さっき倒せなかった呂布も倒したい。

トモさん:歌で目標を達成したい。「愛しい人よ」という新曲も出ているので,歌の方でも頑張っていきたいですね。
テツさん:飼っているジャンボセキセイインコに「なんでだろう」と喋ってもらうことがクリアしたいことです。

Q:みなさんが生まれ変わってみたい歴史上の人物はいますか

ケインさん:本物のアクションができる,強そうな忍者。服部半蔵などがいいですね。
トモさん:本当かどうかわからないですが,徳川家康と手相が一緒なので,徳川家康に。
テツさん:詳しくはないですが,明智光秀が好きなので明智光秀がいいです。

Q:これまで,最も逆境を感じた瞬間はどんなときでしたか(ケインさんに向けての質問)

テツさん:今ですね。前もって質問を聞いてなかったので,この場で聞いて考えているというのが逆境ですね。
ケインさん:そうですね……。やっぱり今ですね。

Q:ネタ作りの際,何か欠かさず行っていることはありますか(テツandトモ向けての質問)

テツさん:ウォーキングとジョギング,あとはスクワットとストレッチですね。

「Wo Long: Fallen Dynasty」公式サイト

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