プレイレポート
[プレイレポ]吸血鬼サバイバルアクション「V Rising」,ついに正式リリース。「悪魔城ドラキュラ」コラボコンテンツを紹介
本稿では,正式リリースと同日に配信が始まった「悪魔城ドラキュラ」とのコラボコンテンツ「悪魔城伝説」を紹介したい。
「V Rising」はスウェーデンのゲームデベロッパ,Stunlock Studiosが制作したオープンワールドサバイバルアクションゲームだ。PC版だけでなく,今年後半にはPS5版の発売も控えている。
プレイヤーは長き眠りから目覚めた1人のヴァンパイアとして,モンスターや武装した人間,狂暴化した動物などが絶えず徘徊するオープンワールドを探索していく。この世界ではヴァンパイアである自身を太陽の光から守るための居城を構えられるほか,フィールドで入手できる素材(骨,石,動物の皮,木材など)を加工して装備品や城の発展に必要なアイテムを作るための施設を設置できる。
さまざまなクラフトを進めていくと,ゲーム開始時には近寄れなかったような場所にも踏み込めるようになる。そして,Vブラッドと呼ばれるボス敵との対決が可能だ。
Vブラッドを倒せば,ヴァンパイアに秘められた力(スペルによる攻撃の習得,犬や熊への変身,人間の下僕化)や,高い次元のアイテム作り(金属,紙,布,強力な武器など)が開放される。城作り,クラフト,フィールドの探索,より強いVブラッドの討伐など,ゲーム内でできることの幅が広がっていく。
5月8日にバージョン1.0へとアップデートされた正式リリース版では,ゲームパッドに最適化したUIが新たに実装されたほか,KONAMIのレジェンドタイトル「悪魔城ドラキュラ」とのコラボコンテンツ「悪魔城伝説」が登場している。
フィールドには超強敵としてシモン・ベルモンドが出現するようになり,有料DLC「悪魔城ドラキュラプレミアムパック」にはアルカードの姿になれる防具一式,マリア・レナードや狼の魂,ノミ男に変身できるユニークフォーム,「悪魔城ドラキュラ」の世界観をイメージした棺や玉座,石像といった調度品,さらに城作りに使えるパーツなどが収録されている。
上記のとおり,悪魔城ドラキュラプレミアムパックにはゴージャスで見栄えのする防具やユニークフォーム,アイテムの使用権が含まれるが,実際にプレイヤーがゲーム内で利用するためには,特定の素材の獲得,加えてクラフトするための施設を用意する必要がある点に注意してほしい。
例えばアルカードになりきれる防具一式を装備するには,城内に「仕立て台」を設置する必要がある。これは,ゲーム序盤で無理なく行動できる“ファルベインの森”にいるVブラッドの中では最もレベルが高い「盗賊王クインシー」を倒すことでアンロックされる。
また,フィールドに現れるシモン・ベルモンドはレベル80という設定だ。ファルベインの森で行動しているときに作れる装備品では,まともにダメージを与えることができないうえ,相手の攻撃は1発1発が致命傷になるほどの能力差がある。
そのため「一刻も早く『悪魔城ドラキュラ』コラボを楽しみたい!」という人も,まずは「V Rising」の基本サイクルである探索での素材入手やクラフティング施設の充実を図ることをオススメする。
「V Rising」公式サイト
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