イベント
バーチャの公式大会「VIRTUA FIGHTER esports CHALLENGE CUP SEASON_1【3rd】FINAL」レポート。プロライセンスを獲得したのはレオラオ選手&ヨゴ選手
<選手名/使用メインキャラクター>
ぽろり選手/Taka-Arashi(鷹嵐)
ハート様選手/Taka-Arashi(鷹嵐)
いいとも選手/Kage Maru(影丸)
しろ選手/Jacky Bryant(ジャッキー・ブライアント)
首無しライダー選手/Lei-Fei(雷飛)
狂ちゃん選手/Sarah Bryant(サラ・ブライアント)
ちょっぱぁ〜選手/Lion Rafale(リオン・ラファール)
ぷうた選手/Jean Kujo(ジャン 紅條)
うめっち選手/Eileen(アイリーン)
でんせつえすぴ〜選手/Jean Kujo(ジャン 紅條)
フルスイング選手/Lion Rafale(リオン・ラファール)
亜希選手/Lion Rafale(リオン・ラファール)
ヨゴ選手/Kage Maru(影丸)
レオラオ選手/Goh Hinogami(日守 剛)
キリコ選手/Vanessa Lewis(ベネッサ・ルイス)
ゾンチャン選手/Lei-Fei(雷飛)
●VIRTUA FIGHTER esports CHALLENGE CUP SEASON_1【3rd】 3on3 FINAL 出場チーム
ざんあにFC
うめっち選手/ Eileen(アイリーン)
キース選手/ El Blaze (エル・ブレイズ)
ベジット選手/Wolf Hawkfield(ウルフ・ホークフィールド)
はねおし!
ゾンチャン選手/ Lei-Fei(雷飛)
ポメタロウ選手/ Jeffry McWild(ジェフリー・マクワイルド)
はね選手/El Blaze(エル・ブレイズ)
「Virtua Fighter esports」公式サイト
3on3部門の決勝に進出したのは,ざんあにFCとはねおし!だ。両チームともに,FREE部門決勝へ駒を進めたプレイヤーを擁する。試合はU-22プレイヤーのベジット選手がトータル5勝の活躍を見せ,ざんあにFCが2,3セット目を獲得して勝利を収めた。はねおし!は毎セット,大将として出陣したポメタロウ選手の勝負強さが光ったものの一歩およばず,チーム全員が勝ち星を挙げたざんあにFCに軍配が上がっている。
FREE部門は,「バーチャファイター5」時代からゴウ使いとして実績を残すレオラオ選手,3on3部門で優勝して勢いに乗るうめっち選手,大会常連かつチャレンジカップ優勝経験者のハート様選手,高いディフェンス技術に定評のあるヨゴ選手が勝ち上がり,プロライセンス獲得がかかる準決勝に進出した。
準決勝第1試合は,レオラオ選手が3-0のストレート勝ちで1セット目を先取するが,うめっち選手も負けじと2,3セット目を取り返し,決勝進出にリーチをかける。しかし4セット目に入ると,レオラオ選手操るゴウの捌き技や多彩な投げ技(通常投げ,下段投げ,キャッチ投げ)が通るようになり,形勢が逆転。最終セットはうめっち選手のアイリーンが見せるトリッキーな連係に対処し,3-0で勝負あり。プロライセンスと決勝進出をもぎ取った。
準決勝第2試合は,ハート様選手vsヨゴ選手の組み合わせ。1セット目はハート様選手が,2セット目はヨゴ選手がストレート勝ちで1セットずつを取り合う激しい展開となり,その後は互いにラウンドを取り合う一進一退の攻防へ。どちらが勝ってもおかしくない拮抗した試合を制したのはヨゴ選手。堅いガードと終盤に精度を上げた投げでダメージレースに競り勝ち,この日,ふたり目のプロライセンス獲得者となった。
レオラオ選手vsヨゴ選手となった決勝戦は,準決勝とは打って変わって一方的な展開が待っていた。レオラオ選手が開幕からリターンの大きい技を立て続けにヒットさせ,1セット目を先取すると,そのままペースを握り続けて3セットを連取。ヨゴ選手の長所である対応力の高さを発揮させる前にスピード決着で優勝を果たし,スタープレイヤーの称号を手に入れた。
大会終了後には,レオラオ選手,ヨゴ選手を含む「VIRTUA FIGHTER esports CHALLENGE CUP SEASON」でプロライセンスを獲得した選手,計8名が登壇。2023年3月19日に開催を予定している「VIRTUA FIGHTER esports PRO CHAMPION SHIP 2023」のリーグ戦における組み分けのくじ引きが行われた。
FREE部門 優勝 レオラオ選手,準優勝 ヨゴ選手のインタビュー
