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【PR】主人公21人の群像劇を描く「テイルズ オブ ルミナリア」は遊ぶほどに続きが気になる作品! レポートとプロデューサーインタビューを掲載
コロプラが開発を手掛け,バンダイナムコエンターテインメントがパブリッシングする「テイルズ オブ ルミナリア」(iOS / Android 以下,ルミナリア)が現在サービスを展開中だ。
「ルミナリア」は,同社の看板RPG「テイルズ オブ」シリーズのスマートフォン向け最新アプリとして,2021年11月4日にリリースされたタイトルだ。
本作では,21人のメインキャラクターたちそれぞれに焦点を当てた「キャラクターエピソード」を,連載形式で毎週更新するという形を採用している。
配信から約3か月が経った現在は,21人全員のエピソード1シナリオの実装が完了しており,エピソード2シナリオの実装準備が進められているほか,1月21日からはゲームに先がけて,物語中盤の大きな戦いである「第三次リュンヌ攻防戦」を描くスペシャルアニメ「テイルズ オブ ルミナリア The Fateful Crossroad」が,動画サイトにて配信されている。
本稿では,そんな「ルミナリア」のゲーム内容をメインコンテンツであるキャラクターエピソードにフォーカスして紹介したい。記事の後半では,「ルミナリア」のプロデューサーを務める池野泰広氏にこの3か月の歩みやルミナリアの魅力,今後の展開などを聞いたインタビューを掲載しているので,最後まで読んでほしい。
アニメ「テイルズ オブ ルミナリア The Fateful Crossroad」配信サイト一覧
1月21日正午より各種動画配信サービスで公開中
●見放題配信
・Amazonプライムビデオ
・アニメ放題
・dアニメストア
・dTV
・バンダイチャンネル
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・Hulu
・U-NEXT
●都度課金配信
・Prime Video(レンタル・購入対象)
・GYAO!ストア
・J:COMオンデマンド
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・DMM.com
・ニコニコチャンネル
・ひかりTV
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・バンダイチャンネル
・ビデオマーケット
・milplus
・music.jp
・ムービーフル
・Rakuten TV
「テイルズ オブ ルミナリア」公式サイト
アニメ「テイルズ オブ ルミナリア The Fateful Crossroad」公式サイト
「テイルズ オブ ルミナリア」ダウンロードページ
「テイルズ オブ ルミナリア」ダウンロードページ
21人の主人公それぞれのエピソードが形成する「ルミナリア」の物語
「ルミナリア」の舞台は,力の源であるマナを生み出す「源獣」が存在する世界。「ユール連邦」と「ジルドラ帝国」が,源獣を巡って戦争を繰り広げており,物語はこの2つの国を中心に描かれる。
記事の冒頭でも述べた通り,本作のメインは,21人のキャラクターそれぞれに焦点を当てた「キャラクターエピソード」というコンテンツだ。
ルミナリアには,一般的なRPGのように,ある1人の主人公を中心としたメインシナリオがあるわけではなく,21人全員に個別の物語が用意されている。
ゲームは,基本的にプレイヤー自身が主役のキャラクターを操作し,ダンジョンやマップを探索しながら進めていく。
道中のいたるところには敵が待ち構えている。画面をスワイプしてキャラクターを移動させたり,攻撃ボタンや技ボタンをタップすることで攻撃を行ったりして倒していこう。攻撃を繰り返し,ゲージが溜まっていくとシリーズお馴染みの必殺技「秘奥義」が撃てるなど,簡単な操作で派手なバトルが楽しめる。
マップを探索しながらエピソードを進めていくと,要所要所で挟み込まれる会話イベント。これが本作の見どころの1つとなっている。というのも,本作は会話イベントが全編を通して,3Dグラフィックスとフルボイスで描かれているのだ。
スマートフォン向けRPGの会話イベントやシナリオの多くは,一枚絵とテキストが表示され,それをプレイヤーが読み進めていくものが多いが,本作では3Dで描かれたキャラクターが,生き生きと動きながら会話をする。
キャラクターの個性や微妙な感情の動きがより一層鮮明になることでシナリオへの没入感も増すので,集中して物語を楽しめるようになっているのだ。
1エピソードのプレイ時間は,約60分強とスマホ向けゲームのシナリオとしては長めだが,そのぶんしっかりと1つのエピソードで起承転結があり,キャラクターの魅力や境遇,周囲を取り巻く人々との関係も綿密に描かれている。
プレイすればするほど理解が深まっていくキャラクターの関係や世界の真相
キャラクターエピソード単体のシナリオの面白さに加えて,21人それぞれのエピソードをプレイしていくと,キャラクター同士の関係性や物語の全体像が見えてくる多視点の展開が「ルミナリア」最大の魅力だ。
各エピソードにはさまざまな伏線が散りばめられており,1つの物語をプレイしただけでは分からなかった情報が,ほかのエピソードをプレイすることでつながっていったり,一見面識のないキャラクター同士が意外なところで影響を及ぼし合っていたりするのが,分かってくるのだ。
複数のエピソードをプレイすることで理解が深まっていく物語の一例として,メインキャラクターの1人であるユーゴ・シモンの裏切りをめぐる謎が挙げられる。ユーゴの所属勢力は,ゲーム内では「ジルドラ帝国」となっているのだが,実は過去には「ユール連邦」に所属しており,何らかの理由で離反し,帝国に亡命したという経歴を持っている。
しかし,ユーゴ編のエピソード1で描かれるのは,すでに帝国に亡命した後のことで,なぜ連邦を離れることになったのかについては一切分からない。
彼の連邦時代の姿については,ユール連邦に所属しているキャラクターのエピソードで断片的に見られ,本作のチュートリアルにあたるレオ編のエピソード1にも登場する。しかし,レオ編では,幼馴染である連邦所属のレオ,セリアとの仲睦まじい姿や信頼関係が色濃く描かれており,裏切る理由がますます分からない。
筆者も正直,レオ編をプレイしただけでは,彼が連邦を離れることになった原因について見当もつかなかった。しかし,続いてプレイした,リゼット編のエピソード1では,教官であるリゼットがユーゴを見て,燃え盛る村を脳裏にフラッシュバックさせ,「なぜあの時のことを今……?」とつぶやく,という意味深な光景が描かれる。
こういったエピソード内で明かされた情報は,各キャラクターにまつわる出来事をまとめた「個人年表」を見ていくと,より深く楽しめるようになっている。今回の例だと,リゼットとユーゴの個人年表で,村が燃えたような出来事を照らし合わせてみる。すると,両者共に創神歴990年に「ル・サント村の壊滅」という事件を経験していたことが分かるのだ。
さらにユーゴの年表を見ていくと,彼がそのル・サント村出身であること,そして創神歴999年の「ル・サント村追悼記念式典事件」という出来事の直後に帝国へ亡命していることが読み取れる。つまり,ユーゴが離反した背景には,もしかしたらこの「ル・サント村の壊滅」が深く関わっているのではないか……と考察できるわけだ。
こういった各エピソードの断片的な情報を拾い集めながら,今後の展開や謎を推察していくのが,本作では非常に面白い。また各エピソードでは,主役に同行するキャラクターも魅力的に描写されるため,自然とほかのキャラクターへの興味が沸き,次のエピソードをプレイするモチベーションにもつながる。
広がり始めたばかりのルミナリアの世界。まずは好きなキャラでプレイしてみるのはいかが?
本作に登場する21人のメインキャラクターには,それぞれ8つのエピソードが展開される予定で,現在実装されているのは,各キャラクターのエピソード1のみ。まだまだ物語全体で言えば序の口だ。
運営型のゲームは,始めるのが遅くなればなるほど,追いつくのが大変になるし,遊び始める心理的なハードルも高くなるものだ。
その点,本作は始まったばかりなので,今から遊んでもすぐ追いつけるし,そもそも1人で物語を楽しむコンテンツがメインのタイトルなので,自分のペースで進めていける。
まだプレイを始めていないなら,これを機会にゲームをスタートして,気になったキャラクターをいくつか遊んでみてほしい。1人,2人とエピソードを進めるうちに,21人のキャラクターが紡ぐ群像劇にいつの間にか引き込まれるはずだ。
プロデューサーの池野氏にインタビュー。3か月の歩みや今後の展開を聞いた
ここからは本作のプロデューサーである池野泰広氏へのインタビューをお届けしよう。サービス開始から3か月の歩みや「テイルズ オブ ルミナリア」の魅力,そして今後の展開などを聞いている。
4Gamer:
本日はよろしくお願いします。「テイルズ オブ ルミナリア」のサービスが始まって約3か月が経ちますが,これまでの歩みやサービス開始当初の反応を教えてください。
サービス開始時から,各キャラクターエピソードについては,評価をいただき好評でした。一方で,遊びにくいと指摘をいただいた部分もあり,この3か月で改善していった部分もありました。
4Gamer:
