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「Mass Effect」3部作のリマスターバンドル「Mass Effect Legendary Edition」の詳細がアナウンス
「Mass Effect Legendary Edition」公式サイト
Mass Effectは,2007年から2012年にかけてBioWareが手掛けた「Mass Effect」(PC / Xbox 360),「Mass Effect 2」(PC / Xbox 360 / PS3),「Mass Effect 3」(PC / PS3 / Xbox 360 / Wii U)の3部作で構成されるシリーズ作品だ。
超高速での惑星間移動が可能になった22世紀を舞台に,地球連合軍のシェパード少佐(のちに大佐に昇格)が複数種族の連合体であるシタデル評議会の要請を受けて,機械生命体“リーパー”の銀河系侵略に対峙しながら,各種族の文化と歴史や,その葛藤に触れ,古代種族“プロセアン”と銀河の謎を追い求めていくというストーリーが展開する。
その3部作を4K Ultra HDでリマスターし,さらにHDR(ハイダイナミックレンジ)などビジュアル効果の追加や,40を超えるDLCを含めたパッケージとなる予定の「Mass Effect Legendary Edition」。公式サイトに投稿されたエントリーでは,「オリジナル版のプレイフィールを残しつつ,より明確なものに仕立てるのがリマスター版でのチャレンジだった」と述べられている。
そのうえで,最も大きな変化がみられるのが,1作目である「Mass Effect」のコンバットシステムだ。当初はBioWareの伝統を引き継いで,1戦1戦の裏でサイコロを振る要領でガンプレイがランダム化されていたものが,銃器ごとの命中度(Accuracy)に合わせた攻撃力となる,2作目,3作目と同じようなシステムに調整されたという。
これに合わせて,ADS(Aim Down Sight)使用時に狙い付けしやすくしたり,Aimアシスト機能も2作目,3作目と同等のものに改良されたりしているほか,スプリント(ダッシュ),メレー攻撃,スナイパーライフルの揺れ効果,弾丸MODのルートドロップ,クラス限定銃器の解除,Medi-Gelの効果増強,さらにはスクワッドの1人ひとりをコマンドできるといった部分でも,1作目に見られた“野暮ったさ”が解消されているようだ。
また,惑星上の探索で高い評価を得ていた6輪バギー「M-35 Mako」は,数少ない批判ポイントでもあった“重量感のなさ”が改善され,合わせてハンドリングなどフィジックス面も強化されており,シールドのリチャージングが早められたり,背後にスラスター(推進装置)が追加されてスピードブーストできるようになったりしているという。
ほかにも,シェパードのキャラクター作成は一元化され,1作目のスタート時に作ったキャラクターで,そのまま2作目,3作目をプレイできるのも大きなポイントだろう。キャラクターも肌の色や髪型などカスタマイズ要素が増えているのに加え,オリジナルシリーズで使っていたキャラクターを流用したければ,それぞれの作品のキャラクター作成画面に表示されているコードを入力することで復元することも可能になっている。
もちろん,過去に見過ごされていた数多くのバグの除去やオーディオ面の改善,さらにはアスペクト比21:9解像度のサポートといったなどさまざまな修正やアップグレードが行われているという。
「Mass Effect Legendary Edition」の発売は2021年5月14日が予定されており,プレオーダーも始まっている。オリジナル版をプレイしていない人も,シリーズを通してプレイし尽したというファンも,プレイし甲斐のあるリマスター版になるのは間違いなさそうだ。
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(C)2020 Electronic Arts Inc.
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