破壊するために建設するシミュレーション「ABRISS - build to destroy」，製品版本日リリース。ローンチトレイラー公開

　ドイツのパブリッシャastragon Entertainmentは現地時間の2023年9月5日，ベルリンに本拠を置くRandwerk Gamesが開発したシミュレーションゲーム「ABRISS - build to destroy」の製品版をSteamでリリースし，最新トレイラーを公開した。価格は1999円（税込）で，アーリーアクセス版の所有者は無料でアップデート可能だ。音声を含めて，日本語にも対応しているという。

「ABRISS - build to destroy」公式サイト

　1年以上にわたってアーリーアクセスが続けられてきたので，プレイしたという人も少なくないかもしれないが，「ABRISS - build to destroy」は，手持ちのパーツで構造物を作り，それを使ってターゲットを一度にすべて破壊するというシンプルなパズルゲームだ。
　構造物や破壊の挙動は物理演算に基づいているため，作ったものがどのように動くかをじっくり考えてゲームを進めていかなければならない。破壊行為がうまくいけば，小型ロケットエンジンや回転レーザー，超重量キューブなどの新たなパーツがアンロックされ，破壊がますます楽になっていくという流れだ。


　公開されたトレイラーにもあるように，ターゲットが壊れる様子は非常にゆっくりで荘厳，かつ美しく，予想どおりに粉砕できたら，かなり気分が良さそうだ。2023年に開催されたドイツのゲームイベントで最優秀グラフィックデザイン賞を受賞したのもうなづける。いくつかのモードが用意されているが，製品版では新たに，最高スコアを目指す「エンドレスモード」が追加されたとのこと。値段も手頃なので，製品版移行に合わせてプレイしてみるのも良さそうだ。