具体的にはどのような指摘があったのでしょうか。
池野氏:
1つ目はUIです。「ルミナリア」は,SNSを意識した縦長にスクロールしていくUIを採用しているのですが,これがとにかく分かりにくいという指摘がありました。
サービス開始時点では,「皆さんSNS等で慣れているだろう」と我々が油断していた部分もあり,初期のころは説明がまったく足りていませんでした。ご指摘をいただいてからは,表示する内容を整理して見やすくしたり,分かりやすく説明を入れたりするなどの改善を行いました。
4Gamer:
ファンの反応を見ると,カメラに対する指摘も見受けられましたが,その点はいかがでしょう。
池野氏:
はい。まさにカメラを含めた操作性に対する意見が,多く寄せられたもう1つの指摘です。もともと縦画面のアクションRPGなので,横方向の視野が狭いという弱点があるのですが,それに加えて本作はカメラが固定なので,なおのこと見づらいといったご意見です。
4Gamer:
カメラが固定式なのはなぜなのでしょうか。
池野氏:
これは開発スピードやコストの都合によるところが大きいです。「ルミナリア」は,毎週キャラクターエピソードを追加していますし,マップも使いまわしているわけではなく,しっかりとシナリオに寄り添ったものをエピソードごとに用意しているので,自由にカメラを回せるまで,マップを作り込むのが難しいんです。
とはいえ,敵が見切れてしまうのは問題でしたし,カメラの距離感が近すぎるなど,設定にもっと煮詰めるべき点があったのは事実でした。そういった遊びにくかった部分については,サービス開始以降にファンの皆さんからいただいたご意見を参考に,改修しています。
4Gamer:
サービス開始のころよりも,かなり遊びやすくなっていると。
池野氏:
はい。新規の方もちろんですが,サービス直後にプレイしづらくて止めてしまった……という方にも,ぜひもう1度プレイしていただきたいですね。
4Gamer:
本作は,21人のメインキャラクターのエピソードを並行して描いていくという今までの「テイルズ オブ」シリーズにはない試みが行われていますが,どのようなコンセプトで開発が行われたのでしょうか。
池野氏:
これは「テイルズ オブ」シリーズのアプリをいくつか運営してきて分かったことなんですが,運営型のゲームというのは,シナリオの提供間隔にどうしても間が空いてしまう傾向があります。例えば「ザ レイズ」の場合,大体1か月に1本メインシナリオを更新して,その間に期間限定のイベントを入れるというスタイルを採っているんです。
ただ,熱量の高いプレイヤーからは「早く続きが読みたい」という声をいただくことが多かったので,「ルミナリア」では,もっと早く次のシナリオを提供できる構造にしたいと思ったんです。
4Gamer:
それが1週間に1本,キャラクターエピソードを更新するという形だったということでしょうか。
池野氏:
はい。次のシナリオの実装までに間が空いてしまうと,プレイヤーも話を忘れてしまいますので,「ルミナリア」ではシナリオを追いかけやすい形として,週1の連載形式を採っているんです。
プレイしていて,キャラクターエピソード内での会話演出には,かなりこだわっているように感じました。フルボイスの会話シーンで進むので,シナリオの内容も自然と頭に入ってくる印象です。この辺りの感覚はコンシューマ機向けのタイトルに近い気がします。
池野氏:
イベントの演出は確かに,コンシューマ機向けのタイトルに近いですね。スマホゲームのシナリオというのは,テキストを読み進めていく形のものが圧倒的に多いのですが,その形ではスキップしてしまう人も多くなると思うんです。シナリオを可能な限り読んでもらいやすいように全編フルボイスにして,イベントシーンをたくさん入れているんです。
4Gamer:
逆にコンシューマ機向けタイトルとは,作りを変えている部分はありますか。
池野氏:
いろいろあるんですが,キャラクターの魅力を見せる“タイミング”という点は,コンシューマ機向けタイトルからかなり変えている部分です。
「テイルズ オブ」シリーズでは“キャラクターをどうやって好きになってもらうか”という点がシナリオを作るうえで重要なのですが,スマホ向けタイトルの場合,始めてすぐに良さを分かってもらえないと,続きを遊んでいただけなくなる可能性があるので,その「好きになってもらうタイミング」をコンシューマ機向けのタイトル以上に早く持っていく必要がありました。
4Gamer:
“どうやってキャラクターを好きになってもらうか”ということをおっしゃられましたが,以前「テイルズ オブ アライズ」のインタビューで富澤さん(「テイルズ オブ」シリーズ総合プロデューサー)が,「キャラクターを愛し,クリア後も彼らのことを応援したくなるような魅力的なキャラクターの構築とゲーム体験が『テイルズ オブ』らしさである」という話をしておられました(関連記事)。
