連載
「乙女チック4Gamer」第313回:「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-」は,死神と呼ばれる少女が死に向き合う恋愛ADV
女性向けゲームの情報を紹介する「乙女チック4Gamer」第313回は,アイディアファクトリーから2021年10月7日に発売される予定のNintendo Switch用ソフト「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-」を特集します。
本作は,死神に魅入られた国と呼ばれる西ヨーロッパの小国「アルペシェール」を舞台にした女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。
舞台となる「アルペシェール」で生まれる人々は「死の呪い」を受けており,23歳までに必ず死を迎えるという過酷な運命を背負っています。国民のなかには,シアン・ブロフィワーズ(CV:細谷佳正)が創り出したシステムを使い,自分のクローン体に記憶をダウンロードし,同一人物として生きる「リライバー」という,短命に抗い続ける人々もいます。
そんな過酷な国で暮らす主人公のセレス(※名前変更可能)は,関わる人物が急な死を迎えることから「死神」と呼ばれ,忌み嫌われています。
そんな人生に悲観して,自ら命を絶とうとしたとき,主人公は「死の番人」を名乗る謎の男・アンクゥ(CV:興津和幸)に出会い,導かれるままに,この国で起こるさまざまな死の謎に関わることとなり……。
本作は,イラストレーターの読さんによる美麗なビジュアルが目を引く,ダークファンタジーな世界が堪能できる作品です。重めの世界観が好きという人には特におすすめなので,ぜひチェックしてください。
また本作は,キャンペーン「オトメイト×Nintendo Switch 大抽選会2021」第3弾の対象作品です。景品のなかには,本作のイラストレーター描きおろし複製サイン色紙や出演キャストサイン色紙も用意されているので,購入を予定している人は忘れずにチェックしましょう。
――これは永遠の終焉へ向かう物語。
あらすじ
西ヨーロッパの小国・アルペシェール。
四方を海と黒き災いの花――リコリス・ノワージュに囲まれたこの国の人間は23歳までに死に至る《死の呪い》を抱いて生まれてくる。
万人に等しく死が降り注ぐアルペシェールは、いつしかこう呼ばれるようになった。
――死神に魅入られた国、と。
国民は短命である自分たちの運命を嘆き、抗う。
そして長年にわたる研究の末、あるシステムを創り出した。
23歳までに死を迎える肉体を捨て、記憶だけを生き永らえさせる――“記憶のダウンロード”。
“記憶のダウンロード”によって永続的に生き続ける人々は“リライバー”と呼ばれ、短命に抗い続けている。
時を同じくして、関わる者全てが不幸になることから《死神》と呼ばれる少女がいた。
人生を嘆いた少女が自ら生を終わらせようとした瞬間、目の前に《死の番人》だと名乗る謎の男が現れる。
番人の導きにより、少女は否応なしにこの国に巣食う《様々な死の謎》に近づくこととなる。
死神に魅入られた者の運命が行きつく先は――絶望だと知らずに。
世界観
舞台:アルペシェール
別名・死神に魅入られた国。
外周を《黒き災いの花》リコリス・ノワージュと海に囲まれた小国。
長い年月鎖国を行なっており、また、海流が激しいため他国から訪れる人はいない。
主に《庶民区》《富裕区》《研究区》の3つの区に分かれている。
この国の人々は《死の呪い》を抱いて生まれ、23歳までに必ず死を迎える。
キーワード:リライバー
シアンが創り出した独自のシステムによって、記憶のみで生き永らえている人々のこと。
本人の遺伝子から作った“クローン体”に“記憶データ”をダウンロードし、同一人物として生命活動を再開させることで、リライバーとなる。
肉体的な寿命は通常の国民と変わらないため、彼らは永遠と《23年》生きては死んでを繰り返している。
【生き永らえる】という点では万能なシステムだが、リライバーになるには大きな代償を支払う必要がある。
キーワード:庶民区(クーネ)
アルペシェールの大多数を占める区域。
マルシェや養護施設が集まり、一番活気が溢れている。一般的な国民は概ねここで生活をしている。
キーワード:富裕区(シュディ)
主に研究所や王家へ出資をしている人々が暮らしている。
庶民区(クーネ)よりも電気系統が発達しており、この区域で暮らす人々は電気自動車や馬車を移動手段として使うことが多い。
キーワード:研究区(セルネヴォル)
国の中央に位置し、国立研究所や王城など、重要な存在が多く集まっている。
最も技術が発達しており、庶民区(クーネ)の住民から見たら魔法のような区画。
キーワード:リコリス・ノワージュの花畑
アルペシェールの外周を囲むように咲いている、リコリス・ノワージュの花畑。
この花を手折ったり、排除しようとした者が寿命を待たず死を迎えることから別名《災いの花》と呼ばれ、多くの国民から忌避されている。
キャラクター / 主人公
死に魅入られた運命と決別する少女
※名前変更可能
CV:なし
年齢:18歳
職業:施設手伝い
「……神様。私は……たくさんの人を、殺しました」
本作の主人公。物心つく前に両親を亡くしている。
関わる人間が事故に遭ったり、急な死を迎えることから《死神》と呼ばれ、忌み嫌われてきた。
周りを不幸にしてしまう人生を悲観して命を絶とうとした際にアンクゥと出会い、この国の様々な《死》と向き合うこととなる。
キャラクター / 攻略対象
人を愛する運命を享受する男
CV:斉藤壮馬
年齢:18歳
職業:便利屋・自警団
「――たとえ俺をあいする者がいなくとも、俺はすべての人をあいするよ」
クルーンと呼ばれる便利屋を営んでいる青年で、自警団の一員。
真面目で誠実な人柄で、街の人々からの信頼が厚い。
博愛主義者で、悪事さえも場合によっては受け入れるものだという考えを持つ。
幼い頃に事故で負った火傷が原因で親に捨てられた。
人を愛し、助け続けていればいつか自分を愛してくれる相手に出会えると信じている。
人を導く運命を切望する男
CV:平川大輔
年齢:22歳
職業:教師
「教師はまさに、神から与えられた私の天職だと思っていますよ」
教会や養護施設を回って子供たちに授業を行う訪問教師。
主人公が暮らす施設にも度々訪れている。
几帳面で人当たりがよいが、正義感が強い一面も。
病気の妹がいて、よく病院を訪ねている。
神を信奉しており、子供たちは賜りものだと特に大切に扱っている。
人を赦す運命を拒絶した男
CV:天﨑滉平
年齢:17歳
職業:クロード家当主
「あいつを……兄さんの仇を、この手で殺したいんです……!」
富裕区に暮らす少年。読書が好きで、部屋の中は本で溢れている。
気弱で人見知りが激しく、人と目を合わせることが苦手で
上手く会話がかみ合わない時がある。
敬愛していた兄を《死刑執行人(ブロー)》に殺され、復讐のために犯人を捜している。
人を生かす運命に熱狂した男
CV:細谷佳正
年齢:23歳(肉体年齢)
職業:研究者・国立研究所所長
「体なんぞ所詮は、脳と心臓を保管するための容れ物だ」
国立研究所の所長であり、“記憶のダウンロード”を創った天才科学者。
本人もダウンロードを繰り返し、“リライバー”として長い年月を生きている。
人は使い捨ての道具であり、感情はバグだと思っている。
効率主義者で、自分や身内の命でさえも研究材料の一部という思考の持ち主。
人を求める運命と共鳴する男
CV:八代 拓
年齢:21歳
職業:自警団リーダー
「……昔からとことん変わらねえな。この国の人間の性根は」
主人公と同じ養護施設で育った自警団のリーダー。
現在は街外れで一人暮らしをしている。
ぶっきらぼうな言動が多いが根は優しく、困った人を見過ごせない。
主人公にとっては頼れる兄のような存在。
死を司る運命を翻弄する男
CV:興津和幸
年齢:???歳
「私との約束を果たしたら。……君を【普通の女の子】に生まれ変わらせてあげよう」
《死の番人》を名乗る神出鬼没な存在。
主人公の自死を止め、アルペシェールに巣食う死の謎を暴くように持ちかける。
人を煙に巻くような言動が多く、真意をくみ取ることが難しい。
イベントCG
限定版特典
・特典小冊子
・限定版特典ドラマCD『希望、それは渇望する未来。』
リュカ・プルースト:平川大輔
マティス・クロード:天﨑滉平
シアン・ブロフィワーズ:細谷佳正
アドルフ:八代 拓
アンクゥ:興津和幸
今日は彼女の誕生日。
サプライズパーティーを計画している6人は、部屋の飾りつけや買い物で大忙し。
個性豊かなプレゼントも用意されていて……?
慣れないことも頑張りも、全ては彼女の笑顔のために。
※ゲーム本編の核心に触れる内容が含まれていますのでプレイ後の視聴を推奨いたします。
※数量がなくなり次第終了となります。ご予約の際には必ず店舗でご確認ください。
※画像はイメージです。イメージが変更となることもございます。
予約特典
・ドラマCD『せめて、今宵幸せな物語を』
リュカ・プルースト:平川大輔
マティス・クロード:天﨑滉平
シアン・ブロフィワーズ:細谷佳正
アドルフ:八代 拓
アンクゥ:興津和幸
子供たちのために新しい絵本を手に入れたいリュカ。
国内の絵本はほとんど所有しているため、マティス、アドルフに【絵本を作る】手伝いを頼む。
そこに現れたイヴとシアン、そしてリコリスの花畑にいた不審者として連れてこられたアンクゥも巻き込み、 全員で思い思いの絵本を考えることに。
彼らが綴るのは、誰もが望む幸せな物語――。
※数量がなくなり次第終了となります。ご予約の際には必ず店舗でご確認ください。
※画像はイメージです。イメージが変更となることもございます。
「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-」公式サイト
※メーカーからの資料もしくはその一部をそのまま掲載しています
(C)2021 IDEA FACTORY