日本語版「Slay the Spire: The Board Game」，クラウドファンディングを2023年1月10日スタート。支援プランの詳細と価格も公開に

　ケンビルは本日（2022年12月22日），日本語版「Slay the Spire: The Board Game」の発売に向けたクラウドファンディングを，Kibidangoで2023年1月10日にスタートすると発表した。


　本作は，Mega Crit Gamesのデッキ構築型ローグライク「Slay the Spire」を原作とする，Contention Gamesのボードゲームだ。11月2日にスタートした海外向けのクラウドファンディングでは，目標額の5万ドルを大きく超える約394万ドルの支援金が寄せられた。

　今回のクラウドファンディングは日本語版限定のもので，Kibidangoでは募集開始前のキャンペーンページが公開されている。なお，既にKickstarterで行われたクラウドファンディングでバッカーになっている人は，リワードとして日本語版を選択できる。


　キャンペーンページでは，ゲームの概要や支援プランと内容が掲載されている。プランは全3種類で，ミニチュアやスリーブが収録された「スレイヤープラン」，メタルコインやキャラクターマットなど付属する「コレクタープラン」，大きなプレイマットとベータアート採用の特製カード入りの「ネオーの全部入りプラン」が用意されている。

　それぞれの通常流通時の価格は，スレイヤープランが1万7800円，コレクタープランが2万6000円，ネオーの全部入りプランが3万9800円となっている。本来は1000万円以上の資金が必要だが，目標金額は500万円に設定され，1000万円に達しなかった費用はケンビルが負担するという。

　また，カードデザインには原作版と同様の日本語フォントや文字装飾を採用しているなど，原作再現に力が入っているようだ。原作の翻訳はコンシューマ/スマートフォン版とPC（Steam）版でやや異なっているが，プロジェクトページには「Steam版に精通した方にアドバイザーとして参画していただき，翻訳やデザインのさらなるクオリティアップにつなげます。」と記載されており，翻訳などはSteam版に寄せたものになることが予想される。

Kibidango「Slay the Spire: The Board Game 日本語版」キャンペーンページ

「Slay the Spire: The Board Game」公式サイト

『Slay the Spire: The Board Game 日本語版』
1月10日 クラウドファンディング開始予定

　株式会社ケンビルは、2023年1月10日（火）16:00、クラウドファンディングサービス「Kibidango」にて『Slay the Spire: The Board Game 日本語版』のキャンペーン開始を予定している。現在、概要を記したキャンペーンページを先行公開中。


　同作は、海外クラウドファンディングにて390万ドル（約5億3000万円）を集めた『Slay the Spire: The Board Game』の日本語版。人気デジタルゲームを原作としたボードゲームということで、国内のデジタルゲームファン・ボードゲームファン双方より注目を集めている。

　原作は、道中の敵を倒して自分のデッキを強化していき、最終ボスの討伐を目指す1人用アドベンチャー・デジタルカードゲーム『Slay the Spire』（Steam／Nintendo Switch他で配信中）。圧倒的な中毒性で多くのファンを持つ。

　そのシステムを忠実に再現しながらも、最大4人までが楽しめる協力型ゲームに仕上げたのがこの『Slay the Spire: The Board Game』。仲間が1人でも倒れれば即ゲームオーバーの緊張感の中、パーティで相談しながらステージを攻略していこう。

　2023年1月10日（火）16:00〜2023年1月30日（月）22:00までの期間、クラウドファンディングサイト「Kibidango」にて日本語版の支援を受け付ける。内容物が異なる3つのプラン（それぞれ16,500円／22,000円／34,500円。いずれも税込み・送料込み）が展開される他、支援総額によっては追加の内容物も解禁される予定だ。

キャンペーンURL：
https://kibidango.com/2313