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[gamescom]ほぼ無限に自動生成される世界をひたすら冒険できる「Nightingale」。メディアプレゼンテーションレポート
「Nightingale」公式サイト
「Nightingale」は,19世紀末のヴィクトリア朝時代を思わせる世界に「フェイ・レルムズ」(Fae Realms)と呼ばれるポータルが開き,そこに飛び込んで冒険を繰り広げることになる。プレイヤーは,「レルムウォーカー」と呼ばれる冒険者の1人として,どこかに存在するという魔法都市「ナイチンゲール」を探し求める。
特徴として真っ先に挙げられるのは,ポータルの向こう側の世界は固定されておらず,入るたびに自動で生成されることだろう。プレイヤーは「レルムカード」と呼ばれるカードを使うことで,ポータルの向こう側の世界をある程度コントロールできるので,レルムカードを数多く集めれば,自分の意図通りの世界を設定できるかもしれない。
カードをかざすとポータルが現れる仕組みになっているが,場合によってはポータルからいきなり敵が出てくることもあるという。戦闘になるかもしれないと,心の準備をしてからポータルを発生させたほうが良さそうだ。
なお,一度ポータルを閉めると,同じカードの組み合わせで再度ポータルを作っても,以前と同じ世界にはならない。とはいえ,気に入った世界ができたら,それをキープすることは可能だ。ゲームを進めることで作成できるカードのレベルが上がり,より強力な敵がいる世界や,レアな資源のある世界にできたりするという。
クラフト機能もかなり充実しており,プレゼンテーションでは,非常に立派な家を完成させていた。そこをハブとして,オンラインの友人を招く,といったことも可能であるようだ。
また,クラフト機能は戦闘でも役に立つ。プレゼンテーションでは数人で協力しつつ巨人と戦う場面が紹介されたが,背の高い建物をいくつも作り,巨人の行動範囲を制限するという場面が確認できた。さらに,この建物に登ることで上から巨人を攻撃でき,1人は足もと,もう1人が高所から攻撃するといった協力プレイが実現する。時間が限られていたため,プレゼンテーションでは簡単に済まされていたが,アイデア次第で強力な敵に挑むことができそうだ。
ちなみに,クラフトできるのは建物だけでなく,服や武器なども作り出せる。その元となる資源は,ポータルの向こう側にあるので,さまざまな世界に飛び込んでは資源を集め,新たなアイテムを作り出す,というゲームサイクルが成立する。仲間同士で資源やアイテムのトレードができるということなので,友人とのプレイも楽しそうだ。
ほぼ無限に新たな世界を作り出せるNightingaleは,一度ハマるとひたすら遊び続けたくなるような魅力ある作品だといえるだろう。何度か延期を繰り返しているタイトルだけに,今度こそ,予定どおり発売されてほしいものだ。
「gamescom 2023」公式サイト
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