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レトロンバーガー Order 81:「シュー大祭」プレイバック! “NAOMI基板のゲーム”とか“超伝説級のシューティングタイトル”って何ですか編
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印刷2022/04/09 15:00

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レトロンバーガー Order 81:「シュー大祭」プレイバック! “NAOMI基板のゲーム”とか“超伝説級のシューティングタイトル”って何ですか編

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悔しさが男を作る 悲しさが男を作る みじめさが男を作る
復讐心が偉大な男を作り上げる 強大な敵がお前を真の男に作り上げる

 “レッドバロン”の異名で知られる第一次世界大戦のドイツ空軍エースパイロット,マンフレート・アルブレヒト・フォン・リヒトホーフェン(Manfred Albrecht Freiherr von Richthofen)男爵は,こう述べ……てないの!? えっマジ!? 松本零士氏の「大純情くん」でリヒトホーフェン男爵の言葉として捏造された,髑髏ニット帽100%の松本節!?

 リヒトホーフェン男爵の実際の発言とされているものは,「戦闘機パイロットの使命は,空域を警備することと,その空域に侵入した敵機を撃墜すること。それ以外はゴミだ」「血の最後の一滴が落ちるまで,燃料の最後の一滴が尽きるまで,心臓の最後の鼓動が響くまで,飛び,戦え」(いずれも意訳)などがあるそうですね。二言目には「俺のケツをなめろ!」と言い出しそうなドイツ軍人ぶりです。男を作る云々は実際には言っていませんが,聞けば「正にそのとおり」と大きく肯首したでしょう。知らんけど。

リヒトホーフェン男爵は歴史的な人物なので,アーケードゲーム「Red Baron」(Atari/1980年。画像は「Atari Vault」のもの)や,MS-DOS向けの「Red Baron」(Dynamix/1990。画像は「Red Baron Pack」のもの)など,主題としたゲームが何作か存在します。「スカイキッド」(ナムコ/1985年)の1Pキャラクターもレッドバロンという異名ですし,スヌーピー(犬)が“WWIの撃墜王”ごっこをしているときの仮想的がレッドバロンなので,Atari 2600用の「Snoopy and the Red Baron」(Atari/1983年),PC / PS2 / PSP用の「Snoopy vs. the Red Baron」(Namco Bandai Games/2006年),Xbox 360用の「Snoopy Flying Ace」(Microsoft Game Studios/2010年)といった「ピーナッツ」原作ゲームにたびたび登場しています
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 つまり戦闘機に乗って,艱難辛苦を乗り越えて,強大な敵を討ち倒したならば,“男が上がる”というものです。なお今はジェンダーフリーの時代ですので,男どうこうというのは漢気(おとこぎ)などの,あくまで魂の話です。「ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝」の不破刃だって,男女関係なく「・・・・すごい漢だ。」(原文ママ)と言っています。

 でも実際に戦闘機を飛ばして空戦を行うのはハードルが高い。2000年代後半における航空自衛隊のF-15J調達価格は101億5600万円でしたし,ラスベガスなどで「戦闘機体験」を謳うアトラクションに使用されているアエルマッキ・SF-260やエクストラ・EA-330SCにしても20〜30万ドル。ビル・ゲイツ氏やイーロン・マスク氏でもなければ,そうそう気楽には買えません。

 そんな戦闘機プレイを簡単に体験できるものといったら。そう,シューティングゲームですね。

 というわけで,今回は4月2,3日に開催された「シュー大祭 〜シューティングゲーム大感謝祭〜 2022」(以下,シュー大祭2022)に関して,既報の補足をやっていきましょう。

 あと全然関係ないけど,Order 23でベタ褒めした「ドールズフロントライン」iOS / Android)の「Va-11 Hall-A」コラボイベントが復刻開催中! やったぜ!




