このゲームの読者の評価
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シリーズから離脱してしまった人も是非 85 - 投稿者:レン(男性/30代)
- 投稿日:2022/10/17
- 良い点
- ・絆イベントの廃止
・主人公がこれまでにない年長者て好感を持てる
・重要人物の死などエグみが増したストーリー
・雑魚戦の簡略化 - 悪い点
- ・ミニゲームは薄め
・独特な言い回しなどは健在
・後付け設定がちょっと気になる - 総評
- シリーズで最も苦手だった絆イベントが廃止され、ヒロインが2人に固定されました。
特にうち一人は主人公の元カノというのも、シリーズにない設定で良かったです。
また主人公が年長者となったことにより、
リーダーシップを発揮する事や闇社会にもある精通していることに違和感がなく
ストーリー面でもキャラの死を扱うようになり、これまでに比べて厚みが増しました。
空FCから遊んでおり、初めて遊んだのは学生でしたが、
今や立派なおっさんになった自分にとっては、
主人公が年長者になりストーリーがちょっと大人向けになったのはよいテコ入れでした。
閃シリーズの頃には、
「良いところも悪いところも変わらないシリーズ」と評していましたが、
本作でそのイメージは変わり、しっかり良くなって行くシリーズだと認識を改めました。
先日発売した続編も期待を持ってプレイできそうです。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 4 5 5 -
軌跡一作目の中ではかなり高い満足感を得られる秀作! 90 - 投稿者:panda(男性/20代)
- 投稿日:2021/11/17
- 良い点
- ・キャラクター
・主題歌
・BGM
・終わり方(零の軌跡くらい)
・コマンドバトルシステム - 悪い点
- ・一部の演出
・キャラクターと一緒に声優の名前を出す方式
・ストーリーの流れ
・言い回し
・フィールドバトルシステム
・教団
・やりこみ要素の削減 - 総評
- アニヴァンじゃん……ってプレイヤーから自然に漏れ出る空気が、
キャラクターの関係性を描くうえで丁度いいと思う
■プレイした余韻が心地いい、そんなRPGは軌跡シリーズだと割と久しぶり
ストーリーはきれいにまとまり、キャラクターは割とみんな幸せに終わる。なぞは残っているけど、不穏な感じや未来の悲劇は見当たらない。
ぐうの音もあんまりでない終わり方でした。
■主題歌の格好良さは随所で披露される。一方で他のBGMの印象は薄め…
でも [maybe it was fated] のアレンジに一気に持っていかれた。
黎の主題歌歌詞だけでなく、こっちの歌詞もぜひ覗いてほしい。
■バトルシステムは大きく一新された。
従来のRPGらしいコマンドバトルとアクション的なフィールドバトル。
この“2つ”があるとされていたが…
つまるところフィールドバトルは零から続くフィールドアタックの延長。
非常にシンプルで爽快感に乏しく、結局コマンドバトルに入る前の前座でしかなかった。
アクションとコマンドをシームレスに切り替えられるとの前情報だったが、
事実上やるのはアクション→コマンドの一方通行。もちろんコマンド→アクションもできるが、やる意味が全くない。攻撃後の隙が大きく、アクションゲームとしてみるとあまりにお粗末。
アクションゲーム部分だけで倒せる同格の(格下は今まで通り普通に蹴散らせる)敵もいるが、ほとんどの敵は倒れる直前になると回避不能攻撃を放ち強制的にコマンドバトルへ。
アクションゲームができるとは思ってはいけない。
一方でコマンドバトルは非常に良くなった。
移動が自由にできるようになったことと、新システムのS.C.R.M(以下スクラム)が非常に好相性なのだ。
スクラムは操作ユニットの付近にいるキャラクターが行動を補佐したり、追撃を行ってくれるシステムだが、この“付近”というところがミソで、当然離れすぎると発動しない。
もちろん固まっていれば範囲攻撃をまとめて受けるし、一部クラフト(戦技)に設定された特効効果(敵の背面や側面から攻撃すると威力が上がる)が生かせないなどのデメリットもある。
相手の攻撃を凌ぎながら、こちらの火力をしっかりと上げる陣形の構築が戦術に加わったのだ。
