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「Forza Horizon 5」のオープニングシーンを紹介する最新ゲームプレイ映像が公開。メキシコのさまざまなロケーションを巡る
「Forza Motorsport」シリーズの外伝的な作品となる「Forza Horizon」シリーズでは,レースを通じて自己表現を行う“カーカルチャー”にスポットが当てられている。オープンワールドで構築された広大なマップを自由に走行しながら,各地で開催されるレースに興じたり,何百にも及ぶ車種をアンロックしてチューンナップしたりできる遊び応えのあるレースゲームだ。
シリーズ最新作となる「Forza Horizon 5」の舞台はメキシコ。マヤ文明やアステカ文明の遺跡が眠る南部のジャングル,サボテンが点在する北部の高地砂漠,植民地時代の雰囲気を色濃く残す市街地から太平洋側に広がる砂浜まで,バリエーションに富んだバイオーム(生物群系)がフォトリアルなグラフィックスで表現されている。
「Forza Horizon 5」の本編では,以前に「こちら」の記事で紹介しているとおり,こうしたバイオームが1つの大きなマップとなっている。しかし,オープニングドライブではメキシコの美しい風景を少しずつ垣間見るような趣向になっており,輸送機の背後からパラシュートを搭載した車が投下され,新しいバイオームに到達すると環境に合った新しい車種に乗り換えていくという展開が繰り広げられる。
今回公開された映像では,本作の最も高い標高地点になるという「雪山」からゲームがスタート。広大な農地が続く「農村」,鬱蒼(うっそう)とした熱帯雨林を走っていく「ジャングル」,さらにバハ・カリフォルニアがモデルと思しき「ビーチ」を通って,イベント会場に到達する約15分のシーケンスだ。実際にキャラクターが登場するわけではないものの,「よし,次はこの車だぜ! この道を突っ切ってみろよ!」といったノリノリの通信会話が輸送機から入ってくるというシチュエーションが面白い。
「2021 フォード ブロンコ バッドランズ」で雪山を走り,「2020 シボレー コルベット スティングレイ」に乗り換えて農村を疾走し,「2021 ポルシェ 911 Carrera S (992)」でジャングルの林道を通過していく。さらに市場価格3億円とも言われるダイムラー渾身のハイパーカーである「メルセデスAMG One」でビーチ沿いを駆け抜けて,“植生のある乾燥地帯”(Living Desert)にあるゴールへと向かう。プレイヤーが4つの地域を異なる車で体験することで,多彩な地域や車種を把握しながらゲームを始めるという導入になっているわけだ。
農村のシーンでは,壁のような砂嵐が迫ってくる「サンドストーム」に遭遇するほか,カミナリを伴う嵐もランダムに発生。気象効果はさらにダイナミックになっているようだ。
また,新しいゲームモードとしては,メキシコ文化としては有名なくす玉人形(ピニャータ)がエリアに点在しているので,走りながらそれにアタックしていく「Pinata Pop」や,前作「Forza Horizon 4」に実装されたバトルロイヤルモード「The Eliminator」がローンチ初日からプレイ可能とのこと。
gamescom 2021の直前に行われたプレビューイベントでは,Playground GamesのクリエイティブディレクターであるMike Brown(マイク・ブラウン)氏が,「The Eliminator」について「想定しているフィナーレには火山口の周囲などがある。だが,最終的にはまだ決まっていない」と語っていた。
「Forza Horizon 5」には「EventLab」というプレイヤー用ツールが用意される予定だ。自由にカスタムレースを配置したり,ゲームモードを作成したりできるとのことなので,こちらも楽しみにしたい。
「Forza Horizon 5」はスマートデリバリーに対応しているため,先にXbox One版を購入してから,その後にXbox Series X/S版へと無料アップグレードが可能だ。また,PC版を含む他機種間のクロスプレイやクロスセーブ(Steam版を除く)にも対応しているので,より多くのゲーマーと一緒にメキシコの地を舞台にしたホライゾン・フェスティバルを満喫できるだろう。
「Forza Horizon 5」公式サイト
「Xbox ワイヤレス コントローラー - Forza Horizon 5 リミテッド エディション」紹介ページ
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