世紀末パズルアクション「The Entropy Centre」日本語対応でリリース。時間を巻き戻すデバイスを駆使して，地球を破滅から救え！

　パブリッシャのPaystackは，イギリスのStubby Gamesが開発した一人称視点型パズルアクション「The Entropy Centre」（PC / PS5 / PS4 / Xbox Series X / Xbox One）をリリースし，ローンチトレイラーを公開した。


　「The Entropy Centre」の舞台となるのは，巨大な宇宙ステーション「エントロピー・センター」。主人公の作業員「アリア」は，ある日目を覚ますと，基地の内部が大きく破損し，同僚たちの姿もなくなっていることに気づく。しかも，目下の地球が炎に包まれてしまっているという，おぞましい事態に遭遇してしまう。
　アリアはやがて，物体の時間を巻き戻す実験的兵器「エントロピー・デバイス」を入手し，壊れてしまった基地内を修復しては，前に進んでいくことになる。


　デバイスには，どこかトボけた話し方の人口知能「ASTRA」が付属し，ガイド役として進行を手助けしてくれる。ゲームは，崩れた壁や通路を修復したり，オブジェクトを移動させたり，ベルトコンベアの時間を巻き戻したりすることで次のステージに進める。マウスの場合は左クリックの長押しで時間を巻き戻し，ストップさせるには「Q」を押すといった小まめな作業も必要で，ときにはリアルタイムで崩れてくる天井を止めたりしなければならない。
　ゲームデザインや世界観は，パズルアクション「Portal」を意識しているようで，このデバイスを使ってクレートを床の電源パッドに移動させることでドアを開くといった，時間の巻き戻し以外の利用法もあり，どこかノスタルジアを感じさせてくれるはず。


　この「The Entropy Centre」は現在，Steamストアページ（リンク）及びGoG.com（リンク）にて，11月11日までの10％オフのセールが実施中だ。先行してリリースされていたデモ版もチェックできるので，プレイしてから購入の判断をしても良いだろう。

「The Entropy Centre」公式サイト