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The DioField Chronicle
| 公式サイト | ： | https://www.jp.square-enix.com/diofieldchronicle/ https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000045378.html |
|---|---|---|
| 発売元・開発元 | ： | |
| 発売日 | ： | 2022/09/22 |
| 価格 | ： | 7678円（税込） |
| ジャンル | ： | |
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| 備考 | ： | |
| その他 | ： |
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このゲームの読者の評価
50
- 読者レビューについて
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全体的に「まあまあ」といったところ 50 - 投稿者：わなっしー（男性/30代）
- 投稿日：2022/11/20
- 良い点
- ・副官人事のおかげで柔軟なユニット構成ができる
昨今のSRPGはクラスチェンジ制をあまり採用したがらず、仮にしても上位クラスへの昇格程度で、戦士が魔法使いになる等のキャラ性能を大きく変えるシステムにはなっていないことが多い。主要キャラのステータスを大幅に変えられるようにするとバランス調整が難しくなるので、この風潮自体はある程度しょうがないのだが…。
その点、本作は単独で役割の完結したリーダーに、副官という名のスキル発動のみ担当するキャラを設定することで、ヒールが使える戦士、突進ができる魔法使い等、個々のユニットに独自の役割を付与できるのが楽しい。
・テンポの良い戦闘
難易度ハードの場合、序盤はやや敵が固いが、サブミッションを取りこぼさずプレイしていれば中盤に入る前にはレベルが過剰になって火力で押し込めるようになる。
悪い面でもあるが、さくさく進められるという良い部分でもある。 - 悪い点
- ・戦闘バランスが悪い
恐らくサブミッションを一切やらずに進めてもどうにかなるくらいのバランス設定なのだろう。サブミッションをやりつつ進めると敵が弱く、片っ端から叩き潰して終わり、となりがち。これは他のSRPGでも問題になるが、それだけに既に様々な手法で解決されている。
（自軍のレベルに合わせてある程度敵も強化される等）
その手のバランス調整を放棄しているのは残念。
副官人事で独自のユニットを作っても、小細工不要でごり押しできるんじゃ甲斐が無いというものだ。
・ストーリー、キャラ設定が雑
清楚なお嬢様として加入した後、何の前振りもないまま、戦闘中の言動にサイコパスじみたものが混じる（高笑い、もう壊れちゃったの？など）
8000の精鋭を率いた第一王子が、同じく5000の兵士を率いた将軍と一騎打ちの末に戦死する。しかもその結果部分をいきなりダイジェストで語られるので理解が追い付かない。
外交交渉シーンで、無理難題をふっかけられたと言って即答で断る大臣に、面子を潰された！と私兵をぶつけてくる外交官…等々。
お前ら揃いも揃ってチンパンジーかと言いたくなるくらい行動設定が粗雑。
（たとえば王子の戦死がストーリー上必要なのだとしても、どうせダイジェストで語るならもっとまともな戦いの結果の敗死だとして作ればいいのに…）
歴史風の重厚な展開を目指すにはあまりにもお粗末。 - 総評
- RTSとしての骨子・構造は悪くないが、いかんせんゲームバランス、ストーリーともに肉付けに失敗している部分が目立つ。
もうちょっとチープなグラフィックと安い価格でインディーズゲームとして出していれば評価も変わっただろうが、スクエニの看板とこの価格でこの内容では評価は自ずと下がってしまう。
ギリギリ悪くはないが、悪くないだけ、という残念な感じの作品。 - プレイ時間
- 10～20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 4 1 2
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