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任天堂,2025年3月期 第1四半期の決算を発表。「ティアキン」発売の前年と比べると,売上高,営業利益共に大幅な減収減益
発表によると,2025年3月期 第1四半期の連結業績(2024年4月1日〜2024年6月30日)は,売上高は2466億3800万円で前年同期比46.5%減,営業利益は545億1000万円で前年同期比70.6%減,経常利益は1134億6900万円で前年同期比55.3%減,四半期純利益は809億5400万円で前年同期比55.3%減となった。
・売上高2466億3800万円(前年同期比46.5%減)
・営業利益545億1000万円(前年同期比70.6%減)
・経常利益1134億6900万円(前年同期比55.3%減)
・四半期純利益809億5400万円(前年同期比55.3%減)
なお,2025年3月期の連結業績予想については,2024年5月7日に公表した業績予想から変更はないとのことだ。
Nintendo Switch関連のビジネスについては,当四半期に発売した新作タイトルのうち,5月23日に発売した「ペーパーマリオRPG」が176万本,6月27日に発売した「ルイージマンション2 HD」が119万本の売上を達成し,ともにミリオンセラーとなっている。しかし,当四半期のハードウェアの販売台数は前年同期比46.3%の210万台となり,ソフトウェアの販売本数は前年同期比41.3%減の3064万本となった。
こちらの要因については,前年同期は「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の発売および同作の特別デザインハードの販売により売上高が高水準となっていたが,今年はその反動を受けて前年同期比で大きく減少したものとしている。
ゲーム専用機ビジネスの売上高は,前年同期比46.4%減の2290億円となった。当四半期は為替レートが円安に推移したものの,Nintendo Switchハードウェアおよびソフトウェアの販売数量が前年同期を下回ったことなどから,売上高が減少したという。
モバイル・IP関連収入等については,主に「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に関連する映像コンテンツ収入が減少したことなどにより,前年同期比53.8%減の147億円となった。
また,今後の新作タイトルについては,8月29日に「ファミコン探偵倶楽部 笑み男」,9月26日に「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」,10月17日に「スーパーマリオパーティ ジャンボリー」,11月7日に「マリオ&ルイージRPGブラザーシップ!」,2025年1月16日に「ドンキーコング リターンズHD」の発売が予定されている。
詳細は,任天堂公式サイトの株主・投資家向け情報から確認してほしい。
「任天堂」公式サイト 株主・投資家向け情報
- 関連タイトル:
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
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