ニュース
「Lords and Villeins」のアーリーアクセス版が10月1日にリリース。ピクセルアートが懐かしい中世町作りシム
「Lords and Villeins」公式サイト
懐かしい雰囲気のピクセルアートが印象的な「Lord and Villeins」の舞台となるのは,中世ヨーロッパの原野で,そこに移り住んだ一家が,原野を開拓しながら村を作っていく。90種類もの資源を元に生産の仕組みを作り,仕事をほかの家族に請け負わせて生産を拡大したり,彼らから税金を徴収したりしていく。農業や手工業など,地域を20種類の区画に分かけることが可能で,家の中も,70種類を超える家具で整えられるという。
魅力的な施設を作ることで人々が移住してきて,人口が増えていくが,面白いのは,プレイヤーが直接介在できるキャラクターは元の一家とその子孫だけという点だ。家畜など生産品目を増やしたい場合は,NPCとの話し合いを行い,決定すれば自動的に飼育や売買が行われていく。村の若者が恋に落ちて新たな家庭を作り,やがて親の特性を受け継いだ子供達が生まれ,それぞれの家の伝統を受け継いでいくことになるというライフシミュレーション的な要素も興味深い。
季節の移り変わりなども表現された本作は,「Lighthearted」(ほのぼの系)を目指しているとのことなので,残忍な領主としなって村を支配するといったことはできなさそうだ。現時点では日本語化の予定はないが,気になる人はリリース予定のアーリーアクセス版を試してみよう。
- 関連タイトル:
Lords and Villeins
- この記事のURL: