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都市建設シム「Timberborn」のアーリーアクセス版がリリース。人類が消えた世界で進化したビーバー達の国づくり
「Timberborn」公式サイト
「Timberborn」は環境破壊で人類が滅亡して以来,長い時間が経過した地球で,新たな知的生物としてビーバーが暮らしているという設定だ。ビーバー達は,コミュニティを形成するようになり,やがて,木材を中心にした文明を開花させ,都市作りを行うようになった。
中央を流れる川の左右に広がる地域に,倉庫と作業場を合わせたような建物がポツンと立っている状態でプレイを始め,風車や水門,発電所を作り,さらに農地の開拓や灌漑を行い,やがて,高度な町作りに不可欠な鉄器を生産するために鉱山開発を行っていく。
プレイヤーが選択できるのは,自然との共生をモットーに農地開拓を主軸とする「フォークテイル」と,工業化を目指す「アイアン・ティース」という2つの陣営で,それぞれにまったく異なるプレイが楽しめる。アーリーアクセス版では,以前からアナウンスされていた「乾季の到来」といった要素が登場するので,水路などの灌漑設備をしっかりと準備しておかなければならないだろう。
2018年から開発が進められてきた「Timberborn」だが,それほど大きくないデベロッパなので,細かい開発スケジュールを組んで自分達を追い込みたくないようだ。現状は,水に関する要素を増やしたり,日本語を含むローカライズを順次行う予定で,アーリーアクセス版の調整が進めば,「2021年のホリデーシーズン」のリリース予定が早まる可能性もあるという。
ビーバー達の都市作りを楽しみたい人は,アーリーアクセス版をプレイしながら今後の発展を見守っていこう。
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