肉，肉，そして肉。肉に支配された世界を舞台にしたローグライクFPS「Golden Light」，Epic Gamesストアで無料配布中

　毎週金曜日にタイトルが変わるEpic Gamesストアの無料ゲーム配布だが，今週はHypeTrain Digitalがリリースした奇想天外な1本「Golden Light」だ。配布期間は11月17日までだが，期間内にダウンロードしておけば，配布期間終了後もプレイ可能できる。

「Golden Light」公式サイト

　2020年7月にSteamでアーリーアクセス版が公開され，2022年3月に製品版に移行した「Golden Light」は，いきなり出現した穴に落ちた恋人を追って，肉に支配されたおぞましい世界「Meat Zone」に迷い込んでしまった男を主人公としたローグライクなFPSだ。開発はインディーデベロッパのMr.Pinkが行っており，原色が目に痛い一人称視点のシューター「MECH PUNK」をAlan Smithee名義でリリースしたりしている。


　さて，男が落ちた「Meat Zone」は椅子や本などが雑多に詰め込まれた世界だが，その一部は“化け物”が姿を変えたもので，不用意に近づくと襲ってくるという。対抗できる武器はマップに落ちているものを拾っていくのだが，強力ではあるものの耐久度が低く，すぐに壊れるため，ステルスを駆使しなければならない。
　プレイを続けると主人公の「体力」が減っていくが，回復のためには，食べられる斧などの武器を食べたり，およそ食欲のわかない「謎肉」を口にする必要も出てくる。


　基本的に難度の高いゲームであり，マップの自動生成がローグライクらしいところだが，生成されたマップによって難度に大きな差ができてしまったりなど，高難度と呼ぶより「理不尽」と呼ぶべきだと感じる人もいそうだ。肉や目玉にまみれたデザインも，プレイヤーを選んでしまいそうだが，Steamのユーザーレビューは「非常に好評」とのこと。
　奇天烈なキャラクターやシュールな世界観など，なかなか手を出しにくいタイトルだけに，この機会にぜひダウンロードしてみよう。

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