「An Airport for Aliens Currently Run by Dogs」配信開始。ストックフォトのような犬達が運営する世界が舞台のオープンワールドADV

　Xalavier Nelson Jr.氏の開発レーベル・Strange Scaffoldから，オープンワールド型コメディ・アドベンチャーゲーム「An Airport for Aliens Currently Run by Dogs」が，PC（Steam）とXbox Series Xに向けて本日（2021年5月26日）リリースされた。価格は順に2050円，2350円（共に税込）だが，いずれも10％オフのセールが実施中。PC版，Xbox Series X版共に，日本語非対応となっている。


　Steamストアページの紹介文（日本語）では，開発者自身もゲームの内容をうまくまとめて説明できないとしつつ，本作は「奇妙キテレツ宇宙人エアポート（運営は犬！？）」であり，面倒なら「犬のエアポートゲーム」と略していいとされている。

　本作においてプレイヤーとその婚約者（2人は遠距離恋愛中）は，この宇宙に生き残った最後の人間であるという。そしてプレイヤーのいる世界は，空港を始めとした社会のすべてを，ストックフォト（≒素材集）のような犬達が運営している。犬達と交流し，さまざまな問題を解決しつつ，勝手気ままな人生を送る恋人の元へとたどり着くのがプレイヤーの目的らしい。


　本作では，問題を解決するために犬にワイロを掴ませたり，乗り合わせた犬の客達と気まずい会話を繰り広げたり，さまざまな（いわく“数限りない”）種類の“手”を使って犬達をなで回したりできるという。書いていて不安になってくるが，とにかくそういったことができるようだ。

　ローンチトレイラーでは，犬を前面に押し出したゲームにも関わらず猫や熊（やはりいずれもストックフォト風）が出てきたり，プレイヤーが札束っぽいオブジェクトを空に向かって撃ち出していたりと，混沌としたシーンの数々をチェックできる。我こそはという人は，挑戦してみるといいかもしれない。