PC版「Marvel's Spider-Man Remastered」のグラフィックス機能を紹介するトレイラーが公開に。国内発売は8月13日に，プレオーダーも開始

　ソニー・インタラクティブエンタテインメントは，2018年にヒットしたアクションADV「Marvel's Spider-Man」をPC向けにリマスター化した「Marvel's Spider-Man Remastered」のグラフィックス機能を紹介する最新トレイラーを公開した。


　また，PlayStation Blog（リンク）にて，国内発売日が8月13日に決定したことが発表され，Steam（リンク）および，Epic Gamesストア（リンク）にてプレオーダーが始まっている。


　「Marvel's Spider-Man」は，叔父の死や恋の破局を乗り越え，熟練のヒーローへと成長していたピーター・パーカーの前に，ニューヨークの街を大混乱に陥れる“デーモン”と呼ばれる犯罪組織を率いる「ミスターネガティブ」ら新たな敵が登場するというストーリーが展開する。

　手首に装着し，糸（ウェブ）を射出するウェブシューターを操り，ニューヨークの摩天楼の中を縦横無尽に飛び回るという，スパイダーマンらしさを堪能できる作品として，「Marvel's Spider-Man」と「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」（PS5 / PS4。PC版は今秋発売予定）の全世界での売上は，2022年5月15日時点で3300万本を記録しているという（リンク）。また，2023年にはPS5向けに「Marvel's Spider-Man 2」のリリースが予定されている。


　ここ最近は，「ゴッド・オブ・ウォー」や「Horizon Zero Dawn」などソニー・インタラクティブエンタテインメントの作品群が，PC向けにリマスター化されてリリースされているが，「Marvel's Spider-Man Remastered」では，レイトレーシングや影のクオリティが大幅に向上される。NVIDIA DLSS (Deep Learning Super Sampling)や，NVIDIA DLAA (Deep Learning Anti-Aliasing)など，AIを駆使したRTX系GPUの性能を活かせるフィーチャーに加えて，21:9および32:9のウルトラワイドスクリーンにも対応する。レンダリングオプションはPC向けに増やされており，SSAO（Screen Space Ambient Occlusion），テクスチャフィルタリング，LoD（Level of Details），さらにウィンドウ/フルスクリーンへの切り替えなども選択できるとのこと。


　なお，SteamとEpic Gamesストアのプレオーダーでは，特典として「アイアン・スパイダー・スーツ」「ベロシティー・スーツ」「スパイダー・パンク」「スパイダー・ドローン」，そして5スキルポイントなどのデジタルアイテムがもらえるようだ。