――優勝おめでとうございます。おふたりの過去作での実績からすると,プロライセンス獲得までに思ったより時間がかかったのかなと感じたのですが,ご自身の感触としてはどうでしょうか。
ヨゴ選手:
自分はオンライン予選を抜けるのが至難で,どうしても多少のラグは仕方ないんですが,そこに苦戦してなかなか上がってこれなかったというのはありますね。
レオラオ選手:
ぼくは安定して勝てるタイプじゃないので,遅いとかは思わないですね。順当に取れてなかったんですけど,今回は運よく取れた感じです。
――おふたりとも準決勝を筆頭に,苦しい試合展開から逆転勝利を収める姿が印象的でした。
ヨゴ選手:
準決勝のハート様戦は最初に用意していた対策が通用しなくて,そこから切り替えられたのが勝因かなと思います。本当に3先でよかったなと。
レオラオ選手:
相手が強かったので,苦戦するのは想像していました。うめっち選手の使っているアイリーンは「バーチャ5」の時に使用していたので,キャラを知っているということでなんとか勝てたと思います。
――決勝はレオラオ選手のハイリターンな技が多く決まった印象でした。
レオラオ選手:
あれがゴウというキャラクターの特徴ですね。技が当たれば一瞬で終わるけど,当たらないと苦労するキャラクターなんです。うまくいったパターンが決勝で出た感じです。
ヨゴ選手:
決勝も低リスクな行動をメインに戦うスタイルで臨んだはずなんですけど,それでもあれだけリスクを負わされてしまう選択肢を通され続けたので……頭が回り切らずに負けてしまいました。
――「バーチャ」のプロプレイヤーになりました。今後どういったプロになりたいか,ビジョンはありますか。
レオラオ選手:
難しいですね(笑)。たぶんプロの中では最年長の40歳なので,おじさんでも活躍できるんだぞ,みたいな見本になりたいです。
ヨゴ選手:
いまより強くなって,バーチャで一番強いプレイヤーになりたいと思います。
――ここを見てほしい,という自分の強みを教えてください。
ヨゴ選手:
ぼくはディフェンスなんですけど,ディフェンスの種類も他の人とちょっと違っていて,予測して技を受けないところですね。技をガードした後に,+6フレームか,それ以下なのかを瞬時に判断したり,相手が特定の状況で何をやっているかを見て行動を変えられるのが自分の強みだと思っています。
レオラオ選手:
バーチャファイターってどんな行動にもリスクがあるゲームなんです。もちろんリスクを負いづらい行動はあるんですけど,自分は「そういった低リスクな行動にもリスクがあるよ」というのを分からせるプレイが得意です。なので,そこを見てもらいたいと思います。
――3月にプロ選手同士のリーグ戦,さらにEVO Japanなどもあります。意気込みをお願いします。
ヨゴ選手:
まずはリーグ戦なんですけど,みんな強いので,1か月で対策を練って,見ている人にも「バーチャファイターは面白い」と思ってもらえる試合をしたいと思います。あとはチャレンジカップの決勝に初めて出た時にとんちゃん選手に負けているので,彼にはとくに勝ちたいですね。
レオラオ選手:
今回は仕事が忙しくてあまりやり込めなかったので,リーグ戦はしっかり体を作って,いいプレイができるように準備したいです。
――最後におふたりが考える「バーチャファイター」の魅力を教えてください。
ヨゴ選手:
言葉選びがちょっと難しいんですけど,下剋上が起こるところですかね。誰でもチャンスがある,実力差があってもじゃんけん,2択3択を通せば勝てるところが魅力的ですね。
レオラオ選手:
ゲームシステムも面白いんですけど,いろいろな大会が開催されていること,長年コミュニティが活発なことが,格闘ゲームの中でも優れているところなのかなと思います。
――ありがとうございました。
「Virtua Fighter esports」公式サイト
- 関連タイトル:
Virtua Fighter esports
- 関連タイトル:
Virtua Fighter esports
- この記事のURL:
キーワード
(C)SEGA. All rights reserved. SEGA, the SEGA logo, VIRTUA FIGHTER and VIRTUA FIGHTER 5 ULTIMATE SHOWDOWN are either registered trademarks or trademarks of SEGA CORPORATION. All other trademarks, logos and copyrights are property of their respective owners.
(C)SEGA