プレイレポート
[プレイレポ]もうひとつのリメイク「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」はスマホ向けに最適化しつつ,ストーリーを魅せる作品に
そんなFINAL FANTASY VII EVER CRISISが,2023年6月9日と10日,アメリカのロサンゼルスで開催されたイベント「Summer Game Fest Play Days 2023」にプレイアブル出展されていた。本稿で,実際に触れてみての感想をお伝えしよう。
「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」公式サイト
プレイできたのは「FINAL FANTASY VII」のオープニングにあたる伍番魔晄炉爆破ミッションで,爆弾をセットしたあとに脱出するところまでが描かれていた。途中で入る演出もオリジナル版とほぼ同じだったと思う。
なお本作は,戦闘やカットシーンなどはリアルな頭身のキャラクターで,フィールド探索はデフォルメキャラで描かれており,FINAL FANTASY VII REMAKEではなく,オリジナルに近い表現方法だ。
探索画面での移動方法は,キャラクターを動かしたい場所をタップする方法と,画面を長押ししてバーチャルスティックを操作する方法の2つが用意されていた。操作方法の切り替えなどが用意されているわけではないので,その場その場でやりやすい動かし方を選択すればいいだろう。また,マップ上にある宝箱やハシゴなどには,アクションを起こせるボタンが表示され,そこをタップすればオブジェクトに合った行動がとれる。
バトルはランダムエンカウント制で,移動している最中に画面が少し止まり,戦闘画面へ切り替わる。戦いはアクティブタイムバトルシステムで,各キャラクターに設定された5つのコマンドを使い分けながら戦っていく。なお,パーティは3人で構成されるが,プレイヤーが操作するのはメインに設定しているキャラクターのみで,残りの2人は,行動の方向性だけを指定でき,あとは自動で戦う。
各キャラクターには必殺技のようなものが設定されており,特定の条件を満たすと発動できる。そして,仲間がそれを使っているときに重ねて使用すると,それぞれ単発で使うよりもダメージが増す。今回のプレイしたデモ版のボス,ガードスコーピオンとの戦闘では,バレットとうまく連携したことで倒すことができた。
デモ版であり,ある程度短時間でクリアできるように調整している可能性は高いが,全体的にサクサクと進み,あまり苦労することなく爆破ミッションを達成できた。FINAL FANTASY VII REMAKEよりもストーリーを楽しみやすいのではないだろうか。もちろん,これからクローズドβテストが行われるタイトルなので,難度やゲームバランスなどは大きく変わる可能性もある。
本作は,7月7日から14日までクローズドβテストが実施される予定で,6月28日まではテスターの募集が行われている。いち早く体験したい人は,詳細を確認したうえで応募しておこう(関連記事)。
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FINAL FANTASY VII EVER CRISIS
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(C)SQUARE ENIX Powered by Applibot, Inc.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / CHARACTER ILLUSTRATION: LISA FUJISE
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