サバイバルアドベンチャー「Ashwalkers」の最新トレイラーが公開。2021年2月3日から期間限定でデモ版をリリース

　パブリッシャのDear Villagersは，フランスのNameless XIIIが開発しているサバイバルアドベンチャー「Cendres」の名称を「Ashwalkers」に変更し，その最新トレイラーを公開した。


　本作は，DONTNOD Entertainmentの創業者でもあったアーブ・ボニン（Herve Bonin）氏が独立して開発を進めるプロジェクトとなる。

　物語の舞台は，地球全域の火山活動が激化するという天変地異により文明が崩壊し，それから200年が経過した世界だ。そんな中，人類の生き残りから4人の先遣隊が選ばれ，永住可能な場所と噂される“The Dome of the domes”という場所を探して旅に出るという物語が展開する。


　プレイヤーは，勇敢なリーダーのペトラ，熱血漢のシン，楽天的な科学者のカリ，そして慎重さが取り柄のスカウトであるナディールの4人で編成されたスクワッドを操作。各キャラクターの特徴を生かしながら，様々な局面を乗り越えていくことになる。

　冒険の行く先々では，資源を収集し，クラフティングによって体温低下や怪我などの肉体的な問題に対処する必要も発生する。また，プレイヤーの選択によっては精神面にダメージを被ることもあり，それらの結果によって，最終的には34パターンのエンディングに行き着くという。
　1回のプレイは約2時間で，ストーリーの進展を自由に選択しながら何度も何度もプレイしていくという，オープンエンドな作りになっているとのこと。


　この世界は草木がほとんど生えていない核の冬のような状態で，地表には灰が積もっている。また，時には“グレイストーム”と呼ばれる灰の嵐が発生したり，酸性雨が降り注いだりもするといった悪劣な環境でもあるようだ。
　呼吸も困難なのか，全身をスーツで覆わなければ生きていけないこの世界。赤い血のり以外は浅いモノトーンで表現されており，アポカリプスを感じさせる雰囲気となっている。


　発売は2021年春に予定しているが，Steamのページによると，現時点で日本語化の予定はない。ただ，2月3日から9日（アメリカ時間）にかけて開催されるSteam Festivalでは，無料デモが公開されるということなので，気になる人はウィッシュリストに追加しておくのもいいだろう。

「Ashwalkers」Steamページ