プレイレポート
「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン2を先行プレイ。バハムートの出現に新スタイルのドラグーンなど,バトル環境も変化
シーズン2では新スタイル「ドラグーン」や新マテリア「テレポ」が登場するほか,マップ内に新モンスター「バハムート」が出現するようになり,これまでとはまた違ったバトル展開が生まれていく。
今回は実装に先駆けてシーズン2をプレイすることができたので,そこで判明した内容について詳しく紹介していこう。
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新スタイル「ドラグーン」で移動が楽しくなる!
シーズン2の新要素として,これまで5種類あったプレイヤーキャラクターのスタイルに「ドラグーン」が追加される。いわば竜騎士だ。
ドラグーンは槍を持って戦うスタイルで,空中での機動力の高さが特徴となる。アビリティの「ハイジャンプ」を使用すれば,エアロを使うのに近い感覚で空高く跳ぶことができる。
ハイジャンプは使用時にわずかなため時間があるものの,エアロの発動から実際に跳ぶまでの所要時間と比べると,それほど差はない。
ただし,発動モーションでは一瞬,その場で硬直することになるため,敵から狙われているときに使うとやや危険が伴う印象だ。
仮に交戦中であっても,相手からの視界を遮断した隙に使うなどし,高空からの奇襲になるよう工夫するとよさそうだ。
ドラグーンは高く跳んだとき,固有の能力「エアマスター」を発動できる。このスキルには二つの効果があり,一つめは地面に向かって急降下する落下攻撃。わずかなため時間のあと,地面に降りて中範囲のノックバック付きダメージを発生させる。いわば“ジャンプ”だ。
発動時はわずかな時間ではあるものの,空中で照準を合わせることもできる。地表に集まるモンスターへの攻撃,ほかのプレイヤーへの急襲にと使い道は豊富だ。とはいえ,空中制御は難度がやや高いため,走っている相手を狙うにはそれなりのテクニックが求められる。
エアマスターの二つめの効果は,一定高度にいるときにジャンプボタンをタップすると「グライダー」を展開し,滑空できることだ。
こちらはハイジャンプ必須ではなく,建物の屋根や山頂からの飛び込み,エアロやウォールランとの組み合わせでも活用できる。
グライダー中は移動速度が速く,落下速度が遅いので,長距離移動や空中索敵に向いている。これが非常に快適で,ハイジャンプとあわせることでマップ移動が格段に楽になり,飛んでいるだけで楽しくなった。
もちろん,安易に使えば目立つばかりの格好の的になるだろうが,そこは利便性とのトレードオフと考えておこう。
「テレポ」はチーム戦で機能するマテリア!
続いては,新マテリア「テレポ」について。テレポは地面ドロップや補給コンテナからは入手できず,宝箱からのみ入手できる。
その効果は“一定範囲内を瞬間移動できるワープポイントを作れる”というもので,大きな遮蔽物などがはさまらない限り,ある程度の高低差も無視して設置・ワープすることが可能だ。
テレポは設置すれば誰でも使用でき,ワープ後の硬直などもない。
そのため,移動や奇襲に撤退まで幅広く使える印象だ。
ワープ後にバイオを配置していったん撤退するなど,戦略の幅もかなり広がりそうなので,チーム戦では最低1人は所持しておきたい。
新武器は2種。入手難度どおりに性能トップクラス
シーズン2からは,トップクラスの性能を備える新たな武器「フレアスロアー」と「インフェルノキャノン」も登場する。
この2種類の武器は通常の宝箱からは手に入らず,金武器を入手可能な新デザインの宝箱から確率で獲得できる。また,後述する「バハムート」を討伐したときにもドロップする可能性があるという。
新デザインの宝箱についてはやはり数こそ少ないものの,意識して探せば1マッチで2個見つけられることもあった。
見つかったとしても新武器が確定で手に入るわけではないが,金武器がドロップする仕組みなので,優先して探すだけの価値はありそうだ。
肝心の性能は,入手難度が高いこともあってどちらも強力だ。
フレアスロアーは前方に炎をまき散らす火炎放射器となり,ボタンをロングタップしているあいだは炎を放出し続けられる。
火炎は威力が高く,少し当てただけで40ダメージほど入る。
そのまま当て続ければ継続ダメージになるので,近距離戦であればタイマンでも乱戦でもトップクラスの強さになるだろう。
一方でインフェルノキャノンは,敵にホーミング弾を数発飛ばせる銃だ。照準は広く,画面内に収めれば簡単に相手を狙い撃てる。
弾速も速いので,遮蔽物のない場所なら避けるのも難しい。
さらにインフェルノキャノンはチャージも可能で,チャージ時間に応じて弾の威力がアップし,最大までためると“一定時間ビームが照射”される。こちらは当て続ければ300ダメージ以上は稼げる。
しかし,対人戦でビームを狙うのはかなり難しい。当てるだけならまだしも,当て続けるとなると自信がある人はそういないだろう。
一方で,大型モンスター相手であれば間違いなく重宝するので,対人戦はホーミング弾,モンスター戦は最大ビームと使い分けが肝心だ。
「バハムート」討伐はチーム向け?
