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「Flat Eye」本日リリース。お客のニーズや健康チェックで個人情報を収集するディストピア感溢れる近未来的コンビニ経営シム
「Flat Eye」は,AIを駆使した最新の顧客対応技術を持つEye Lifeというハイテク企業に買収された,アイスランドの片田舎にあるコンビニが舞台となる。雇われ店主のプレイヤーは,AIが指示するままに,品物の陳列や機材の修理,レジ会計や清掃などのタスクを毎日こなしていくことで,優良店としてさらなる最新鋭の自動健康チェック装置といったハイテク機器を導入していくことになる。
こうした機器には,排出物の自動検査で健康具合まで細かくチェックしてくれるスマートトイレから,臓器の自動販売機,人工出産機,クローン装置,記憶修正マシーンなどがあり,AIが選出した30人ほどの「プレミアムカスタマー」をメインターゲットにして,彼らの私生活や個人情報をチェックしながら,機器の導入を図っていく。
キャラクターはそれぞれに異なる苦悩や人生観を持っているが,ハイテク機器の実証試験としてコンビニが利用されており,例えば不自然に長生きしたばかりにより不幸になってしまうといった,人々の本来の生き方も左右するような実験の片棒を,プレイヤーは担がされていくことになるわけだ。
「Flat Eye」は,現時点では日本語化されていないために,ストーリー性のある流れを存分に楽しむには,少々ハードルが高いかもしれない。しかし,開発元のMonkey Moonは,2019年にタクシーの運転手が警察から委託された連続殺人事件の犯人を突き止めていくという「Night Call」(PC / Nintendo Switch / Xbox One)でデビューしたメーカーだけに,こうした独特の切り口のストーリーテリングが気になるところ。Steamおよび,GoG.comでは10%オフで販売されているので,気になる人はチェックしておくといいだろう。
Steamの「Flat Eye」ストアページ
GoG.comの「Flat Eye」ストアページ
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