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小型ゲームPC「ONEXPLAYER mini Pro」Ryzen 7 6800U搭載版の予約受付がはじまる。12月1日までの予約で10%引きのキャンペーンも
内蔵ストレージ容量が異なる3モデルをラインナップしており,ONE-NETBOOK公式オンラインストアと,小型PC専門店ハイビームにて予約の受付を開始している。税込価格は以下のとおり。なお,12月1日までブラックフライデーセールとして,本体価格が10%引きとなるのに加えて,専用ケースと専用ドッキングステーションが付属するという。
- メインメモリ容量:16GB,内蔵ストレージ容量:512GB,16万2800円(セール価格:14万6520円)
- メインメモリ容量:16GB,内蔵ストレージ容量:1TB,16万9800円(セール価格:15万2820円)
- メインメモリ容量:16GB,内蔵ストレージ容量:2TB,19万9800円(セール価格:17万8200円)
ONEXPLAYER mini Proは,7インチサイズで解像度1920×1200ドットの液晶ディスプレイを搭載する小型ゲームPCだ。すでに国内販売済みの「Core i7-1260P」搭載モデル(関連記事)や下位モデルの「ONEXPLAYER mini」と,筐体サイズは変わらない。
ただし,Ryzen 7 6800U搭載版は,公称本体重量が既存製品の約619gから,約612gと若干軽くなった。加えて,左右の側面にLEDイルミネーション機能を搭載する点も目につく違いとなる。
搭載CPUのRyzen 7 6800Uは,「Zen 3+」世代の8コア16スレッド対応モデルだ。統合GPUは,RDNA 2ベースの「Radeon 680M」で,ゲームでも高い性能を発揮するという。また,超解像技術「Radeon Super Resolution」などのAMD独自技術も利用できる。
「GPD WIN MAX2」や,「AOKZOE A1」など,Ryzen 7 6800U搭載製品はすでに登場しているものの,ONEXPLAYER mini Proは,これらと比べて小型軽量であるのも見どころと言えよう。
ONE-NETBOOKによる検証では,解像度1280×800ドットかつ,CPUのTDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)を28Wに設定するという前提であれば,グラフィックス設定を「高」にしてもAAAタイトルがある程度快適にゲームをプレイできたそうだ。
「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」で検証したところ,解像度1920×1080ドット,グラフィックス設定が「ノートPC(標準)」で,9442というスコアだった。4Gamerのベンチマークレギュレーションにおいて,快適なプレイの目安として定めている8000を超えており,性能の高さがうかがえる。
ディスプレイの左右に備えるゲームパッド機能は,既存製品と共通で,使用するスイッチなどにも変更はないという。
また,Ryzen 7 6800U搭載版では,ONE-NETBOOK独自の設定ソフトウェア「GAME CENTER」をプリインストールするのもポイントだ。GAME CENTERでは,CPUのTDPやGPUコアの動作周波数,冷却ファンの回転数などの調整に加えて,LEDイルミネーションの設定なども行える。
なお,既存のONEXPLAYERシリーズでもGAME CENTERを提供する予定で,詳細が決まり次第改めて発表するそうだ。
ONE-NETBOOKのONEXPLAYER mini Pro Ryzen 7 6800U搭載版製品情報ページ
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