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Funcomが「Dune」のゲーム化を開始。ドイツのNUKKLEARと共同開発になることをアナウンス
日本でも10月に公開されているドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるSFアクション映画「DUNE/デューン 砂の惑星」の原作となった小説「デューン 砂の惑星」は,第1作が1965年にリリースされているフランク・ハーバート(Frank Herbert)氏によるSF小説シリーズだ。
Funcomは,「Conan」シリーズや自社IPの「The Secret World(Secret World Legends)」に続くシリーズとすべく,2020年にテンセントから1億4800万ドル(約162億円)の出資を受け入れて実質的な子会社になることにより,そのライセンスを獲得していた経緯があり,小説や映画と同じスケール感のある壮大なゲームになる可能性が高い。
Funcomとともに,「Dune」ゲーム版の共同開発を担うのは,ドイツのハノーファーを拠点にするNUKKLEARで,2020年にTHQ Nordicよりリリースされた「Comanche」という戦闘ヘリアクションゲームなどの開発を手がけている。最近では,ドイツ政府の連邦交通デジタルインフラ省(BMVI)から160万ユーロの企業助成金を獲得しており,このプロジェクトの立ち上げにあたってその一部が利用されることになるという。
なお「Dune」のゲームは,「Dune」(1992年),「Dune II」(1992年),「Dune 2000」(1998年),「Emperor: Battle for Dune」(2001年),「Frank Herbert's Dune」(2001年)がリリースされている。今回Funcomが手がけるものは,発売はおろか正式発表もしばらく先のことになると思われるが,どのようなゲームが生み出されるのか期待しておきたいところである。
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Dune: Awakening
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