PC(Steam版)「デススマイルズI・II」


 オープニングではシティコネクションから,2021年12月に発売された「デススマイルズI・II」PS4 / Nintendo Switch / Xbox One)のPC(Steam)版が2022年夏に発売と告知されました。収録の「デススマイルズ」および「デススマイルズ メガブラックレーベル」に関しては,デジカから発売されている「デススマイルズ」と基本的には同内容ですが,言わずもがなSteamトレーディングカードや実積は別ですし,「ゴシックは魔法乙女〜さっさと契約しなさい!〜」iOS / Android)コラボDLCの“5乙女セット”は「〜I・II」専用です。

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 6年越しとなる別エディションのリリースとは言え,Steamで2つの「デススマイルズ」が販売されるとなると,先行のデジカ版を購入している人は「〜I・II」の購入を躊躇するかもしれません。ですが,初代「Doom」を収録したゲームはSteamで3本くらい販売されていますし,「Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部!)」は無印および有料DLCと「〜Plus!」版がそれぞれ配信されていて,「メンヘラフレシア フラワリングアビス」と別に同作の中国語版「精神病大王花 Flowering Abyss」(すげえタイトル)が販売されたりもしていますし,よくあることです。あとトレジャーの「斑鳩」は,何かしらのプラットフォームで出たらとりあえず買うものです。

 それに,筆者は「デススマイルズ」をこれまでに6本買っていて……Xbox 360版とデジカ版はもちろんのこと,Android版も実質的に別ゲーなので買い,その提供プラットフォームが閉鎖されたのでiOS版も買い,PS4版の「〜I・II」を“ゴシックは魔法乙女 LOVE MAX EDITION”で買い,後から「クラリスショップで買うとソノシートが付いてくる」と知ったのでNintendo Switch版も買い……自分の環境的にはSteamが最も手軽なので当然Steam版「〜I・II」も買うつもりなのですが,それと比べたら2,3本買うくらい全然大丈夫です。筆者にしても,基板勢の勇者達からすればクソザコナメクジに過ぎません。

 序文で男が上がるとか戦闘機だとか言いましたが,「デススマイルズ」ではロリータ衣装で使い魔を引き連れて空を飛ぶんですから,女も上がります。バランスを崩しそうな気がしなくもないものの,「ゴシックは魔法乙女」では魔法乙女と言いつつエヴァンズマン兄貴やパルムも出てきますし,ゴットヴィーン大佐なんて乙女を開花可能となったほどですので問題ありません。覚聖すると性別が変わるガルーダ兄妹と比べたら些細な問題です。男も女も上がるうえ,進行するステージの難度を選択できるなど初心者から超上級者まで楽しめる設計となっていますので,まさに老若男女アゲアゲエブリナイ(バスミバーンスミバスミバーン)なシューティングゲームと言えるでしょう。

 また,ちゃんたけ氏と「〜I・II」の開発を担当したゼロディブ・フクシマ・ファクトリーによる,シティコネクションの新たなシューティングゲーム開発チーム“TAKE×0FF”が発表されました。チーム名は“たけ × ゼロ・エフ・エフ”という,イカしたミーニングです。

 同チームによる新作が「死ねや!! このあばずれがっ!!」でおなじみ「赤い刀」の移植版で,年内リリースの予定とのこと。ゼロディブ・フクシマ・ファクトリーはX68000版「グラディウス」やPlayStation版「首領蜂」および「怒首領蜂」を開発したエス・ピー・エスのスタッフを中心としたチームだそうで,それが“ケイブの横シュー”の移植版を開発しているというのは,なんだか趣深いものがありますね。

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 なお「赤い刀」のプラットフォームに関しては未公表なので,メガドライブやワンダースワンという可能性もゼロではありません(ただしニアリーイコールゼロ)。まあ「デススマイルズI・II」がマルチプラットフォームだったので,おおよそ察せるところですが,“5乙女セット”のような追加要素があるのかなど気になることはいろいろありますので,続報に期待しましょう。

 えー,ところで筆者が記事を担当した昨年のシュー大祭では,家庭用「〜I・II」の発売日を発表から20分後に掲載しましたが,今年は発表から100時間後の掲載でしたね。とりあえず筆者は,今年のことは知ったこっちゃねえので笑っておきます。ハッハッハ。まあ本連載も,無闇に書きすぎて毎度落ちるか上がるかの瀬戸際ですからねハッハッハ。

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 シティコネクションは2022年4月2日,3日に実施された「シュー大祭 〜シューティングゲーム大感謝祭〜 2022」にて,PC版「デススマイルズI・II」をSteamで配信することを発表した。配信開始は今夏の予定。

