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AMDが携帯型ゲームPC向けプロセッサ「Ryzen Z1」を発表。搭載PC第1弾はASUSの「ROG ALLY」に決定
8コア16スレッドの「Ryzen Z1 Extreme」と,6コア12スレッドの「Ryzen Z1」をラインナップしており,このうち,Ryzen Z1 Extremeは,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)の「ROG ALLY」に採用が決まっている。なお,ROG ALLYの発売時期や価格は5月11日に発表するとのことだ。
AMDによると,Ryzen Z1シリーズは,高い電力効率を実現しており,従来製品と比べて,長時間のバッテリー駆動が可能だという。加えて,RDNA 3ベースのGPUにより,高いグラフィックス処理性能が求められる最新ゲームも快適にプレイできると,AMDはアピールしている。
Ryzen Z1シリーズの詳細な仕様は明らかになっていないが,統合GPUのCompute Unit数は,Ryzen Z1 Extremeが12基なのに対して,Ryzen Z1が4基なので,3倍も差があるとなると,グラフィックス性能差は相応にありそうだ。また,どちらの製品もTDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)を15〜30Wの範囲で設定可能となっている。
●Ryzen Z1シリーズの主な仕様
- Ryzen Z1 Extreme:Zen 4世代 8コア16スレッド,RDNA 3ベースGPU CU数12基,L2キャッシュ容量 8MB,L3キャッシュ容量 16MB,CTDP 15〜30W
- Ryzen Z1:Zen 4世代 6コア12スレッド,RDNA 3ベースGPU CU数4基,L2キャッシュ容量 6MB,L3キャッシュ容量 16MB,CTDP 15〜30W
ASUSのROG ALLY製品情報ページ(英語)
AMDのRyzen Z1 Extreme製品情報ページ(英語)
AMDのRyzen Z1製品情報ページ(英語)
- 関連タイトル:
Ryzen(Zen 4)
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