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ホラーゲーム「Mundaun」にインスピレーションを与えた実在の廃墟を探訪する映像公開。ゲームより不気味か
「Mundaun」公式サイト
「Mundaun」は,謎の火事で祖父が亡くなったため,アルプス山麓にある故郷に戻ってきた若い青年が主人公となるタイトル。鉛筆画風のグラフィックスが使われており,その上に雪から生じる冷気といった効果が加えられた,まるで昔のモノクロ映画にフィルターをかけたような独特のゲーム画面が特徴だ。
ゲームの舞台は,Hidden Fieldsのディレクターを務めるミシェル・ジーグラー(Michel Ziegler)氏の生まれ故郷に建つ廃業したホテルをモデルにしているとのことで,公開された映像は,現在は無人で手入れもされていないその廃墟に,わざわざ暗くなってから行ってみるという内容だ。幼いジーグラー氏にとって,映画「シャイニング」を連想させる不気味な場所だったそうだが,閉館後,長い時間が経過しているにも関わらず,エンディングでは,なぜかホテルに照明が点り,同行のカメラマンと一緒に「さっきまで灯りなんてなかったよね」と訝しがるオチがついている。
「Mundaun」は,上記のように3月16日,インタフェースとテキストが日本語に対応したゲームとしてリリースされる予定で,コンシューマ機での展開も目指しているとのこと。今のところ予約受付などは行われていないが,気になる人はSteamのストアページを確認してみよう。
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