ルミナリアについても,ゲームの核となる「テイルズ オブ」らしさというのは,やはりキャラクターの見せ方にあるのでしょうか。
そうですね。少し話がそれるんですが,以前,歴代の「テイルズ オブ」シリーズに携わった開発者と話をする機会があったんです。そのときに「『テイルズ オブ』って時代に合わせたテーマを描いているんだよ」というお話を聞いて。例えば「ジアビス」は,主人公のルークが自分の存在意義や生まれた意味を見つめ直す姿が,当時の若者の共感を生んだのだと思います。
4Gamer:
確かに「ジアビス」では,当時ルークに感情移入しているプレイヤーがすごく多かった印象があります。
池野氏:
そんな中でルミナリアが描ける時代にあったものを考えたとき,浮かび上がったのが「多様性」というテーマでした。21人の主人公の物語を並列に追っていくので,生まれや考え方,個性の違うキャラクターをさまざまな手法で描けます。
また,ユーザーの中にも「未熟だった主人公が仲間と共に成長していくという正統派な話が見たい」という人もいれば,「復讐に燃えるダークヒーローが好き」という人もいると思います。そういった人々の多様化した価値観やニーズにも答えられると思いましたし,現代で表現するテーマとしてピッタリだと思ったんです。
4Gamer:
なるほど。
池野氏:
私は,「テイルズ オブ」シリーズの面白さであり核となるのは,キャラクターが紡いでいく物語やその中で描かれる登場人物のバックボーン,そして,運命に抗いながら未来を切り開いていく姿だと思っています。
主人公が仲間と協力し,敵対する人々と,異なる“己の正義”をぶつけ合いながら葛藤し,前に進んでいく……そういったドラマティックな物語や,そこから描き出されるキャラクターの魅力こそが,「テイルズ オブ」らしさなのではないかと。「ルミナリア」も表現の仕方やシナリオの構成を変えてはいるんですが,そういった部分は間違いなく「テイルズ オブ」シリーズであると言い切れる作品になっています。
4Gamer:
冒頭でお話いただいたように,シナリオはファンの方にも好評だそうですね。
池野氏:
はい。やはり表現方法が違うため,発表の時は「こんなの『テイルズ オブ』じゃない!」とおっしゃる方も多かったんですが,実際に遊んでくださっている方からは「キャラクターたちの掘り下げ方や紡がれている物語から,『テイルズ オブ』らしさを感じる」と評価していただいています。
4Gamer:
キャラクターエピソードはプレイしていると,主役以外のキャラクターも魅力的に描かれていたり,意外なキャラクターとの関係性を匂わせる演出があったりと,ほかのエピソードもプレイしたくなるような要素が散りばめられていると感じました。
池野氏:
そこはシナリオライターにも意識して作ってもらっている部分です。もちろんエピソードごとに主役となるキャラクターはいるのですが,それ以外のキャラクターのエピソードにも自然と興味がわくような仕掛けを入れています。
4Gamer:
もう1点特徴的だと思ったのが,エピソードのボリュームについてです。1本プレイするのに60分〜90分かかるので,かなりカッチリ時間をとって遊ぶ必要があると思います。スマホゲームがスキマ時間に短時間で遊ぶものという風潮がある中で,今のボリューム感に決めた理由を教えてください。
各キャラクターのエピソードの質を考慮した結果ですね。開発の初期ではもう少しボリュームを少なくする想定だったんですが,そうするとどうしても物語が薄っぺらくなってしまうので。
「テイルズ オブ」らしい要素を入れつつ,物語に起承転結をしっかり付けた読後感のあるシナリオを作るとなると,やはりこれくらいのボリュームは必要だろうという判断になりました。
4Gamer:
それくらいエピソードの質というのは,「テイルズ オブ」では譲れない部分であるということですね。
池野氏:
各キャラクターの半生を,それぞれ8エピソードの中で魅力的に描いていく必要があるのに,1本1本が薄くなってしまうのは駄目だなと。やはり皆さんの心に残るものを届けたいという思いがありますので。
4Gamer:
そうなると想定するプレイヤー層は,スキマ時間にスマホゲームを遊ぶ人というよりは,もう少し時間をかけてストーリーを楽しみたいという人なのでしょうか。
池野氏:
私たちとしては,シリーズファンに留まらず“ゲームが好きな人”には,ぜひプレイしていただきたいと思っています。同じステージを周回してキャラクターをガシャで集めるゲームではなく,プラットフォームがスマホというだけで,ちゃんとしたRPG体験ができるようなものを作ろうということは,開発チームともよく話しています。
