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「Wizardry Variants Daphne」に,政府関係金融機関から5億円の投資が決定。激化する市場で日本のコンテンツ産業の挑戦を支援
※「Wizardry」は,1981年にアメリカで発表されたRPGシリーズで,現在はドリコムがIPを保有している
近年,外資系企業の参入により,競争が激化するスマホゲーム市場で求められるクオリティレベルの上昇や,それに伴う開発期間の長期化などで,資金やリスクの負担が課題となっている。
DBJは政府関係金融機関で,コンテンツ産業におけるIPや特許など,広義の無形資産への投資を通じたサポートを推進しており,今回の投資はその一環として行われた。
「Wizardry Variants Daphne」は,各ストアで事前登録を受付中だ。現在は,2024年10月のリリースに向け最終開発を進めている。
「Wizardry Variants Daphne」,事前登録の受付をApp StoreやGoogle Playで開始。コザキユースケ氏が手がけたキービジュアルも解禁
ドリコムは本日(2024年8月15日),スマホアプリ「Wizardry Variants Daphne」の事前登録受付をApp StoreやGoogle Playで開始した。登録者数に応じて,ゲーム内アイテムや「冒険者の遺骸×10(キャラ10連ガチャ)」などを受け取れるチャンスだ。また,コザキユースケ氏ら制作に携わるクリエイター陣も明らかにされた。
「Wizardry Variants Daphne」レビュー動画を公式・メディア・配信者が公開決定。“動画で見たい気になるテーマ”も募集中
ドリコムは本日(2024年8月26日),新作スマホゲーム「Wizardry Variants Daphne」のレビュー動画を,9月以降に順次公開すると発表した。また,動画公開に先駆けて“動画のレビューテーマ”が募集されている。
「Wizardry Variants Daphne」公式サイト
「Wizardry Variants Daphne」ダウンロードページ
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政府系金融機関によるコンテンツ産業への投資促進の取り組み
株式会社ドリコム(本社:東京都品川区、代表取締役社長:内藤裕紀、以下ドリコム)は、本日2024年8月30日、ドリコムが保有するIP「Wizardry(ウィザードリィ)」シリーズの最新作として開発中のスマートフォン向け3DダンジョンRPG『Wizardry Variants Daphne』に対し、株式会社日本政策投資銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:地下誠二、以下DBJ)から5億円の投資を受入れることを決定いたしました。調達した資金5億円は、『Wizardry Variants Daphne』のゲームプロジェクトへの投資資金として充当いたします。
・政府系金融機関によるコンテンツ産業への投資促進の一環として『Wizardry Variants Daphne』を位置づけ
・当社にとってリスクを軽減でき、コンテンツへの投資を継続できる取り組み
・日本のコンテンツ産業におけるチャレンジ促進のきっかけに
政府系金融機関によるコンテンツ産業への投資促進の一環として『Wizardry Variants Daphne』を位置づけ
ドリコムの開発するゲームタイトル『Wizardry Variants Daphne』は、政府系金融機関であるDBJが行う、コンテンツ産業におけるIP活用促進に向けた投資の一環として投資受入れを実施いたしました。近年、モバイルゲーム市場は成長期から成熟期への移行が進む中、外資系企業の国内市場参入により競争が激化、新規タイトルに求められるクオリティレベルが上昇し、それに伴い開発期間が長期化・開発規模が拡大しています。さらに、コンテンツ産業全体においても有力なIPの創出・育成及び収益化に向けた投資の国際競争が激化しており、当社にとっても資金及びリスク両面の負担の増大が課題となっています。
DBJは、コンテンツ産業におけるIPに加え、特許やブランド等、広義の無形資産への投資を通じた日本企業の国際競争力強化に向けた取り組みを積極的にサポートする取り組みを推進しており、今回、上記のような両社の目的が合致したため、『Wizardry Variants Daphne』に対する投資への合意に至りました。
『Wizardry Variants Daphne』は、昨年実施したユーザーテストで好評を得ました。現在は、2024年10月のリリースに向けて最終開発を行っております。
当社にとってリスクを軽減でき、コンテンツへの投資を継続できる取り組み
本件はゲーム事業の個別プロジェクトの収益にリターンが連動する投資スキームを採用しております。これは、当社にとってエンターテインメント・コンテンツ開発というボラティリティの高い事業におけるリスクを軽減でき、挑戦を継続することができる取り組みとなっております。■調達の概要
(1)調達先:株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)
(2)調達金額:500百万円(上限)
(3)調達方法:当社は、DBJのために当社が今後配信する当該ゲームプロジェクト『Wizardry Variants Daphne』に対して収益分配請求権を設定し、DBJより当該収益分配請求権の対価の支払いとして500百万円を受ける。
(4)収益分配方法:当社はDBJに対して、当該ゲームプロジェクト『Wizardry Variants Daphne』から生じるキャッシュ・フローのうち一部を、収益分配金として支払う。
(5)担保の有無:無担保
日本のコンテンツ産業におけるチャレンジ促進のきっかけに
本件の実施に伴い、各社によるコメントを掲載いたします。株式会社ドリコム 代表取締役 内藤 裕紀のコメント
今回の資金調達について、DBJ様と合意に至ることができ、大変心強く感じております。昨今、日本のコンテンツ産業は勢いを増しており、政府より発表された「知的財産推進計画2024」および「新たなクールジャパン戦略」においても、コンテンツ産業の推進が重要な戦略の一つとして挙げられています。このような社会傾向の中で、本件のような投資の取り組みは、コンテンツ開発における大きな助力となり得るものです。今回の取り組みがこれからのエンターテインメント・コンテンツにとってポジティブな先行事例となり、投資のあり方の多様化や、国内のコンテンツ産業におけるチャレンジングな取り組みが促進されるきっかけとなることを期待しています。
株式会社日本政策投資銀行のコメント
日本の産業競争力強化のために無形資産への投資の重要性が増している中、コンテンツ産業はIP(知的財産)の獲得及び活用等、積極的な投資による成長が期待されています。本件はIP「Wizardry(ウィザードリィ)」を活用して国内外へ事業展開を目指すものであり、ドリコム様の「IPを軸としたエンターテインメント・コンテンツ企業への転換」を後押しするお取組としてご支援させて頂くべく、投資を決定いたしました。当行は、今後もコンテンツ産業における投資促進に向けた取り組みをリスクマネーの供給により支援してまいります。
『Wizardry Variants Daphne』とは
『Wizardry Variants Daphne』は、現在開発中の「Wizardry」シリーズ完全新作のスマートフォン向け3DダンジョンRPGです。「奈落」と呼ばれるダンジョンを中心にさまざまなクエストや謎解きを解決しながら奈落の奥深くを目指すことになります。
クローズドβテストでのフィードバックを踏まえ、更なるクオリティアップを行い、2024年10月にリリースを予定しております。
「Wizardry Variants Daphne」公式サイト
「Wizardry Variants Daphne」公式X
「Wizardry Variants Daphne」ダウンロードページ
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(C)Drecom Co., Ltd.
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