プレイレポート
「DEEMO II」先行プレイレポート。リズムゲームの操作感はそのままに,アドベンチャーパートとやり込み要素がボリュームアップ
前作はリズムゲームパートがゲームの大半を占めていたが,本作では主人公“エコー”を操作して,ゲームの舞台となる“中央駅”を自由に探索できるほか,駅にいる住人たちとも会話可能。アドベンチャーの要素が大幅にボリュームアップしている。
今回,ゲーム序盤を先行プレイさせてもらえたので,本稿では「DEEMO II」がいったいどんなゲームになっているのか紹介していこう。
「DEEMO II」公式サイト
「DEEMO II」ダウンロードページ
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人々を救うためにピアノを奏でる
自由度が増したアドベンチャー&ストーリーパート
まずはゲームのストーリーを紹介していこう。ゲームの舞台となるのは,“虚空の雨”と呼ばれる,濡れたものを消失させてしまう,恐ろしい雨が降り続いている世界。音楽の魔力だけがこの“虚空の雨”を防ぐことができ,ピアノが設置されている「中央駅」が生き残った者たちの避難場所となっている。
しかし,この中央駅も消失の危機にさらされており,主人公エコーは新たな楽譜を探しながら,ピアノを演奏して中央駅を救おうとしている。シリーズの重要人物であるDeemoはどうしているのかというと,本作では中央駅を守る“守護霊”としてエコーを支えてくれる存在となっている。
前作と比べて,アドベンチャーパートがボリュームアップしており,プレイヤーはエコーを操作して,中央駅の探索や住民たちとの会話を通じ,新たな楽譜を探すことになる。
序盤はアドベンチャーパートの比重が大きく,前作のファンで「リズムゲームを期待したのに……」と思う人も中にはいるかもしれない。しかし,ゲームの進行自体は“リズムゲームが基本”になっているので,その点は安心してほしい。
ストーリーを進行させるためには,リズムゲームパートを何回も遊ぶ必要がある。前作で例えるなら,木の成長と同じシステムだと思ってもらいたい。リズムゲームを遊ぶことにより駅の修復が進み,ストーリーがどんどん進んでいくのだ。
かわいい見た目に反して,やや重めな世界設定となった本作はどんな展開を見せるのか。ストーリーパートも目が離せない内容となっている。
リズムゲームパートの操作感はそのまま
ミッションなどやり込み要素が追加に
続いて,ゲームのメインとも言えるリズムゲームパートについて紹介していこう。端的に言ってしまえば,“内容は前作とほぼ同じ”で,ビジュアル面が進化している。
楽曲のほとんどにピアノが使用されており,リズムゲームではピアノを演奏しているような気持ちの良い操作が楽しめる。この点は,好評を博した前作から引き継いでいるので,「間違いない」と言ってしまっても過言ではないだろう。 リリース時点で,無料楽曲20曲以上に有料DLCも加えて,合計100曲を超える楽曲が用意されているとのことだ。
また,本作からはやり込み要素として,期間限定ミッションや,レベルを上げて特典を入手できる切符というシステムも登場する。ミッションは「譜面スピード1でクリアする」や「ライフを40%以上残す」など,これまでの「DEEMO」にはなかった新しい遊び方を楽しめる内容になっている。
切符で入手できる特典には,リズムゲームの楽曲を解禁する楽譜や,エコーの見た目を変更できるアイテム,ゲーム内通貨などが用意されている。ゲーム内通貨は,NPCの情報やアートなどコレクション要素を解禁するのに使用できる。
前作で好評だった部分は継承し,やり込み要素やストーリー要素など,ゲーム全体でボリュームアップをしている本作。高品質なリズムゲームが遊びたい人にオススメできる内容なのは間違いない。ミッションが加わったことによって,スコアを追求するだけでなく,明確な目標も立てられるようになり,プレイモチベーションも維持しやすくなった。前作から一新されたストーリー展開を楽しみつつ,100曲を超える癒しの楽曲群を体験してほしい。
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