ニュース
初代Mac風の小型PC「AYANEO AM01」が正式発表。クラウドファンディングでの最小価格は150ドル
Indiegogoにおける最小価格は150ドル(約2万2000円,税および送料別)。出荷開始時期は2023年12月となっている。
AM01は,歴史的なデジタル機器をオマージュしたシリーズ「AYANEO REMAKE」の第1弾となる製品で,第2弾である海外版ファミコンこと「Nintendo Entertainment System」風のゲームPC「AM02」と合わせて,11月10日存在が明らかになっていたものだ。
登場当時のMacintoshと言えば,小型のブラウン管ディスプレイを内蔵した一体型のデスクトップPCであった。そのボディデザインをモチーフとしてはいるものの,AM01は,内蔵ディスプレイを備えていない。その代わりというわけではないが,ディスプレイをイメージした部分には,簡単につけ剥がしできるカラーステッカーを貼れるようになっており,好みに合わせたフェイスにできるという。
AM01には,異なるSoC(System-on-a-Chip)を採用する2モデルがラインナップされている。上位モデルは,AMDのノートPC向けSoC「Ryzen 7 5700U」を,下位モデルには「Ryzen 3 3200U」を採用するとのこと。どちらのSoCも,携帯型ゲームPCでメジャーなSoCである「Ryzen 7 7840U」よりもスペックは下なので,性能面でもやや下回るだろう。
標準のストレージは,容量1TB/512GB/256GBのM.2 SSDであるが,2.5インチSSDやHDDを内蔵できるようにもなっているそうで,ストレージ増設を行えるのも特徴であるという。メインメモリ容量は,32GB,16GB,8GBと3つのバリエーションがあり,最大で64GBまで内蔵できるとのこと。なお,搭載OSはWindows 11 Homeだ。
ゲームPCとして使うにはいささか非力であるが,強力なマシンパワーを必要としない用途であれば十分対応できそうなので,しゃれたデザインの超小型デスクトップPCとして買うのはありだろう。
IndiegogoのAM01キャンペーンページ(英語)
AYANEO 公式Webサイト(英語)
- 関連タイトル:
AYA NEO
- この記事のURL: