見下ろし型のSFアクション「Blackwind」の制作が発表。メカスーツを着た主人公が戦うハイペースのアクションゲーム

　パブリッシャのBlowfish Studiosは，イタリアのデベロッパDrakkar Devが開発中の新作「Blackwind」を発表し，トレイラーを公開した。対応機種はPCおよびPS5，Xbox Series X，PS4，Xbox One，Nintendo Switchで，発売は2021年Q4が予定されている。

「Blackwind」公式サイト

　遠い未来，惑星Medusa-42にある人類の採掘コロニーが，Raknosというエイリアンに襲撃される。主人公となるのは訓練を受けていない10代の青年，James Hawkinsで，彼は偶然閉じ込められてしまったBattle Frameというメカスーツの操作を覚え，植民地を守り，姿を消した父親を探すために過酷な戦いに参加する，という設定の見下ろし型アクションゲームだ。
　メカスーツには，「Blackwind」という名前のAIが搭載されており，Jamesは唯一の味方であるAIと共に遠距離攻撃や近距離攻撃，特殊攻撃などを使い分けて，エイリアンやヤツらのメカを倒していく。戦いによってJamesはルーキーからベテラン戦士に成長し，それに伴ってBattle Frameのスキルツリーが解放されていくというRPG要素も用意されている。スキルの中には，戦闘ドローンが使えるようになるものもあるという。


　惑星Medusa-42には，砂漠や雪山，森林地帯などさまざまなロケーションが用意されており，プレイヤーは1人で，あるいは地元の協力者達と一緒に，それらの場所を訪れて，さまざまなミッションをこなしていくのだ。難度はイージー，ミディアム，そしてハードと3段階用意されており，ソロプレイのほか，2人のプレイヤーがBattle Frameとドローンを操作するローカルCo-opにも対応しているとのこと。


　懐かしのSFアクションという雰囲気のゲームで，日本のロボットアニメを思わせるBattle Frameのデザインもなかなか魅力的だ。コンシューマ機版の日本展開については今のところ未発表だが，PC版はSteamとGOG.comでの販売が予定されている。Steamのストアページはすでにオープンしているが，残念ながら日本語には未対応とのことだ。