しっかり考えたい要素が付加されたのに、なんだかキャラクターがやけに急かしてくるのはマイナスポイントだけど)
賛否ある要素として
■やりこみ要素の削減がある
従来の「こんなのわかるか!」的な連載小説の蒐集が消え、釣りも消えた。
魔獣図鑑はあるが、魔獣の説明テキストは消え、バトルのたびにアナライズすることもなくなった。
ちょっとさびしい。
■演出の調子が不安定。
・物語序盤で味方の遊撃士が敵の幹部を足止めするシーン
・中盤で主人公が敵の注意を引くシーン
どちらも戦いの中を切り取った派手なイベントが挿入されるが、前者は同じモーションをエフェクトだけつけて繰り返すだけ。後者はOPにも使われるくらいの名アクション……
挙げた点に限らず、力を入れているだろう個所とそれ以外の落差が激しい。
圧倒的“非”ポイント
■キャラクター登場時、キャラ名と一緒に声優の名前を出す
めちゃくちゃに没入感がそがれる。
敵の幹部に猟奇的な個性をもつメルキオルというのがいるが、登場シーンで画面には[cv.蒼井翔太]の文字。
どんなに残虐なことをしても、私のイメージがポプテピピックである(ごめんなさい)。
しばらくこの方式が続いているが、本当にこれきりにしてほしい。
ともあれ、総合的にグラフィックも向上し、ストーリーもきれいにまとまった!
力不足を感じてしまう部分も多かったが、今後の共和国編が楽しみな一作目だった。
しっかり追いかけていきたい。
「1リジュってのは1cmと同じだぜ」 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 3 4 2 -
シンプルに面白かった 85 - 投稿者:チャーハン(女性/30代)
- 投稿日:2021/10/20
- 良い点
- ・一新されたキャラクター
・主人公に固有の人格がある
・キャラ同士の人間関係に奥行きが生まれた
・パーティ内の雰囲気が良い
・ヒロインがキャラ立ちしていて印象に残る
・一作品単独でシナリオが一区切りついた
・グレーな立ち位置が上手く活かされた展開、新鮮で面白かった
・グラフィックが向上
・良質なゲームミュージック - 悪い点
- ・「…ぁ…」「ああもう」等の乱用(いつもの)
・誤字脱字、謎の日本語(主語が2回登場)や表記誤り(タイレル地区→タイトル地区)などライターの疲れが垣間見える
・敵キャラクターに魅力がない
・新規参入しづらいと思われる(前作まで知識がないと意味が分からない会話多数あり)
・一人だけボイスがあり他キャラは全員テキストのみの会話(没入感が薄れる)
・フィールドバトルのキャラ性能差がかなりある
・ロードの長さ(建物内含め1MAP全読み込みのため一長一短)
・処理落ち(特に終盤はひどい) - 総評
- 「閃の軌跡でもうこりごり、創の軌跡で帝国編が終わるから、軌跡シリーズ卒業しよう」という方にぜひ読んでいただきたいのですが、この黎の軌跡、面白いです…。
わたしは空信者で零も好きで閃アンチなのですが、黎は絆システムの撤廃と引き延ばしシナリオの改廃により一作品の良RPGとして一応完成しています。(謎も多少残っているので伏線完全消化ではない)
ラストでto be continuedと表示されるので続くことは続くのですが、「シナリオすっきりで楽しかった。続きが楽しみだな」という気持ちで続編を待つことが出来ます。
今作で一番良かったのはやはり絆システムの撤廃で、今までそれが枷となってパーティ内の人間関係が希薄だった点が完全に解消されました。
ヒロイン候補は二人のみで他の女性キャラから主人公に矢印は出ません。
ヒロインが絞られたことで二人のヒロインの設定を盛ることが可能となっており、二人とも魅力的で印象に残ると思います。
また、パーティ内のキャラの関係性も章を追うごとに変化があり楽しかったです。
アーロン→他キャラの呼び方が途中から変わるのもすごく良かった…(例:チビ→フェリ、フェリーダに変化する)
パーティメンバーも主人公に盲信的ではなく、「ふざけんな」とぶった切ったり、着いてくるなと言われても尾行したりと人間的で良かったです。
主人公が24歳と今までと比べるとかなり年齢が上がりましたが、言動に一貫性があり株が下がる展開がありませんでした。
キャラも立っており、不快感もなく、好印象でびっくりするくらいです。
だからこそ主人公だけボイスなしの会話が多く残念でした。予算の関係だと思いますが、えっ!ここついてないの…と何度か肩を落としました。