[2022/04/06 17:38]


コットンロックンロール(サクセス)


 「コットンロックンロール」は,ALL.Net P-ras MULTI バージョン3版にコンシューマ版で追加されたステージやプレイヤーキャラクターを実装することが発表されました。嬉しいところですが,ちょっとexA-Arcadia版がどうなるのかは気になります。

 また,PC(Steam)版のリリース時期は秋になるとのこと。筆者は「海外向けコンシューマ版『Cotton Fantasy』のパブリッシャであるININ Gamesは“Coming Spring 2022”と言っているから,Steam版も同時期か……?」と予想していたのですが,もうちょっと待つ必要があるようです。

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 また,5月8日に秋葉原 Club Goodmanで開催されるライブ「Game Music Live Meeting vol.1」の告知も行われました。主催は「雷電」シリーズで知られる佐藤 豪氏で,同氏の率いるSATO GO Bandが,「スカーレットネクサス」などのサウンドに関わっているバイオリニストの松原まり氏とサクセスの鶴窪和志氏を交えた編成で出演。そのうえTECHNOuchi氏とトランペッターの林 沙希氏,元東亜プランの上村建也氏によるバンド・U-Brandも出演するなど,1990年代のアーケードゲーマーなら見逃せない布陣です。チケットは昨日(4月8日)から,現地一般 / 現地打ち上げ付き / オンラインの3形態にて予約受付中となっています。


コットン リブート!(三月うさぎの森)


 三月うさぎの森からはとくに発表などはありませんでしたが,“NAOMI基板のゲーム”の家庭用移植版を開発していることが言及されました。いったい何でしょう。「アイドル雀士スーチーパイIII」「どきどきアイドルスターシーカー」でしょうか。それとも「ゾンビリベンジ」「ダイナマイト刑事EX 〜アジアンダイナマイト〜」でしょうか。

 しかしシュー大祭での発言なんですし,ここはシューティングであると仮定して,NAOMIでリリースされたものを列挙してみましょう。そーれぃ。

  • アンダーディフィート
  • 斑鳩
  • イルマティックエンベロープ
  • カオスフィールド
  • カラス
  • サイヴァリア2-the will to fabricate-
  • 式神の城II
  • シューティングラブ。2007
  • ゼロガンナー2
  • 旋光の輪舞
  • 旋光の輪舞SP
  • トライジール
  • トリガーハート エグゼリカ
  • ボーダーダウン
  • まもるクンは呪われてしまった!
  • ラジルギ
  • ラジルギノア
(五十音順)


 ……なんと言うか,どれも“ありそうで無さそう”な温度感ですね。筆者的には「トリガーハートエグゼリカ」のドリームキャスト版とPS2版とXbox LiveArcade版の各要素を全部盛りしたやつが出てきたら3本買いますが。


exA-Arcadia(exA-Arcadia)


 「出展タイトル名(出展者名)」のフォーマットで書くと,なんか変な感じになるけど実際こうなんだからしょうがないのがexA-Arcadia。発表に関しては下の記事で網羅されていますが,筆者が爆笑したのは「怒首領蜂最大往生 EXAレーベル」に関するアップデートです。入力遅延が“元基板よりも早い”1フレームになるとのことで(もちろん論理的な限界値で,ディスプレイなどによって変わりますが)変態すぎます。

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 exA-Arcadiaは,2022年4月2日に配信されたオンラインイベント「シュー大祭 〜シューティングゲーム大感謝祭〜 2022」にて,新作タイトルを4本発表した。アーケード版「カンブリア・ソード Another Cry」「アストロ忍者マンEXA」をはじめ,さまざまな作品の情報が明かされた同社のコーナーをレポートする。

[2022/04/04 15:40]

 ちなみに新発表の「アストロ忍者マン(EXA)」に関しては,本連載で過去にフォーカスしたりRIKI氏にお話をうかがったりしていますので,「何やそれ」と思った人はバックナンバーを見ていただくといい感じです。

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 2020年5月9日に発売され,4分で完売したFC互換カセット「アストロ忍者マン」。受注生産の予約が規定数に達し,再生産が決定した本作について,「キラキラスターナイト」などから一転して漢(おとこ)臭いテイストとなった理由など,RIKI氏に聞いてみました。

