ゲーマー向けの超小型PC「AYA NEO」のクラウドファンディングキャンペーンがスタート。42個限定のバージョンは受付開始後約1分間で完売

　クラウドファンディングサイトIndiegogoで，小型PC「AYA NEO」のキャンペーンがスタートした。「AYA NEO」は，APUとしてAMDの「Ryzen 5 4500U」を搭載したゲーマー向けのハードウェア。7インチ（1280×800ドット）のタッチスクリーンに加えて6軸のジャイロを内蔵したコントローラ一体型のボディは，Nintendo Switchを思わせる。

Indiegogo「AYA-NEO:World’s First 7nm Handheld Gaming Device」

　発表によれば，グラフィックスの設定にもよるが，「サイバーパンク 2077」が30fps以上で実行できるほか，「ウォッチドッグス レギオン」「DEATH STRANDING」「アサシン クリード ヴァルハラ」といったタイトルを優れたフレームレートでプレイできると謳っている。


　いくつかのモデルが用意されており，商品の発送は2021年5月が予定されている。価格はストレージ容量500GB版が約8万5000円，1TB版が約9万5000円だが，約7万5000円で42個限定のSuper Early Bird版の受付はキャンペーン開始からわずか1分間で終了となり，42万ドルの目標を達成したとのこと。
　最近，こうしたゲーマー向けのUMPC（超小型ノートパソコン）が次々に発表されているが，10万円切る価格の「AYA Neo」は新たな台風の目になるかもしれない。日本からも予約ができるようなので，詳しくはIndiegogoのキャンペーンページを確認してほしい。