グラフィックの向上も著しく、モブはまあひどいですがメインキャラは大分見られる作りになりました。創と比較しても一目瞭然かと思います。
直前にテイルズオブアライズをプレイしていたので落差あるかなと思っていましたが、結構すぐ馴染めました。(アライズと比べれば差はあります)
ボリュームも十分あり、フルプライスで買って後悔は一切ありませんでした。
日本ファルコムさん、黎の軌跡を閃の軌跡からかなり方向転換してこのテイストで出していただき本当にありがとうございます。
続編楽しみにしています。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 2 5 5 -
シリーズの進化と同時に退化も感じた一作 60 - 投稿者:ヤマシタリョウスケ(男性/20代)
- 投稿日:2021/10/11
- 良い点
- ・戦闘のシームレス化
RPGの宿命である通常戦闘のダルさを見事なまでに解決した。とても快適だったので次回以降もこれでお願いしたい。欲をいえば、アクションバトルが良くも悪くもシンプルだったので次回はクラフトやアーツも使えたらいいな。
・キャラデザが良い&ハーレム路線の脱却
今作のキャラデザはまじで神である。歴代の作品と比べてもかなり凝っているなと感じた。またこれまでの作品で主人公ワッショイだった女性陣もやっとその路線から脱却しており、見ていて気持ち悪さがなくなった。今後もこの路線を継続し、絆レベルの高低に関わらずシリーズの根幹を成すような人間関係をストーリー中で築いてほしい(例えばエステルヨシュアのような)。
・大人っぽい世界観&人間関係
本作のこれまでと大きく違うところは主人公の年齢が高めなことである。その設定を活かし、様々なコネクションや経験を持っており非常に魅力的である。対象年齢のやや高めのゲームであるため共感できる部分もあるプレイヤーも多かったのではないだろうか。これまでの主人公以上に濃いキャラになっており大変よい。
・戦闘バランスがちょうどいい
軌跡シリーズと言えば、ゲームバランスの壊れた戦闘で名高い(閃2の裏疾風マンや戦閃3のユウナなど)。しかし、今回は壊れ技もそこまでなく上手く調整されていたように感じる。これはシリーズ初の快挙とすら言える。
・かなりボリュームがある
大した製作期間もない中でホントによくこんだけ遊べるゲームを作るなーとただただ毎回関心する。だが、下記のようにお粗末な点も多いのでどちらかというとそちらの改善にその労力を当てて欲しい。 - 悪い点
- ・様々の機能の退化
今作はSクラフトやアーツのスキップ、高速モードなどなどこれまでのシリーズで積み上げてきた蓄積をなぜか廃止した。これによる不快指数は極めて高い。なぜこうなったのか全く理解が出来ない。今作の評価を下げる最大の要因である。
・ロードが長い&たまにフリーズする
普通に不快。どうにかしてください。
・シナリオの作業感が(相変わらず)強い
毎回だが軌跡シリーズの評価を落としうる最大の要因。町の見回り&クエスト受注→出向からのクエスト→ボス戦……→最後は主人公覚醒という流れをただただ繰り返す。シナリオも長いのでくそダルイし本当に飽きる。もうちょい工夫できないものか。
・敵役に魅力がない
今作はシンプルに言えばマフィアを捕まえるゲームである。ただマフィアは強いが、大した魅力もなくやる気をそがれる。軌跡シリーズの敵役と言えばオズボーンやC、レーヴェや碧の至宝など魅力的で考えさせられるものが相応しい。なので今作の敵役はお粗末に感じた。
・結末がやばすぎる
正直クソ笑った。閃4でそれもう見たよwwwww
・BGMがまあまあ
悪くはないが、昔ほど印象に残る曲がすくないなーと感じる。創の軌跡から急激に落ちた印象。がんば。 - 総評
- 以上のように間違えなく進化を感じた作品だがそれ以上に退化したようにすら感じた。大人っぽい世界観やアクションなど攻めた姿勢を感じたが、それ以上に基本的な部分に改善の余地が多数あり正直満足感は低い。ぜひ基本的なところから見つめなおしてほしい。
- プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 1 1 4
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