[2020/06/06 00:00]


虫姫さま/エスプガルーダII/怒首領蜂大復活(LiveWire)


 LiveWireは既発タイトルのバグフィックスについて告知したほか,“超伝説級のシューティングタイトル”の移植が決定し,夏か秋に正式発表すると述べました。筆者はケイブSTGの流れから,今年がリリース20周年でもある「怒首領蜂大往生」かと思ったりもしたのですが,ケイブIPではないということは明言されています。

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 シューティングで“伝説”と言えば,思い当たるのは「ゼビウス ファードラウト伝説」「グラディウスIII -伝説から神話へ-」「雷電伝説」あたりですね。あと「ダライアス」シリーズでは“伝説”というワードがキャッチフレーズ的にたびたび使われています。そうそう「銀河婦警伝説サファイア」「超兄貴〜聖なるプロテイン伝説〜」もシューティングゲームでした。

 まあ,伝説でなく“超伝説級”だそうですし,そういうワード的な話でもなかろうとは思いますが,いったい何なのか気になるところです。


レイヤーセクション&ギャラクティックアタック Sトリビュート他(シティコネクション)


 シティコネクションは,タイトーが発売したセガサターン向けソフトをPS4 / Nintendo Switchに移植してリリースすると発表。海外での商標申請情報などから「レイヤーセクション」に関しては巷の話題になっていましたが,このようにドバッと来たのは驚きです。

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 シティコネクションは2022年4月2日,オンラインイベント「シュー大祭 〜シューティングゲーム大感謝祭〜 2022」にて,「Sトリビュート×TAITO」シリーズを発表した。第1弾「レイヤーセクション&ギャラクティックアタック Sトリビュート」の実機プレイも披露されたプログラムの様子をレポートする。

[2022/04/04 13:40]

 ただセガサターンって,タイトー以外から発売されたタイトーのゲームもあるじゃないですか。エクシングから発売された「アーケードギアーズ ガンフロンティア」とか。“セガサターン版である”という一種のキッチュさが商業的バリューになるなら(あとエクシング的にOKなら),アーケードギアーズもアリでしょうし,開発を担当したトライアングル・サービスの藤野俊昭氏とコラボしたらユーザ的には面白さが倍プッシュです。将来的にはそういった方向性にも走っていただけると(ネタ的に)嬉しいですね。

 それか「東京SHADOW」をですね?

 なお,「スノーブラザーズ スペシャル」「ゴシックは魔法乙女」「アリス・ギア・アイギス」「アーケードアーカイブス」「飛翔鮫!鮫!鮫!」「GダライアスHD」は恐縮ながら割愛させていただきまして……。スノーブラザーズは敵キャラ操作モードがすげえ面白そうとか,ごまおつは7周年記念イベント開催中で筆者は特設ページに寄稿させていただいております(が,改行や字下げがブッ飛ばされて“寄稿”っていうか“奇稿”になってんなと思ったりするものの,面白いのでOKです)とか,アリスギアはメインシナリオ新章発表とか,それよりシュー大祭の後に発表されたバトガ復刻の方がびっくらこきましたよとか,アケアカは「ワルキューレの伝説」ありがとうございますとか,エムツーは末弥純氏によるアナザージャケット公開とかありますが,全部書いてるとホント終わりませんし,皆様のお陰で筆者は今日も素寒貧です。



ニチブツ シューティングサウンドボックス


画像集#010のサムネイル/レトロンバーガー Order 81:「シュー大祭」プレイバック! “NAOMI基板のゲーム”とか“超伝説級のシューティングタイトル”って何ですか編
 シュー大祭2022の2日目,最初の発表はシティコネクションの音楽レーベル・クラリスディスクによる,「ニチブツ シューティングサウンドボックス」でした。これは日本物産のシューティングゲームをピックアップして収録したCD8枚組のアルバムで,価格は1万4850円+税。

 値段はちょっとお高めですが,そもそもニチブツのサントラ制作が稀なので可能な限り音源を詰め込んだという,クラリスディスク渾身の永久保存盤です。この機会を逃したら二度と入手できないかもしれないレア音源だらけとなっています。



ホーギーヒュー(ピクセル)


 ピクセルからは,「アステリアの翼」PC / Nintendo Switch)のPVがお披露目されました。今回のPVは基本的なゲームデザインとスタッフを紹介するものなので,ゲームプレイの特徴的な部分などは分かりかねますが,いよいよ形になってきましたね。


 いろいろと大変な状況にあり,「アステリアの翼」および「焔龍聖拳シャオメイ」の発売日を当初の予定から延期しているピクセル。筆者が言っても「言うだけならタダ」に過ぎないのでアレですが,逆境を乗り越えることに期待したいところです。なお,あくまで筆者は万事中立のスイス的スタンスですので,ピクセルに限らず万人が最善を尽くし,それがエゴイスティックでも何かしらの好転をもたらすことに期待しています――言わずもがな,もろもろ含みのある話ですが。

 ちなみにピクセルに関しては,本連載で過去にミニインタビューという形でフォーカスさせていただいていますので,「何やそれ」と思った人はバックナンバーを見ていただくといい感じです(リフレイン)。

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[2019/02/02 00:00]


ソルクレスタ(プラチナゲームズ)


 ソルクレスタに関する新情報としては,Limited Run Gamesによる限定版の国内販売が決定し,6月頃に受注を行うとアナウンスがありました。筆者はこの限定版に含まれるアップライト筐体のミニチュアが個人的にツボなのですが,存在を知ったのが北米での受注が締め切られた後で「やっちまったなあ!」となっていました。それがこうして入手の機会が再度やってくるとは,まったく世の中捨てたものではありません。

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アストロシティミニV(セガ&ゲーセンミカド)


 「アストロシティミニV」に関して,「アームドポリス バトライダー」に並木 学氏の新曲が用いられると発表されました。これはBGMにライセンス的な問題があったためで,オリジナル版から差し替えになるとのこと。困難を力づくでぶちのめして“ベスト以上”を編み出すパワフルぶりです。

 高田馬場ゲーセンミカドでは現在,アストロシティで「アストロシティミニV」を遊べる(「テラクレスタ」のみ)というクレイジーな体験会を実施中。その隣の,ソルクレスタを遊べるアストロシティのコンパネ(6ボタン)を載せたビュウリックスもけっこうクレイジーです。



雷電IV×MIKADO remix(モス&ゲーセンミカド)


 大トリの「雷電IV×MIKADO remix」パートはミニライブでしたので,具体的な新情報などはありませんでしたが,「今回発表できなかったものがある」ということが言及されました。

 いったい何でしょう。「E雀」シリーズ! ……みたいな方向性でボケるのを1記事で3度もやるとさすがに食傷なので,普通に「雷電」シリーズか「ライデンフィターズ」シリーズ,もしくは「バイパーフェイズ1」だろうといったところですが。さすがに「『雷電II』です。『雷電DX』じゃなくて」と来たらズッコケますが,基本的には“何が来てもオイシイ”予感がしますので,座して待ちましょう。

 なお「G-MODEアーカイブス+」「小林さんちのメイドラゴン 炸裂!!ちょろゴン☆ブレス」「R-TYPE FINAL2」(グランゼーラ)は恐縮ながら割愛させていただきまして……。あ,「G-MODEアーカイブス+」や「R-TYPE FINAL2」はシューターにとって“おなじみ”ですが,そうでない「小林さんちのメイドラゴン 炸裂!!ちょろゴン☆ブレス」も,同開発元(スタジオ分離しましたが)の「KOF SKY STAGE」や「カラドリウス」のエッセンスを煮込んだような,普段は口にしない系の旨味がある感じで楽しいですよ。



 といった感じで,完全新作から30年前のタイトルまで,それぞれの形で旧作をオマージュしたり,あるいは旧態からのドラスティックな脱却を狙ってみたり,今日も元気で狂気的なシューティング界隈。まあ「泳ぎを止めたら窒息死」のマグロ状態なのは確かですが,それにしても「シューティングは死んだ」なんてことを言っていたらヘソで茶が湧きます。むしろ今こそシューティング。クリアできなくてもスコアラーになれなくても,男(概念)ならドカンと一発シューティングです。

 まあ,それはそうと筆者,「ELDEN RING」がまだ1周目も終わってないんだけどさ?
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