サバイバルホラー「The Callisto Protocol」，TGA 2020お披露目映像のノーカット版が公開。“Dead Space”のクリエイターが手がける新作

　Kraftonは，カリフォルニア州のサン・ラモンを拠点とするStriking Distance Studiosが手がけるサバイバルホラーゲーム「The Callisto Protocol」の，新たなシネマティックトレイラーを公開した。


　日本時間2020年12月11日にオンラインで開催されたThe Game Awards 2020（以下，TGA 2020）にて正式発表となったThe Callisto Protocolは，2320年という遠い未来の世界が舞台。タイトル名にもある「カリスト」とは，木星の第4衛星のことであり，そこには厳重に警備された刑務所コロニー「ブラックアイアン・プリズン」が設置されている。本作でプレイヤーは，この刑務所から抜け出した脱獄囚となり，さまざまな恐怖と立ち向かい，サバイバルを繰り広げることになる。


　今回のトレイラーは，TGA 2020で公開された映像のノーカット版，そして拡張版という位置付けで，映像中で男性が襲われる部分のより具体的な姿，さらに映像の終盤では，男性の“その後”もわずかな時間ではあるが確認できる。年齢制限が設定された，ゴア表現の強い映像だ。


　Kraftonは，「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」で成功を収めたBlueholeやPUBG Corporationなどで構成されるゲーム制作スタジオ連合であり，PUBG Corporationが設立したStriking Distance Studiosも同連合のスタジオの一つとなっている。チームを率いるのは，かつてElectronic Artsで「Dead Space」を手がけるなどプロデューサーとして多くの経験を持つGlen Schofield（グレン・ショーフィールド）氏で，同スタジオは150人のメンバーで，本作のリリースに向けて開発に乗り出しているという。

　なお，本作の公式サイト（※外部リンク）は日本語化されており，そこには「CERO（審査未定）」のマークも掲載されている。本編の国内リリースはほぼ間違いないと考えて良さそうだ。
　そんなThe Callisto Protocolは，PCとコンシューマ機に向けて，2022年にリリース予定となっている。

「The Callisto Protocol」公式サイト