ホーミング弾への対処が攻略のカギ
シーズン2では,訓練フィールドの上空を旋回する「バハムート」にチャレンジできるようになった。バハムートはとくにイベント発生などもなく,マップ内に常時出現している状態だ。
これに伴い,マップにも変化がある。いくつかのエリアには「結晶」が存在し,バハムートはそれらに降り立つ形だ。
また,バハムートに挑める場所にはテレポも設置されているので,付近に近づけば山を登ることなく交戦エリアまで行くことができる。
そのぶん,いついかなるときも“漁夫の利”が発生しやすい環境なので,挑むも奪うも見守るも,タイミングは意識する必要がある。
バハムートは飛行しながら特定の結晶に停留するが,マップ上にはつねに位置が表示されているので,出会うだけなら苦労はない。
手っ取り早く挑む方法としては,バハムートと戦えるエリア(停留所)から狙撃するという手もある。飛行中のバハムートに一定ダメージを与えると,戦闘エリアにワープしてきて即時戦闘に入れるからだ。
バハムートとの交戦に入ると,周囲一帯にシールドが展開される。
こうなると遠方地からの狙撃で援護するなどはできなくなり,互いに見合った一定範囲内で戦わなければならない。
実際,バハムートに挑んでみたところ,先行プレイ環境のNPC戦とあって,ソロでの攻略にはかなりの準備が必要だと感じさせられた。
相当にレベルを上げて,宝箱や補給物資からレア装備をそろえて,プレイング面の攻略知識も蓄えて,それでどうにかといったレベル。
バハムートにはいくつかの攻撃パターンがある。一つは横なぎにブレスを放ってくる「フレアブレス」だ。前方範囲に対して放たれるこの攻撃に被弾すると,それだけで大ダメージを受ける。
もう一つ,非常に厄介なのが「ヘビーストライク」である。
こちらはバハムートの両手に発生した弾が順番に飛んでくる攻撃だが,これまたかなりホーミングしてきて回避が難しい。
少なくとも,ただ走っているだけでは2発とも被弾する精度だ。
たとえ壁に隠れていても,カーブして横から回り込んでくるほどで,単純な移動回避や簡素な遮蔽物利用での回避はほぼ不可能。テレポやエアロでの緊急待避,あるいはスタイルごとのアビリティで防ぐほかない。
ヘビーストライクは1発で大きなダメージを受け,回避できないと2発受けただけ,それはもう一瞬でHPが溶ける。ハイポーションでの回復も間に合わず,すぐさま2回めのヘビーストライクを撃たれればジエンド。
チーム連携で狙いを分散させないと,攻略は困難だろう。
一応,ソロで攻略するために回避手段を考慮しつつ,エクスポーションなども確保して万全の態勢で挑んでみたものの……。
今回は装備やスタイルを変えて計6回ほどチャレンジしてみたが,結局,一度も倒すことはできなかった。
残念ながらバハムートは倒せなかったが,もし撃破できれば召喚マテリアの“バハムート”や,前述したフレアスロアー,インフェルノキャノンがドロップすることもあるようだ。
立ち会うリスクは高いが,それに見合った報酬も得られるので,装備や状況を整えてぜひチャレンジしてみてほしい。
ドラグーンやテレポの登場で環境が変化し,バハムートという強大な目標も追加されていたシーズン2。これまでとはまた違った環境での戦いになるので,そろそろの開幕日を心待ちにしている。
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