2021年6月中の配信が発表された「マラビラ島の動物たち」を紹介。新興デベロッパが手がける，幅広い層が楽しめそうな写真撮影アドベンチャー

　Whitehorn DigitalとBanana Bird Studiosが，6月中のリリースを予定している3Dアドベンチャーゲーム「マラビラ島の動物たち / Beasts of Maravilla Island」（PC / PS4 / Nintendo Switch / Xbox One）。6月6日に開催されたデジタルイベント「Guerilla Collective 2」で本作の速報（関連記事）をお伝えしているが，今回はもう少し詳しい情報を紹介しよう。


　「マラビラ島の動物たち」は，野生動物を専門にする駆け出しフォトグラファーのマリナ・モンテズが主人公だ。同じ写真家だった祖父の遺品である地図が書かれた日記と，写真撮影機材を手にし，魔法の力で存在が守られてきた未知の島“マラビラ島”に生息する動物たちの生態系を観察し，それを写真に収めていくことになる。


　マラビラ島は，密林地帯の「Singing Jungle」，水生生物もいる「Glimmering River」，そして岩山が続く「Painted Plateau」という3つの環境で構成されており，プレイヤーは開発チームの社名でもある“バナナバード”など，合計50種類の不思議な生物たちを観察して彼らのユニークな仕草や行動を確かめ，貴重な瞬間をカメラに収める。動物ごとに何枚も撮影してフォトブックに並べ，その中からお気に入りの写真をコンクールに出品することもできるという。


　本作にはパズル要素もあり，島の動物たちや植物を利用して新しいエリアに進んでいくようなこともできるという。大きな蓮の葉の上を飛び越えたり，岩を登ったりといった環境を利用したものになるようで，難度はそれほど高くはなく，幅広い層のプレイヤーが楽しめるゲームになるようだ。Steamストアページ（リンク）では無料デモが公開されているので，興味のある人は遊んでみよう。

「マラビラ島の動物たち / Beasts of Maravilla Island」公式サイト