「テイルズ オブ」シリーズファンの方は,従来の作品から変えているところが多いので,最初は違和感のある部分も当然出てくると思いますが,だからこそ「テイルズ オブ」というシリーズの新しい表現や可能性を感じていただけるとも思っています。
4Gamer:
これからの展開についても聞かせてください。1月19日に21人すべてのキャラクターのエピソード1が実装され,2月1日には「クロスロードエピソード」という,これまでとは違った形の物語が展開されますね(※)。
※インタビューの収録日は2022年1月17日
池野氏:
クロスロードエピソードは,キャラクター1人の視点だと描けないような歴史が動いた転換点を,複数人の視点から描いていくシナリオです。
あとは通常のエピソードではなかったキャラクターのつながりを描くという場でもあります。21人もキャラクターがいると,どうしてもつながりや因縁の薄いキャラクター同士というのが出てくるんですが,そういった普段交わらない人たちが交流するような,お祭り的なお話も描いています。
4Gamer:
クロスロードエピソードには,21人全員が登場するのでしょうか。
池野氏:
さすがに1つのエピソードで全員にスポットを当てるのは難しいので,何人かを選出して描いています。クロスロードエピソードも8本を予定しているので,「各エピソードに誰が出るのか」という点にも注目していただきたいです。
また,1月21日から展開するスペシャルアニメ「テイルズ オブ ルミナリア The Fateful Crossroad」では,2月1日に実装するクロスロードエピソードよりさらに先の物語中盤にあたる部分を描いているので,こちらも合わせて楽しんでほしいですね。
4Gamer:
アニメで描く部分を物語の中盤に据えたのは何故なのでしょうか。ゲームとしてその辺りのシナリオが実装されるのは,まだまだ先のことのように思えますが。
池野氏:
アニメを展開する意図は,「ルミナリア」のキャラクターに興味を持ってもらったり,好きになったりするきっかけを増やすというところにありますので,既存のファン以外の「テイルズ オブ」を知らない人にも,シリーズの良さを分かってもらう必要があります。
現在ゲームで描いているのは,物語の序盤なので,正義をぶつけ合うといった「テイルズ オブ」らしさを映像で伝え切るには少し合わない部分がありました。そこで,アニメでは,ユール連邦に所属する正義感の強い熱血漢のレオと,レオの幼馴染であり,ジルドラ帝国に亡命したユーゴが初めて戦場で衝突する「第三次リュンヌ攻防戦」を描いています。
4Gamer:
アニメーションは3DCGを使用したゲームにテイストの近いグラフィックスで描かれていますね。
池野氏:
はい。ここは意図的にゲームとアニメの表現方法を同じにして統一感を持たせています。
「テイルズ オブ」シリーズは,どの作品もアニメーションにこだわっているのですが,特に「バトルをしっかり描く」という点をとても大切にしています。
これまでもバトルシーンをしっかり描いていただけるスタジオと一緒にIPを作ってきたのですが,今回は3DCGを使ったキャラクターの見せ方やアクションの描画に定評のある神風動画さんとANIMAさんに制作をお願いしています。アニメは1月21日から動画配信サービスにて視聴可能ですので,公式サイトをチェックしていただき,ぜひご覧になってください。
4Gamer:
ゲームでもアニメでも楽しめるルミナリアの今後に期待しています。さて,お時間も迫ってまいりましたので,最後に読者へメッセージをお願いします。
池野氏:
「ルミナリア」は,各キャラクターのエピソードが進めば進むほど,キャラクターの思惑がつながっていったり,伏線が回収されてピースがはまっていくので,物語が後半に差し掛かるにつれてどんどん面白くなっていきます。
これから展開予定のエピソード2には,キャラクターの意外な過去を掘り下げるものもあれば,エピソード1の続きが語られるものもあります。まだプレイしていないという人は,ぜひエピソード1が終わった今のタイミングで,手に取っていただければ嬉しいです。
また今後は,21人のキャラクターをもっと愛でたり,掘り下げたりしていけるような季節限定のコンテンツも行うことを予定していますので,すでにプレイしていただいている方も楽しみにしていただければと思います。
4Gamer:
本日はありがとうございました。
「テイルズ オブ ルミナリア」公式サイト
アニメ「テイルズ オブ ルミナリア The Fateful Crossroad」公式サイト
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